Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

BBC Sherlock : Casebook Spoilers (3)(シャーロック・カンバーバッチ)

2012-11-23 00:19:22 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


Casebookをぼちぼち読んでいるのですが、入手以前に書いた記事の中で、間違った受け取り方をしていたかなと気付いた箇所を訂正しておきました。






まだ半分読んだ辺りなのですが、これまで読んでいろいろと面白かった箇所、気付いた事、感じたことなどつらつらとを書き出してみました。


☆ スクラップブック自筆の文字から想像、推測したこと:

シャーロックの字体って、大きくてのびやかな印象なんです。おおらかな人柄の人が書くような字で、あのシャーロックはこんな字書くのかな?という感じ。
一方ジョンの字体は細くて細かく几帳面な印象。ジョンて実はこんな風に細大漏らさず、きちんと書いておく人なのだ。(ブログに比べると)
マイクロフトはさらに細かい字。いかにも兄らしかったです。何か回りくどくて粘着質っぽい。でも人の好さも出ている。
3人ともそれぞれに個性的ないい字です!



ハドスンさんの字体は細いけど、奔放で小さなこと気にしない鷹揚ーな感じ。
モリ―はカチッとした真面目な人柄を表した字体・・・かな。










Study In Pinkのパートから:

 

☆ シャーロックはバスルームに犬の毛を集めてアルファベット順に並べて保管する、というヘンな収集癖があるらしい。
そういえば、3匹犬を飼っている、とか小型犬を飼っているとか、推理する場面がありましたね。



☆ ションのスクラップブックの記述の仕方は、10倍に引き延ばした音楽を聴いているようにのんびりしていて、ページ数をかけ過ぎている、と難癖つけるシャーロック。
これが通常の人間のペースで、不思議なことにこれでも普通に生活できているんだ、と返すジョン。






☆ タクシー運転手銃撃死亡を伝える新聞報道で、

『銃撃犯は特定されておらず、現場にいたこの正体不明の別の男性はショックを受けている様子だ』

と書かれてしまったシャーロック。気分をそこねたようです(笑)




『僕はショックなんか受けていなかった。だからブランケットなんか拒否しとけばよかったんだ。』
 
といちいち反応するところが可愛いです。










The Blind Bankerのパートから:




☆ 最初のポストイット

『あ~、あのバカな女(Shan,Tongの首領)が僕と君を間違えたあの事件だね。』
 事件のタイトルに一言入れるシャーロック。





☆ セバスチャンのメールにはシャーロックのポストイットが:

『この男にはよく大学の学習課題を助けてくれって頼まれてた。まったく今でも変わってないよ。』

このメールの日付が2010年3月26日。
この後起きた、国立古美術博物館でのスー・リン殺害事件を報告するジャレット巡査の報告書日付は2011年3月25日!?
時間設定が謎。というか結構いい加減(笑)。






☆ 事件担当のDI Dimmockは眼中にない存在?
ケースブックにある彼の写真にいたずら書き。ヒゲやメガネを加えて間抜け風に変身させてしまうシャーロック。


ジョンの
『もう一人のスコットランド・ヤード警部補 DI Dimmockは、シャーロックのあの性格を耐え忍んでいた』
という記述を
『もう一人のスコットランド・ヤードのニブイ警部補(Dimmock の mockを消して Dim(=鈍い)警部補にしてしまってる^^)はシャーロックの知的向上を喜んでいる。』
と書き換えちゃっている。まったくホントやることが12歳のお子様ですね(笑)
ジャレット巡査の報告書の中でも『スコットランド・ヤードの鈍いヤツ』と呼んでいるし。






☆仕事と一緒にデート相手サラが見つかったジョン。シャーロックの思いやりに乗ってサーカス・デートをしたけれど・・・

『SH:サラは今までで最高のデート相手だよ。文句を言っちゃいけない。ところでサラってどっちだった?大口開けて笑う方?それともソバカスだらけの方?』
『JW: そのどちらでもナイ。   と、思う。』

