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Interview In ZDF -Sportstudio(ミヒャエル・バラック)

2012-04-28 21:04:54 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)

バラックがZDFの番組に出演、近況と今後について語りました。
以下、内容を要約したものです。


Ballack im sportstudio: "Das Feuer brennt noch"





Question:”Hello Michael,nice to see you.At first we want to look back to the year 1998,your first german championship with Kaiserslautern.Today Kaiserslautern had to relegate into the 2nd league.Does this cause reactions or emotions by yourself?”
Ballack:”I still have many sympathies to each club,which I played for,clearly.I’m so sorry for Kaiserslautern,it’s a pity.”

聞き手:
ミヒャエル、ようこそ。まず最初に1998年のことを振り返りたいのですが。あなたが初めてカイザースラウステルンでリーガのチャンピオンになった年です。現在カイザースラウステルンは2部リーグへ降格が決まっています。このことは気持ちの上で何か感じることがありますか?
バラック:
今でも自分がプレーしたことのあるクラブには大いに愛着をもっています。カイザースラウステルンについては残念で悲しいですね。



Question:”Dortmund has become german champion 2012,not FC Bayern.Did you expect this at the beginning of this season?”
Ballack:”No,not at all.FC Bayern has always the duty,one can say,to become german champion every year.The pressure is very high there.I was really surprised about the 2nd championship of Dortmund in serial.Much respect for them,it’s really very difficult to defend the championship.”

聞き手:
ドルトムントが2012年リーガを制しました。今シーズン始まった当初、この結果を予想していましたか?
バラック:
いいえ、全く予想していませんでした。バイエルンが常に、言ってみればまるで義務のようにリーガタイトルを毎年獲得していますからね。バイエルンへのプレッシャーはとても強いものがあります。ドルトムントが連続2年リーガ優勝を果たすとは本当に驚きでした。リーガタイトルを防衛するのは、とても難しいことなのです。






Question:”Now concerning yourself:You were changed in today.You had a calf injury since February….”
Ballack:”Yes,right,I had a torn muscle,I played again too soon,a mistake,I wanted to become fit for the CL match vs.Barcelona,that was too soon,it was a fault.I was happy,that I could play today for a short distance.I still need more matches to become fit to 100 %”

聞き手:
さて現在のあなたについて、ですが。今日は交代で出場でしたね。2月に脹脛を負傷して・・・
バラック:
ハイ、その通りです。肉離れをおこしてしまいました。復帰が早すぎたのですね。間違いでした。CLバルサ戦のためにコンディションを合わせたくて、急ぎ過ぎました。あれは間違いでした。今日はプレー出来て嬉しかったです。短い時間でしたが。100%の状態になるまでは、もう少し試合に出る必要があります。






Question:”Now you have only still 2 bundesliga matches,right?”
Ballack:”Yes.After this season I want to finish my bundesliga career.”

聞き手:
ブンデスリーガの試合はあと2試合だけ、となりましたよね?
バラック:
はい、そうですね。今シーズン後、ブンデスリーガでのキャリアを終えたいと思います。




Question:”Could it be,that you will resign and retire totally from football?”
Ballack:”That’s another option,too.Possible.But honestly,I love football.The fire is still burning.I’m always looking for new challenges.I still have fun to play football.I notice this every morning,when I stand up and go to the training area.It’s something special to play bundesliga.”

聞き手:
それは、あなたは辞めて、フットボールから完全に引退する、ということもありうる、ということですか?
バラック:
その選択もありますね。あり得ます。ただ正直に言えば、私はフットボールが大好きです。まだフットボールへの情熱は燃えているのです。いつも新しいチャレンジを探し求めています。まだフットボールするのが楽しいのです。立ち上がり、トレーニング・エリアへ行く時、いつもそのことに気付くのです。ブンデスリーガでプレーするのは、格別なことなのです。






Question:”Looking back to the year 2010:The change from Chelsea to Leverkusen:Everybody was glad and happy:Michael is back in the bundesliga.What did you hope and expect from this 2 years in Leverkusen?
Ballack:”Clearly,not everything happened so,as originally expected by myself.I thought,you return to a well-known club with a good athmosphere,the club wanted me,I had good talks with Rudi Völler.I knew the league,I knew the people there.The feelings were very good,so I made this step.But as everybody knows,not all things and matters were running well.”

聞き手:
2010年にチェルシーからレバークーゼンへ移籍した時のことを振り返ってみますと、誰もが喜んでハッピーな気分でした:ミヒャエルがブンデスリーガに戻ってくる。
あなたはレバークーゼンでの2年間に何を望み、何を期待していたのですか?
バラック:
もちろん自分がその時望んで期待していたこと全てが叶った訳ではありません。自分では、有名で良い環境が整ったクラブへ戻るのだ、と考えました。自分が望んだクラブでしたし、フェラーと十分話し合いをしました。ブンデスリーガはよく知っていたし、ブンデスリーガの人達もよく知っていました。フィーリングもピッタリ合ったので、ブンデスリーガに戻る決意をしたのです。ところが皆さんご存知のように、全てのことが上手くいった訳ではありませんでした。



Question:”Were the last 2 years a misunderstanding,did you make mistakes?”
Ballack:”I was injured for a long time,the team played well,I tried to fight and to come back.Jupp Heynckes had his ownimaginations ,it was difficult for me to enter the first 11 again.I kept calm,I was waiting for my chance.I got my chance and after only 3 matches I was heavily injured again.That was difficult concerning my age.To sit on the bench or making rehab was not easy for me.I always kept calm and tried to come backI had to understand and to accept,that the coach had other imaginations and plans.So is football.”

