リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

ドア一枚で格段にグレードアップしたキッチン

2006-08-31 22:13:29 | Weblog
ほんとにリフォームは毎日感動がある。

今日帰宅したら、キッチンの扉(裏口)が替えられていた。
妻が、希望していた網戸入りで、しかも上下に移動できるタイプだ。
最近では、ごくふつうのものだと思うが、我が家では妻、母ともに新築みたいと言って喜んでいる。

それに、ガラス扉なのでキッチンを明るくしたかった目的がさらに達せられる。
夜遅く帰宅したので、外へ出てみたら、キッチンの明かりが外から見えて、路上を照らし防犯上も付近に寄与できてよいのではないかと思った。

もう少し早く決断していたら、この夏をもっと涼しく過ごせたかもしれない。
全開にすれば、上下1/2は風が通る。

フレームは我が家の基調色と同じブラウンで満足している。
しかも、ドアだけの取り替え工事なので、周囲の壁を壊さないですんだのがよかった。
いいもので使えるものはそのまま使い続けたい。

このドアのおかげで、さらにキッチンがグレードアップした。
ありがとうございました。

ただ、一つ今日の工事で困ったことが出てしまいました。
せっかく庭側のガラス戸の戸車を調整してなめらかになったのはいいのですが、3枚組の反対側の一枚が逆に滑りがわるくなってしまいました。

Xさん、これはもう一度調整お願いします。

デジタルハイビジョンは風景を家の中から変えた

2006-08-30 22:42:40 | Weblog
昨年の年末、我が家のリビングのアナログテレビが故障して見えなくなった。
テレビが好きな妻は、早く何とかしてほしい

さっそく、近くのY電機でデジタルハイビジョンテレビを買った。
多少設定は難しかったが、なんとか見られるようになって、その画像にびっくりした。

今までのテレビはなんだったのか?
遠景の石垣の一つ一つが区別できるほど鮮明な画像に、しばらく感動した。

もちろん、荒川静香の金メダルの演技もデジタルハイビジョンテレビで見た。

デジタルハイビジョンテレビを見て、これは必ず日本の風景を変えると思った。
なぜなら、精細で美しい画像は、視聴者を感動させるからである。
コンピュータグラフィックを使わない限り、細部まで鮮明に映し出す画像は、同時に真実をも映し出すからである。

しかし、次第にその画像になれると、よほど内容のあるものでないと映像の価値を生かし切れないことに気づいた。
つまり、内容のない番組をデジタルハイビジョンテレビで見ても意味がない。

さらに、我が家(特にキッチンと風呂場)を見たとき、デジタルハイビジョンテレビの映す世界とのギャップが大きいので、ショックというよりあきらめに近い感情を抱いたことは確かである。

意識はしていなかったが、我が家をリフォームする一つの無意識の動機が、デジタルハイビジョンテレビの鮮明な映像にあったように最近思う。
実際、リフォームして分かったことだが、デジタルハイビジョンのあの世界が現実に身近に展開するのはそれこそ、感動ものだ。
映像ではない、現実なのだ

確かに、デジタルハイビジョンテレビは、日本の風景をまず家の中から変えていっている。
これだけは、間違いないと思う。

鍋まで洗える食洗機

2006-08-29 21:36:20 | Weblog
妻は、
「あなたは、いつまで手伝ってくれるかしらね」
と、少しのようである。

おまけに
「あなたは、新しもの好きだから」
と・・・

妻は誤解している。
私が、リフォームしたのは自分たちの生活は自分たちで何とかしたかったのだ。
それには、訳がある。
自分でやれば、自分の納得のいくようにできる。

たとえば、食器にしても食洗機を使えば何でもピカピカになる。
自分でやれば、自分の思い通りに出来るのだ。
だれかに、やってもらっていたのでは、自分の好きな物を自分の好みの食器で食べることさえ出来ないという悲惨さを味わうことになる。
それは、どうしてもいやだったのだ。

