大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

オープニングセレモニー

2012-11-25 | JOA (オリンピック関連)
この写真は、オープニングセレモニーのディナーでの一コマ。なんと偶然 、2006年にギリシャ・オリンピアで行われたオリンピックアカデミーのセッションで一緒だったメンバーと再会したのです。青年セッションで2週間、寝食をともにした旧友。日本、セルビア、フランスチームの3人♪

さて、話しを戻すと、、、、。スタジアムツアーが終わりホテルで一息した後、夜は開会式とレセプションが行われました。ホテル裏の専用桟橋に観光クルーズ船が待機しており乗船。昨日の運河クルーズ同様に要所をまわって観光しならが会場のMaritime Museumへ。IOC会長をはじめ、各団体の要職を務められている方々が出席され盛大な会となりました。

まずは、ウェルカムドリンクや軽食を。


中央のホールにテーブルが並べられています。参加者は500名程度でしょうか。



IOCのジャック・ロゲ会長の挨拶。


文化プログラムの表彰式も行われました。


若者たちが中心の演技と、輪を使った力業のパフォーマンスを楽しみながらの食事会でした。同じテーブルの参加者とパチリ♪

Social Programmeに参加!

2012-11-25 | JOA (オリンピック関連)
受付を済ませSocial Programmeに参加してきました。“Culture”と“Sport and Education”の2つから事前に申し込みをします。前日に美術館巡りをして効率よく鑑賞できたのでEducationツアーに参加。1928年のアムステルダム五輪のメイン会場のスタジアムを案内してもらいました。


オリンピックスタジアムに近づくと隣接する聖火台が見えてきました。建物も新しくなっているようです。


このアムステルダム五輪の時に初めて聖火台に火が灯りました。なんと、歴史学者がその聖火台にタイムカプセルが埋められていることを突き止め、つい最近に掘り出したところでそのお披露目も兼ねており、オランダオリンピック委員会会長に手渡されました。タイムカプセルかぁ~、実にロマンのある話ですね♪





スタジアムの入り口には聖火の炎が灯り、エントランスにはオランダのスポーツ殿堂のアスリート達の名前が刻んでありました。また、建物の中にはオリンピック・ミュージアムが整備され、ゆかりのある品々が展示されていました。



ここで3本のレクチャーを聴きました。ミュージアムの説明とアムステルダムのスポーツ振興、サッカーのWorld Coachesのシステム関するプレゼンでした。中でもスポーツ振興のプレゼンは興味深かったです。

アムステルダムでは、スケートや、水泳、カヌー、マラソンなど、ずいぶんと街中で行われているスポーツイベントも多いようですよ。

そして何より、1928年のアムステルダム五輪から100年後の2028年にもう一度五輪招致を目指しているという情報。そのビジョンがしっかりとしているんですよ。2016年にヨーロッパ陸上競技選手権大会(ヨーロッパ陸上競技連盟が主催する世界陸上の中間年に行われる大会)の開催、そして2028年の10年前、2018年にはユースオリンピックのロッテルダム招致を目指し、2028年にアムステルダム五輪を目指す。大きなトピックではこのような流れが発表されていました。



長期的なビジョンにどうも欠けてしまうように思えてならない「東京」。とっても考えさせられたプレゼンでした。