聞き手:
この2年間は誤解だった、あなたは間違った選択をした、と?
バラック:
私は長期間かかる怪我を負ってしまいました。一方チームは良い成績をあげていました。私は復帰しようと戦いました。ハインケスは彼自身の構想を持っていましたから、私にとって先発イレブンに入るのは難しいこととなりました。私は平静を保ち、自分のチャンスが巡ってくるのを待ちました。そしてチャンスを得たのですが、復帰後3試合でまた重傷の怪我を負ってしまったのです。これは私の年齢を考慮すると、困難な状況でした。ベンチに座っていること、リハビリを行うことは私には容易なことではありませんでした。私はいつも冷静さを保ち、復帰をしよう、と努力していました。監督は別のイメージやプランを持っているのだ、ということを理解し受け入れるよう努めました。それがフットボールですから。






Question:”Then the new coach Robin Dutt came.First everything was okay,but then there was a break in the 2nd half of the season.In Mainz you were changed out in the 60th minute.You didn’t shake hands with the coach.Was the relationhip shattered or destroyed?”
Ballack:”It was difficult,Dutt had other imaginations and expectations,too.The performances of the whole team were not so good as with Heynckes.So,the media quickly reduce this all to the 2 persons Dutt and Ballack.We all made mistakes,clearly.”

聞き手:
それからドゥット監督になりました。最初のうちは何もかも、なんとかうまく行っていました。しかしウィンター・ブレイク後シーズン後半になって、マインツ戦の時に60:00であなたは交代させられました。その時あなたは監督と握手しなかったのですが、これでドゥットとの関係は砕かれてしまいましたか?壊れてしまったのでしょうか?
バラック:
難しかったですね。ドゥットは別のイメージと期待をもっていました。チーム全体のパフォーマンスは、ハインケスの時ほど上手く行っていませんでした。だからメディアはすぐに、全て二人の人物、ドゥットと私に不調の原因を帰しました。当然(二人でなく)チーム全体のやり方が間違っていたのです。





Question:”Looking back,do you think,there will be a reconciliation with Jogi Löw?”
Ballack:”I think, everbody must accept and understand, that I refused and rejected the offer for a ‘time-to-say-goodbye-match’.
These months and how I was treated,one can understand,that I have my proudness ans self-consciousness and self-confidence to refuse that.
But now I would say: Time heals wounds.  I had some talks with Löw during that time, I noticed that he had difficulties to make a decision and to explain it to me. 
I noticed that.  I asked him, how he plans and he should be honest to me.  
Then I was fit again, but unfortunately, I wasn’t nominated into the first 11 of my club.
But both sides were not quite unguilty.  Some time I will meet Löw in the future and we will talk to each other and shake hands,no problem.  
Everybody becomes older and more mature.”

聞き手:
ところでレーヴとの和解はあるのでしょうか?
バラック:
『さよなら試合』の提案を受けた時、私はそれを拒否し断ったのですが、そのことを皆さん理解していただきたいと思います。
あの時期、私がどんな扱いを受けたか、分かって頂けると思います。私にはそれを断るプライドがあり、自意識、自信がありました。
しかし、今ならこう言うでしょう: 時が傷を癒してくれる、と。あの間レーヴとは何回か話し合いを持ちました。
彼が決断し、それを私に説明するのは難しいことだった、ということに気付きました。
私は彼に、彼がどうプランを立てているのかを尋ね、私に対して正直であるよう頼みました。
それから私はコンディションを取戻しましたが、残念なことに私は自分のクラブで先発メンバーに名を連ねることが出来ませんでした。
でも、私もレーヴも双方ともまったく悪いところがなかった訳ではありません。いつか将来レーヴに会ってお互いよく話し合い、握手を交わすでしょう。問題ありません。
誰だって年齢を重ねて人として成熟していくのですから。



Question:”What about the USA?”
Ballack:”Yes,I can imagine to do this,since many years.”

聞き手:
アメリカへ行く、ということについて、どうなのでしょう?
バラック:
はい、それはずっと以前から思い描いていました。



Question:”A certain club?”
Ballack:”Nothing is fixed till yet.There were some talks and negotiations.I’m interested in M.L.S. of USA.The tendence is to go west.I want to play football for a certain time.”

聞き手:
どこか意中のクラブがあるのですか?
バラック:
まだ何も決まっていません。いくつか話し合いや交渉が持たれました。アメリカン・リーグに興味はもっています。西に向いていますかね。ある程度の期間はプレーしたいと思っています。







Question:”Concerning UEFA C.L.:Chelsea and FC Bayern have won their first matches at home.What’s your opinion?Final:FC Bayern vs.FC Chelsea?”
Ballack:”That would be great,even only for a spectator like me.I have played for both clubs.I think,Barca will score 2 or 3 goals and reach the final.”