豊かな老後を楽しむためには、自分のことは自分でできなければならない。
そして、自分の思い通りにしたいのだ。
その第一歩が、我が家のリフォームの始まりである。

食洗機は鍋まできれいに洗うことができる。
しかも、完全に乾燥するからあとは、しまうだけである。

私は、そうすることが出来ることと、そのプロセスを楽しんでいるのだ。
申し訳ないが、つまらないテレビを見ているよりずっと楽しい。

気分転換できて、思い通り出来て、そしてきれいになる。

おまけに、妻はそうなった私を大歓迎してくれる。
お互いになのだ。

いい職人さんあってのリフォーム

2006-08-28 21:36:48 | Weblog
リフォームが始まって早3ヶ月。
その前から準備は始めているので、実質4ヶ月はたった。

結局、瓦まで葺き替えることになり終わるのは9月の中旬頃だろうか。

ちょうど、今、瓦を葺き替えている。
残暑の厳しい先週から工事を始め、毎日のように工事を進めている。
2階はほとんど終わって、そろそろ1階の屋根へ移るところだ。

幸い雨も少ないので工事は順調に進んでいる。

母は、毎日のように職人さんにお茶を出しているらしい。
私も、休みの日などたまに会うけれど、みんな実にまじめで好感が持てる。
母は、高齢だから職人さんが暑い中、瓦を一枚一枚積み上げている仕事を見ているだけで、感謝しているようだ。

リフォームは、業者も大切だが実際に仕事をしてくれる職人さんもきわめて大事である。
そういう意味で、母や妻の話を聞いていると、どの職人さんもまじめでいい人ばかりであったようで、感謝している。

ステータスの大切さ

2006-08-27 14:40:25 | Weblog
今朝の日経の7頁の記事によると、レクサスの販売が好調のようである。
それも、
「レクサス「GS」ハイブリッド車 ガソリン車を抜く 7月販売台数」
とある。

具体的には、GSの7月の販売台数が359台
ハイブリッド車は約3割多い463台

GSの燃費が1Lあたり9.1~10.0kmなのに対して
ハイブリッド車は、14.3km

何の関係もない高級車の販売台数とリフォームは似ている。

妻は、もちろん見かけにもこだわるが今回のシステムキッチンやシステムバスのリフォームで一番喜んだのは、電気代やガス代がかからないことである。
特に、システムキッチンの自動湯沸かし機能には、(^_^)v
湯沸かしの機能を選択して、あとは待つだけ。
湯が沸けば自動的に電源がきれるだけでなく、早くて、電気代がかからない。
そのうえ、安全で時間が生み出せる。
いたく気に入っている。

私は、何が一番かというと全体的な快適さである。
明るい、広い、人に見せられる、快適な家事ができる・・・
そして、全体としての資産価値の向上である。
特に、エコで環境に配慮できることは大きい。
もしも、母が火をつけっぱなしにして火事を出してしまったらと考えると・・・
リフォームしたことは安心を買うことであり、投資としては安いと思う。

我が家でレクサスを買うことはないが、もし買うとしたら何を検討するだろうか。

レクサスを買うとき私は、一番はハイブリッドであるということである。
環境(自分以外のまわりのこと)を考えているということは、今や一番のステータス。
そのつぎは、全体としての安全と快適さである。
だから、私なら「ハイブリッド」のロゴが入らないレクサスは絶対買わない。

おそらく妻は、みかけと燃費であろう。
結果は、同じことになる。

つまり、環境性能こそ今や最大のステータスということである。

システムキッチンは整理が楽にできる

2006-08-26 13:26:24 | Weblog
昨日はリフォームが時間を生み出すとことを書いた。
それはなぜか考えて見ると・・・

要するに、システムキッチンは整理が楽に出来るのである。
整理が楽に出来ると、家事が早くできる。
家事が早くできると、時間が生まれる。
時間が生まれると、楽しむ時間ができる。
楽しむ時間が生まれると、さらによい考えが生まれてくる。

好循環の輪ができるのだ。

しかし、おおもとは整理をいかに楽にするかにある。
我が家のシステムキッチンはこの課題を見事に解決している。

そうして生まれた時間は、2~3倍どころか、実感としては10倍は生まれたと思う。

リフォームは時間を生み出す

2006-08-25 23:06:19 | Weblog
リフォームして気づいたことがある。
それは、リフォームは時間を生み出すということである。

我が家のシステムキッチンは、上部の収納部をのぞいて、観音開きの扉はない。
すべて、引き出し式か引き違い扉である。
すると、一覧で何があるか分かる。
食器や調理用具、根菜等の食材、冷蔵不要な保存食品、缶入りやペットボトル入り飲み物など。

