ちなみに、大会公式マスコットは「Lyo(レオ)」と「Merly(マーリー)」。
レオは若さを表す赤いたてがみを持った「ライオン」の男の子で、名前はLion of Youth Olympicの頭文字から付けられ、マーリーはシンガポールのシンボル「マーライオン」をモチーフに作られた女の子のキャラクターで、海を意味する青い髪が特徴なんだそうだ。
‘Blazing the Trail’と題した12のチャプターからなる式典がスタート。
シンガポールの歴史や文化の紹介をはじめ、貧困や飢餓、紛争など世界の最も差し迫った問題について関心を向ける内容であったり、それはまさにオリンピズムの精神であるわけだがそのメッセージの表現に多くの若者のパフォーマーが会場を盛り上げています。また、花火やレーザー光、高層ビル群からのサーチライトなどを駆使した演出は圧巻!
演出グッズは、会場に入場するときに配布されます。
注目すべきは、競技だけの単純なスポーツイベントではなく、文化・教育プログラム(Culture and Education Program:CEP)が導入されている点。選手たちは基本的に大会の開幕から閉幕まで選手村に滞在し、競技以外にCEPへ参加するよう求められています。選手に各種のCEPへ参加、体験させることで、国際的な文化交流を通して人間形成を促すというように、勝敗よりも選手への教育や交流に重きを置いています。