聞き手:
UEFAチャンピオンズ・リーグですが、チェルシーが1STレグ、ホームでバルサをくだしました。どう思われますか?決勝戦はバイエルン対チェルシーでしょうか?
バラック:
そうなったら、私のような観るだけの者にとっても素晴らしいでしょうね。私は両方のチームでプレーしてきました。
私の考えではバルサが2~3ゴール決めて、決勝へ進むと思っています。


Question:”And FC Bayern?”
Ballack:”The 2-1 win at home was very important.This has hurt Real Madrid very much.I think,FC Bayern will be able to score 1 or 2 goals even in Madrid.So I think and hope,that FC Bayern will reach the final.”

聞き手:
バイエルンはどうでしょう?
バラック:
ホームで2-1の勝利をあげたことはとても重要です。レアル・マドリーにとっては痛手です。バイエルンがレアルのホームでも1~2ゴール決めることが出来るのではないか、と思っています。だから、私の希望、ですがバイエルンに決勝へ進んでもらいたいですね。


Moderator:”Thank you for the interview!”
司会:
ありがとうございました。


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インタヴューの中で流れるビデオ。クロップ監督やベッケンバウアー達はどんな風に言っているのか知りたいところです。


ステキなヒゲ面で(3日は剃っていない^^)、爽やかに語る姿は相変わらずですが、私は今でも、去年8月10日ブラジルとの親善試合を代表『お別れ試合』として出てほしかったなあ、と思っています。バラックはこの『お別れ試合』の提案をした周りの人達の配慮を受け付けず、拒否してしまったけど、今でもそれが残念--;。

以前のインタヴューでも、自分は公正な扱いを受けなかった、と語っていて、ここでも『扱われ方』を嘆いてました。バラックにすれば、リスペクトに欠ける、プライドを傷つける扱われ方だったみたいですが、もう過去の出来事を聞かれてもテキトーに流して、周囲といい関係を作っていってください!(シモーネさんも含めて)と願うだけです。


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4 Comments

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Unknown (光)
2012-04-29 01:28:44
インタヴュー訳、ありがとうございます!

バラックにとって、レバークーゼンでの2年間は色々あって、本人にとっても辛く、不本意な2年間だったかもしれませんね。
でも、私はバラックがいたからこそレバークーゼンがCLの16強に進出出来たのだと思っているし、CLでのバラックの活躍が本当に嬉しかったので私的には満足しています。

代表引退試合については、レーブと和解して、時期がくればもしかしたらあるかもしれないですね。
やっぱりバラックがこのままの形で代表から離れてしまうのは寂しいですし・・・。

ドイツの後は、やっぱりアメリカなんでしょうねぇ・・・。
バラック本人がインタビューでここまではっきりと語っていますもんね。
アメリカンリーグなんて、見た事もないし、どんなチームがあるのかもよく分からないです。出来たらヨーロッパから出ないで欲しいですけど、バラックって自分が決めた事に突き進む人なので、どこへ行っても応援あるのみです。
ありがとうございます! (ハリー)
2012-04-29 18:54:21
例のごとく、何言ってるのか分からないな~、素敵だけど…と思って観ていましたから(笑)内容が知れて嬉しいです。レバークーゼンに帰って来て活躍して欲しい、と言われていた訳ですから確かにこの2年は本意ではなかったのかも知れませんね。怪我をしていたとは言え…。昨日はホームでの最終戦だった訳ですけど、交代で入る時は大きな歓声でしたし、キースリンクがゴールを決めた後は皆がバラックにシュートを決めて欲しい…と思っている感じで何だがじ~んときてしまいました。結構色々な事言ってますけど(汗)、サポーターに愛されてるんですよねぇ。試合終了後、バラックが大きな手をひらひらさせて誰かを手招きしてる…と思ったら、バラックユニを着た3人のお子さんでしたね。良いパパなんですよね…。さらにじ~んときてしまいました。やっぱりレバークーゼンに残って欲しかったなぁ。どこに行っても応援しますけれど。
この2年・・・ (pale mint)
2012-04-29 23:23:06
光さん、こんばんは♪
このインタヴュー、そして今日アップしたインタヴューで、レバークーゼンでの2年間は思い通りに行かない、フラストレーション募る2年だったことが分かりましたね。
気分一新、新天地アメリカで思い切り大好きなフットボールが出来るよう祈ります。シモーネさん、息子さんたちと一緒に!
(キーボードの調子が悪くなって入力に時間がかかるー!フラストレーション一杯です)
家族と一緒に (pale mint)
2012-04-29 23:39:03
ハリーさん、こんばんは♪
昨夜はホーム最終戦で、そんなセレモニーがあったのですねー。ネットで読んだりHansさんメールで知ったりだけなのです、私。(--;)
でも先程アップした記事の写真を見て、すごく嬉しかったです。家族に囲まれているバラックを見ていたいですから。^^
アメリカでもまたフットボールを楽しめように祈ってます!

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