たとえば、私はペットボトルのお茶を激安スーパーでケース買いする。
1本あたり70円くらいで購入できるからである。
スーパーでも100円はする。
コンビニなら、150円はする。
それを、システムキッチンの引き出しに段ボールから出して、きれいに収納しておく。
お茶が1ケース(20本)とサイダー30缶は、楽々入る。

毎日飲むので、徐々に減る。
しかし、引き出しさえあければどの程度残りがあるか、一目瞭然。

以前ならば、ケース買いしたもののケースに入れたまま積んでおいた。
そのため、一目で残量が分からないため、少なくなるとまた購入して、場所をとることになってしまった。

空の段ボールは、残量が減るとぺこぺこするが、腰を曲げて横から見ないと残量を確認することができない。
そこで、中身を確認しないまま、適当に購入するため、積みますことになる。
すると、減った下の段ボールを始末するのが一苦労になる。
わざわざ、上の段ボール箱をもう一度おろさなければならなくなるからだ。

リフォームして、こうした余計な時間がまったくかからなくなった。

食器にラップをかけるのも、上部の小引き出しからラップをさっととって、あっという間に次から次へとかけることができる。
カウンタートップに皿を置き、腰をかかめずに、小引き出しからラップとることができるからである。
あまりにも簡単に、さっさとできるので、片づけるのが楽しい。

今日は妻がスイカを買ってきたので、私が切ってラップをかけ、次から次へと冷蔵庫で冷やす。
なんだか、今まで使っていたラップとは違うのではないかと思うほどである。
しかし、よく考えてみるとカウンタートップの高さが実に作業しやすい高さなのだ。
それが、すぐ近くの引き出しにあるラップと組み合わさって、てきぱきと家事をこなすことができる。

もちろん食洗機もそうである。
今まで大量の水と時間をかけて、食器を洗っていたことがうそのようである。
しかも、時間をかけたわりにはきれいにならない。
食洗機なら、コップなどピカピカ。

以前なら、お茶やサイダーなどペットボトルや缶から直接飲んでいた。
しかし、今は、色や香り、炭酸の泡がぷつぷつとわき上がってくるのを楽しむため、わざわざピカピカのコップに移しかえるほどである。
それも、どんな一流ホテルよりきれいで、自分好みのコップに入れることが出来る。
こんな、贅沢はない。

時間が生み出せるうえ、生み出した時間で楽しむ時間をもつこともできる。

時間は、貴重な資源。
その貴重な資源である時間をシステムキッチンが生み出している。

明日は、この続きをもう少し詳しく書きたい。

リフォーム前に必読の書

2006-08-24 00:26:02 | Weblog
オオタケさん、いつも素敵なコメントありがとうございます。
大好きな町、私も見てみたいです。

ところで、
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
(ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳))
読まれましたか?

この本をもし読まれていなかったら、是非読んでください。
これからの時代を生きていく人にとって必読の書だと思います。

実は、私はリフォームする前にぜひこの本を読んでおくといいと思いました。

それは、一言で言うと主体的にリフォームするには、この本の著者が言っているようにこれからの時代、デザイン感覚が欠かせないからです。

リフォームはデザインそのものと言って過言ではありません。

床材、壁の色、システムキッチンの色、家全体の基調色、システムバスの浴槽の色、壁の色、床の色、照明のデザイン・・・
数え上げればきりがありませんが、すべてがデザイン感覚を要求されます。

しかも、そのできばえによって味わえる感覚がまったく違ってきます。

分かりやすく車でたとえれば、小型車に乗るのとその上のクラスに乗るのと感覚がまったく別物であるのと似ています。

と言っても私が実際の乗ったのは、ベンツとBMWとウィンダムくらいですが・・・
しかし、乗ったときの感覚は小型車とはまったく違います。
乗っているだけで満足できる感覚です。
ちなみに我が家は国産の小型車です。(これでもけっこう満足していましたが・・・)

