しろとまたたび2

2007-10-20 02:28:16 | 
またたび粉の顔になってました。
おでこのところとか・・・(笑)
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しろとまたたび1

2007-10-20 02:08:42 | 
またたびには1秒、匂い一瞬でべろべろに泥酔するしろですが・・・(続)
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NHKライスショック第2回放送、ちょっとキューバと比べてみる

2007-10-20 00:41:55 | Weblog
NHKのライスショック、第2回の感想です。
日本の米農家の現状を取材。
まず、大潟村で米を作る男性の話。
大潟村と言えば大規模農業の先駆けとして有名ですね。
そんな農地の広いところでも年収300万にもならない状況。
1俵(60kg)作るのに11000円かかるのに、買取は10000円にしかならない・・・
別の畑でりんごを作り、それを1軒1軒訪問し一袋500円で売りなんとか繋いでいる(悲)
農薬を減らした米を作り、農協を通さず販売もしているようですが、それもなかなか売り上げが伸びずという状態でした。
借り入れ金額は7000万を超え、これ以上農協から融資も受けられなくなり、来年の植え付けもできないのでは?ということになっていました・・・
国は大規模化を進め、小規模農家には補助金を打ち切るそうです。
大規模化に賛成する集まりでは、個人で持っている田んぼは6枚くらいを1つにまとめ、大型コンバインで効率化するために話し合っている状態でした。
そのために1軒100万のお金がかかるとか。
しかし、どれだけ効率をよくしても、地平線の見えないような農地でやっているアメリカに太刀打ちはできないでしょう。
4割の農家は山間部など大規模化が無理な場所にあります。
そういうところはやめろということなんでしょうかね・・・
大規模化するところも昔ながらの田んぼなので、農地の間に墓地や住宅がありますから、それを動かさなくてはいけないそうです。
会社を作り、農薬を減らした米を通信販売している人も出ていました。
以前は30万人の顧客がいたそうですが、今は5万人に減少しているそうです。
それだけ米を食べなくなっているのでしょうね。
国は昔から補助金で農業をダメにしてきたのかなと思いました。
旦那もテレビを見ていましたが、「もう輸入はしてもいいから、日本は全部無農薬でやらないといけないんじゃないの」と言ってました^^;
それも購入する人がきちんと支えないとねぇ・・・
首都圏の消費者にアンケートを取ったところ、5kg2400円の米は高いと答えた人が33%もいたそうで、安いと回答したのはたった6%だったそうですから。
なぜこんなに危機感がないのか・・・今の子供たちが大人になる頃には農薬たっぷりの外国産の食材しかなくなっていてもいいのかなと思いますけど。
日本人の食事バランスは昭和21年には食料の6割以上が米と、意識しなくてもマクロビオティックという理想形でしたが、どんどん崩れてしまっています。
4人家族で育ち盛りの子供がいても月に10kgも消費しない家庭が多いようです。
米をきちんと食べているなら20kgでも足りないだろうに。

有機栽培もキューバのようにアメリカとのつながりが切れたらできるでしょうけど。
日本の有機栽培は全体の1%しかありませんが、キューバは国をあげてほとんど有機栽培、循環する農業となっています。
1989年に旧社会主義圏との貿易が崩壊し米国の経済封鎖が継続したことで、輸入機材や農業化学資材がほとんど手に入らなくなってしまったそうです。
そのため有機でやらざるを得なくなってしまいました。
キューバの医療は優れていると映画にもなっているそうで、1000人あたりの乳児の死亡率は7人、平均寿命も76歳だそうです。
日本の平均寿命も長いですが、寝たきり度は先進国の中でもトップですから、なんとか生かされているだけなのかもしれません。
医療レベルの差はあるかもしれませんが、元の食べるものがこんなに違っていれば人間の体力も治癒力も、ベースが違いますよね。
国には補助金ばかりでなく、消費をうながすようにしてもらいたいものです。
まずは給食は全部米飯でってのは基本。
コメント (2)
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