とジョンも曖昧なところが可笑しい。
本気なのか、からかっているのか、絡んでいくのが大好き^^
 





☆ DI Dimmockの事件報告書
自身の解決した事件として報告していて、シャン将軍は自分で命を絶ったとしているのを読んだシャーロック;

『バ~カ!彼女は狙撃者のライフルで額を撃ち抜かれて死亡したんだ。この男こんな風で、よく毎朝身支度して出て行って、警察官として仕事ができているな。』

とディモックをコケにする言葉が止まりません。










The Great Gameのパートから:




☆ SH『僕が非常に賢い、ということを発揮出来た事件だ。』
JW『というか、まあまあ賢さを発揮できた事件、とは言える』

すかさず間の手を入れるジョン。



☆ 冒頭、事件がなくてイライラのシャーロック。壁に発砲して『Bored! Bored!』って叫んでる。帰って来たジョンに八つ当たりして、ジョンはムッとしてサラのところへ出ていってしまうのだけど、その時シャーロックがソファに寝そべって読んでたフライアーのような物。
表に『Hickmann Gallery THE LOST VERMEER』って書いてあったのねー。
53ページ見て気づきました!





☆ ブルースパディントン・ミサイル防衛計画の機密が入ったメモリースティック紛失事件を依頼しに訪れたマイクロフト。
ジョンのスクラップブックにポストイットを残している(いつ書いたのかな?)





ガス爆発事故で誰も怪我人が出なくてよかったけれど、シャーロックの機嫌は相変わらず最悪。興味を惹かれる事件が起こらないからだった・・・
というジョンの記述の脇にポストイット:


マイクロフト:
『彼はいつもそんなだったよ。子供の頃の彼を見せてあげたいね。彼の部屋に入っていくと、私に向かってよく夕食を投げつけたものだった。母は悲嘆にくれていたよ。』

ジョン:
『マイクロフト!あなたまでも!もう止めてください!みんな、頼むから僕のノートを放っておいてください!』

マイクロフト:
『ただの安全確認だよ。
セキュリティ・サービス達に、弟のルームメイトを暗殺させるようなことは、したくないからね。
ルームメイトというより’世話係り’と呼ぶべきかな。』



☆ 最初の人質からの電話の内容はシャーロック自身が書き留めたスクリプトが貼ってある。

☆ 221Cで見つかったシューズの分析もシャーロック自身のメモ。






☆ カール・パワーズは1989年、11歳で亡くなったことになってました。
ということは、リチャード・ブルック=ジム・モリアーティは1976年生まれだから当時まだ13歳で、シャーロックは推定8~9歳だったということになるのだけど、そんな少年期から推理の才を発揮していて、物語がすでに始まっていたのですね。






☆ 2番目の挑戦、イアン・モンクフォード事件では、彼の妻の前で、モンクフォード氏の友人を演じ、うそ泣きして情報を色々聞き出したシャーロックだったけれど、ジョンにそれを『evil だから』と書かれて:






シャーロック
『何てことを!僕が悪質な人間だなんて、本当は思っていないだろう?ただ僕は感情というものにつながるのが難しいだけなんだ。君の力を借りれば変われるかもしれない!』


とオーバーに感情に訴えるふりをしたけど、ジョンはシャーロックの演技をお見通しで:

ジョン
『また同じ手を使っているだろう、違うか?』
シャーロック
『使ってる。』とあっさり認めちゃう^^。






☆ コニ―・プリンス事件の人質だった盲目の老婆はガス爆発と見せかけた事故で犠牲となってしまいました。
ジョンはシャーロックがこの問題を解決出来なかったことに、ではなくて彼が犠牲者を出したことを悲しんでいないことにショックを受けた、と記述。すると・・・


シャーロック:
『厳密に言うと、僕は事件を解決していた。
人をヒーローに仕立て上げてはいけないよ、ジョン。ヒーローなんて存在しないし、たとえ存在していたとしても、僕はヒーローなんかじゃない。
前に進むしか前進の方法はない。』



