大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

2016年 オリンピック・パラリンピック開催都市決定レースを終えて

2009-10-05 | JOA (オリンピック関連)
無事に帰国しました。
結果はTV、新聞でご存じの通りリオデジャネイロ
現場はというと、結局はリオありきの投票だったように思います。

オリンピックの理念(オリンピズム)を広げるという意味では今回の結果は大変良かったのかもしれません。ただし2014年のサッカーW杯、そして2016年に五輪というメガイベントを向かい入れることはスポーツ普及の点からは最高のモチベーションで開催を迎えると思いますが、財政的な体力はやはり懸念事項の一つに挙げられます。経済的な破綻をきたす可能性が高いのではとみられています。確かにインフラの面ではもっと安心できる都市が他にもありますからね・・・。ゆえに今回IOCは賭けに出たと考えています。

さて、シカゴはオバマ大統領をもってしても落選。
当初は、2014年のロンドンでブレア首相、16年のソチでプーチン大統領ら国家元首を擁して招致を勝ち取った経緯もあり、シカゴは最有力候補でありました。どうもIOCはこの流れを嫌ったようですね。

マドリッドはよもやの展開でした。サマランチ元IOC会長が引退して8年ほど経過していますがやはり影響力がありました。だてに21年間務めあげてないですね。当初、招致ファイルのサマリーでは最も低い都市だったのですが・・・。正直、決勝まで残るとは思いませんでした。

東京の計画は他の都市と比べても群を抜いてよいと思うのですが、それをアピールする力不足なのでしょうか。投票2回戦ではマイナス2票です。政治・外交の弱さが露呈した結果でした。


以上簡単な雑感でした。これから新聞のクリッピングと日本でのTV放送を確認しようと思います。現地での様子は、合間をみてUpしようと思います。

東京招致に携わった皆さんお疲れさまでした。
今後、十分議論して2020年の招致レースに立候補してもらいたいものです。


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