近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「空中戦で負けるわけにはいかない」、オビスポ3発被弾も李・阿部・小笠原がお返し。

2009-11-04 09:19:58 | 読売ジャイアンツ
小笠原V打!弾!大暴れ!巨人シリーズ100勝…日本S第3戦 ― スポーツ報知

◆日本シリーズ第3戦 巨人7―4日本ハム(3日・東京ドーム) 

 巨人が小笠原の活躍で両軍合計6本塁打の乱戦を制し、対戦成績を2勝1敗に。日本シリーズ通算100勝目を挙げた。3回に一時は勝ち越しとなる今シリーズ1号を右翼席に運び、同点とされた5回には2死一、二塁で左中間に決勝の2点二塁打。第2戦まで8打数1安打と苦しんでいたガッツが、本拠・東京Dで復活した。スタメン出場の李承ヨプ、主将の阿部も2回に連続アーチを放つなど、流れは最高。4戦目も勝って日本一へ一気に王手をかける。

 喜びを爆発させた。小笠原は人さし指を突き出し、ド派手なガッツポーズを繰り出した。「やっと打てた」。珍しく感情をあらわにした。苦しんでいた分だけ、うれしかった。

 技ありの一撃だった。同点で迎えた3回、2死走者なし。糸数のカウント1―1からの3球目、低めのシンカーを、右翼席にたたき込んだ。一時は勝ち越しとなるシリーズ1号ソロ。「下半身を使ってうまくとらえることができた」と自画自賛した。再び同点となって迎えた5回2死一、二塁。今度は糸数の外角のフォークを流し打った。左中間フェンス直撃の2点適時二塁打。「いいところに飛んでくれた」。古巣相手に圧倒的な存在感を見せつけた。

小笠原、侍覚醒3打点!日本一まであと2勝 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

スンヨプ特大135メートル弾で流れ変えた ― スポーツニッポン(gooニュース)

阿部「鳥肌が立つくらい気持ち良かった」 ― スポーツニッポン(gooニュース)

原監督ピンチで山口にゲキ!「6番李」ズバリ…日本S第3戦 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発のオビスポが、初回に稲葉、2回に小谷野のソロで2点を先制された巨人だが、「空中戦で負けるわけにはいかない」(原監督談)とばかりに、2回裏、李承、阿部の連続弾で同点とした。
更に、3回裏、小笠原がライトスタンドに叩き込んで3―2と逆転した。

オビスポが5回表にも田中のソロでふたたび同点とされたが、その裏、二死から坂本が四球を選び、松本がヒットでつなぐと、小笠原のバットが再び火を噴いた。
左中間を破るタイムリー2ベースで2点を返し5―3と逆転した。

8回表に3番手の山口が先頭の田中にデッドボール、牽制悪投で無死二塁とピンチを迎え、今度は森本の遊ゴロを李が落球する思わぬエラーで5―4と1点差に迫られた。
山口は稲葉にも四球を与え、なおも無死一、二塁のピンチが続いたが、高橋を二ゴロ併殺にに打ち取り、スレッジも二ゴロでピンチを脱した。

8回裏、一死一、二塁のチャンスに亀井が中飛に倒れたが、李の代打・谷が四球を選びなおも二死満塁、ここで阿部がライト前にタイムリー、2点を追加して7―4とリードを広げた。

9回表はクルーンが二死から投ゴロを暴投して走者を許したが、代打・中田を三振に討ち取りゲームセット。
派手な打ち合いとなったが、巨人が打ち勝ち、対戦成績を2勝1敗とした。

内海、稲葉の一発でメロメロ4失点KO。亀井の2ランも及ばず1勝1敗。

2009-11-02 09:07:29 | 読売ジャイアンツ
戸惑った巨人 先発読めてもダルは別人だった ― スポーツ報知

◆日本シリーズ第2戦 日本ハム4―2巨人(1日・札幌ドーム) 

 さっぱりしていた。原監督は落ち着いた口調で「(打線の)つながりもあまりよくなかったし、チャンスもなかった」と敗戦の弁を語ると、早々に気持ちを切り替えた。「全員が、いい形で東京ドームの試合を迎えるということです。ほとんどの投手、野手が(出場して)出そろって、いざ、東京ドーム!」と結んだ。

 いつもと違うダルビッシュにやられた。うなりをあげる剛速球がこない。シュート、スライダー、100キロにも満たないスローカーブに、自慢の打線はタイミングを外された。4回、亀井の左翼ポール直撃2ランで2点を奪うのがやっと。続く5回2死満塁のチャンスも、小笠原がカーブを空振り三振し、無得点に終わった。

 ダルビッシュの先発登板は、読み切っていた。しかし、投球スタイルをこれほど変えてくるとは思わなかった。全87球のうち、直球は25球。イメージの違いに戸惑い、つかまえきれずに回を重ねた。3回に李承ヨプが二盗に失敗、6回には捕手がボールを落としたスキに二塁へ走った亀井が、ベースを離れてアウトになるなど、攻撃もチグハグ。3回に内海が失った4点を取り返せなかった。

ダル討ち2ランも…亀井がチグハグ攻撃の象徴 ― スポーツニッポン(gooニュース)

内海KO 3回持たず「僕のコントロールミス」 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発の内海が、3回裏、二死を取りながら稲葉に粘られて2―3から先制本塁打を喫した。
これで緊張の糸が切れたのか、続く高橋にも2ベース、スレッジのタイムリー、小谷野の内野安打、最後は糸井の2ベースと、5連打であっという間に4点を失ってしまった。

いずれも、カウントを悪くしてから打たれたものだが、結果的に、この4点が致命傷となってしまった。
内海をリリーフした東野が好投を見せ、豊田、木村正、金刃も無失点リレーをしただけに、悔やまれる崩れ方だった。

打線も、ミスが続出して、病み上がりのダルビッシュを崩せなかった。
5回表の二死満塁のチャンスで、小笠原が三振に倒れたのも痛かった。

日本シリーズ第1戦、巨人が1点差で逃げ切る。

2009-11-01 06:21:12 | 読売ジャイアンツ
坂本勝ち越し二塁打!原巨人が先勝…日本S第1戦 ― スポーツ報知

◆日本シリーズ第1戦 日本ハム3―4巨人(31日・札幌ドーム) 

 7年ぶり日本一へ、原巨人が敵地で競り勝って先勝した。

 1-1の5回に谷、阿部の連打から1死二、三塁の好機をつかむと、2死後に坂本が左翼フェンス直撃の二塁打で2点を勝ち越し。7回には1死二、三塁から代打・李承ヨプの適時打で加点。粘る日本ハムを得意の継投策で振り切った。

 先発のゴンザレスはスレッジに一発を浴びたものの、徐々に調子を上げ5回1/3を2失点。6回1死一、二塁から登板の山口は代打の代打・二岡に左前適時打を許して1点を返されるも後続を抑え、8回は越智が無失点の好投。9回から登板したクルーンは制球が不安定で1点を返されたが、最後は小谷野を見逃し三振に打ち取った。

坂本 開幕V撃!!巨人7年ぶり日本一へ先勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

巨人が追いすがる日本ハムを振り切って、第1戦の勝利をものにした。
巨人のペースだったとはいえ、最後の最後までハラハラしたが、初戦をものにした意味は大きい。