☆ 第4の偽フェルメール事件で、シャーロックが贋作だという証拠を見つけるシーン。
ジョンの記述が面白い。




『シャーロックは、ヴァン・ビューレン・スーパーノヴァの矛盾に気付くのだが、それはプラネタリウムの解説から得た情報で、もちろん事前に彼が知っていた訳ではない。
だって彼は天文学については何の知識もないのだから。
惑星のこと全般、全然知らないのだから。
太陽のことも、その周りを回る惑星のことさえ知らないのだから。』



ジョンはここぞとばかり、シャーロックの弱点をついているんですね(笑)



もちろんシャーロックは反論:

『知らないね。僕は重要なことしか頭に入れない。例えばマルボロライトの灰とマルボロ・フルタールの灰の違いとか。』


まったく、この二人・・・この上ないコンビです(笑)。




☆ ブルース・パディントン機密情報入りメモリー・スティックを盗った真犯人も分かり、それを取戻したシャーロックは、自分に取り付いているようなサイコパス、モリアーティおびき寄せにそれを利用しようとする。




ジョンの記述:
『もちろんシャーロックはあのメモリー・スティックをマイクロフトに手渡した。違う?返さなかったって?
あのサイコパスを取り除くために、あれを利用するなんていうバカことはしないってこと。いいや、いくらシャーロックだってそんな向こう見ずなことはしないだろう、きっと。』


シャーロック、ポストイット
『あれは上手くいった。』


ジョンの記述は皮肉たっぷり
『上手くいったって?そうだったね。(モリアーティをおびき出すには)本当に効果があったよ。僕は誘拐されてバンに押し込められて、爆弾を体に巻き付けられて、プールサイドに投げ出されて、数えきれないほどの狙撃犯達の的になって、モリアーティが消え去るまでずっとそうしていたんだ。とにかく、何が目的だったかを考えたら、確かに上手くいったね。本当に。
僕たちはああいうことを、絶対にまたやるべきだね。』





シャーロック
『君の生涯の中でも最高の夜だったと書いたんだね。それが分かっているんだね。』
ジョン
『そうだ。』


ジョンの皮肉が分かっていないシャーロック。投げ出しモードのジョン。
どこまで分かっていないのか、どこまでがジョークで言っているのか。。。
いろいろ想像できて面白いです。






好き勝手に解釈しときました。
シリーズ(2)のパートはそのうちにまた。(みんな書きかけばかり・・・)

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4 Comments

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祝来日!! (KUMI)
2012-11-29 15:48:52
はじめまして!!
来日が決定しましたね♪
成田行けるかな。。
返信する
ベネディクトが? (pale mint)
2012-11-29 23:26:53
KUMIさん、コメントありがとうございます♪
マーティンではなくて、ベネディクトが来日するのですか!?
不覚にも知りませんでした。。。これからネットの旅に出てきます。
また情報書き込みにきてくださいね!ありがとうございました!

返信する
どうやら (KUMI)
2012-11-30 15:30:53
マーティンと入れ違いみたいですね。
MOVIESTARのtwitterに載ってました!
半休だったらとれるけど間に合うのかな。。

スタートレック続編のプロモーション来日みたいです!
前作面白かったから、また借りようかなー(^u^)
すぐ全部レンタルされちゃいそうだし。。
ベネは悪役をやるみたいですね!前作で悪役を演じたエリック・バナはすごい特殊メイクだったからな。。
返信する
やって来る! (pale mint)
2012-12-01 01:02:10
KUMIさん、こんばんは♪
マーティン来日しましたね。そしてベネディクトも、ホントにホントに!3日午後4時頃、やって来るんですねー!急な話で驚きです(*o*)
取材を受けたりで日本のメディアでも多く取り上げられそうで嬉しい!

スタートレックって観たことないのですけど、そんなに楽しめましたか?
悪役バッチさんもステキそうですよね。

成田、私は無理ですー。KUMIさん、もし行かれるようなら現物ベネディクトにドキドキしてきてくださいね!
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