たとえが良くないかもしれませんが、それくらいリフォーム前と後で違いがあると言うことです。

しかも、車より楽しいのは、車種を選ぶのではなくシステムキッチンやシステムバスの種類、色、配置などすべて自分好みにできることです。
そして、結果に自分のデザイン感覚が反映されることです。
だから、満足度の大きさがまったく違います。

話は、これで終わりません。

実は、この本で著者が言っていることは、リフォームだけではなくあらゆることに通じていると思います。

オオタケさんの家から見える富士山を描いた葛飾北斎をはじめ当時の浮世絵は、フランスの印象派にものすごく大きな影響を与えました。
しかも、フランスにその絵がどんな形で入ったか知っていますか?
陶器が割れないようにするための「包み紙」だったのです。
単なる包み紙にそんな素晴らしい絵が描いてあったのですから、どんなにか印象派の画家がびっくりしたか顔が見てみたいくらいです。

しかし、それよりびっくりするのは(いや当たり前かもしれません)、当時の江戸時代の庶民がそうした浮世絵をふつうに受け容れていたことです。
よ~く見ると、葛飾北斎が描いた浮世絵は、私たちが感じる実感にものすごく近いとことがよく分かります。
だから、ごく自然に受け容れられたのだと思います。

何が言いたいか、おわかりだと思います。
私たちは、私たちの実感を信じていいということです。
そして、デザインする力を十分もっているということです。

オオタケさん、仕事や趣味、旅行色々なところでデザインしていってください。
はまること間違いなしです。

蝉が迎える町

2006-08-22 19:10:15 | Weblog
今夕、駅に電車が着くと、
「ケヤキに蝉がないているわね」
と婦人2人の会話。

たしかにアブラゼミがにぎやかに鳴いている。

耳を蝉の鳴き声に集中すると、いつも通っている通勤の道々つぎつぎと蝉が鳴いているのが分かる。
アブラゼミ、ミンミンゼミ、つくつくほうし、と次から次へ主役が交代していく。

それだけ多く木が茂っているのだ。
中には、巨大な原生林を思わせる森もある。
おそらく、指定樹林である。

我が家までゆっくり歩いて15分の道のり、蝉の鳴き声が途絶えることがなかった。

一日の疲れを蝉たちの鳴き声が癒してくれる。

蝉だけではない。
フヨウやハナトラノオ、ユリの仲間などの花々も、家に着くまで目を楽しませてくれる。

我が家に帰れば、庭の柿の木で夏の残りを惜しむように、つくつくほうしが鳴いている。
オーシンツクツク、オーシンツクツクと私を迎えてくれる。

夜になれば、早くもこおろぎなど秋の虫の声。

本当にこの町にすんでよかったと思う。
そして、リフォームしてほんとうによかったと思う。

この町の緑を守るいろいろな仕組み。
緑を育む、一戸一戸の人々の努力。
この町をつくった企業の努力。
そして、畑を守り育てている農家の努力。

それら、みんなが集まって緑多い癒しの町をつくっていると思う。

成果主義という短いものさしでは、測ることの出来ない自然。
そして、お金では買うことの出来ない、ほんとうに子々孫々に残したい自然。
外国からこの国に来る方々にも味わってほしいこの四季折々の自然。

大事なのは、「伝える大切な自然と緑を大切にする心」があることではないのか。

一安心していいのか?

2006-08-21 21:54:56 | Weblog
我が家のシステムバスで、H社製の浴室暖房乾燥機を使っていないか心配になった。
今朝の日経に型番が出ていたので、照らし合わせて大丈夫だったので一安心。

最近、車のリコールやガス湯沸かし器の不良品など、かっての我が国ではあり得なかった問題が続出している。

我が家のリフォームでも、ほとんど問題なかったが、皆無ではなかった。

前にも書いたが、仏つくって魂入れずというのが原因だと思う。
一言で言えば、かっての職人技がなくなったのではないか。

それは、制度と深く結びついていて、成果主義型賃金制度になればなるほど「どうせ・・・」という考え方が蔓延して品質が落ち込んでいくのではないかと思う。

それは、最近の街にも随所に表れている。

今朝びっくりしたのは、駅前の階段に弁当箱が放置されている。
こんなこと、かっての我が国にはなかった光景である。

何かが、深くむしばまれているような気がする。