小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

床屋さん

2019-05-08 05:49:25 | インポート
連休中の話。
娘たちの買い物に付き合わされて、手持ち無沙汰にしていたところ偶然にも床屋さんを発見。
髪が伸びてずっと気になっていたのだが、いつも行く床屋さんが休みだったので困っていたところだった。
これはちょうどいい。
思わずヒョイと入店してしまった。

店頭には券売機があり、メニューを選択してお金を入れると受付チケットが出てくるシステム。
へえーそういうのなんだ。
税込み1,814円とはリーズナブルではないか。



スマホをいじりながら、しばらく待っていると自分の番がきた。
ちょっと緊張しながら椅子に座る。

「どんなふうにしますか」
「すべてお任せしますので、テキトーにオナシャス」
「はい分かりました」


いつもの床屋さんとは違って最初に髭を剃ってくれる。
いつもの床屋さんとは手つきも髭を剃る場所の順番も違うんだなあ。
そういえば、いつもの床屋さん以外で散髪をするのって、10年以上ぶりかなあ。
目を閉じながら思った。

髭を剃り終わると、次は髪だ。
いつもの床屋さんと違って、全体的にバリカンを使うんだなあ。
ハサミを使う手つきって、人によって違うものなんだなあ。
頭からの感覚を目を閉じながら受け取った。

調髪が終わると、最後にシャンプーだ。
いつもの床屋さんと違って最初からシャンプー台に前かがみになるのだなあ。
髪を洗う手の力が弱めだなあ。いや、いつもの床屋さんが自分のために強くしてくれているのかな。
割りと時間をかけないんだなあ。いや、いつもの床屋さんが長い時間かけて入念にしてくれているのかな。
目を閉じながら思った。

「どこから来たんですか。近くですか」
「小樽です」
「小樽には釣りをしによく行きます」
「今ホッケが入ってるようです」
「それはいいこと聞いた。行ってみよう」
後半は世間話をしながら終了。

スッキリして店を出た。
頭が軽くなったようでああ気持ちがいい。

そして同時に激しい罪悪感が襲ってきた。
連休だったから、連休だったから・・・
弁解を繰り返す自分がいた。

いつもの床屋さん、ごめんなさい。