リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

和のすすめ(76)春の伊豆列車にゆれる御髪の香:ha ru no i zu re ssha ni yu re ru mi gu shi no ka

2017-10-27 21:30:16 | Weblog

春の伊豆

列車にゆれる

御髪の香

はるのいず              ha ru no i zu
れっしゃにゆれる     re ssha ni yu re ru
みぐしのか              mi gu shi no ka

 


 

 

「逃げ恥」のみくりこと新垣結衣さんが、伊豆修善寺への「新婚旅行」の帰りの車中、平匡に接吻される時の映像をもとに俳句にした。

御髪(mi gu shi)とは貴方の美しい髪という意味で使っている。
御髪(おぐしとも読む)は室町時代(1338〜1573年)の頃より使われたらしい。


平匡(ひらまさ演じる星野源さん)は、みくりに初めてキスをするのだが、あとでみくりに「雇用主」として不適切だと謝罪する。

しかし、みくりは「2回目もよろしく」とメールに書きそうになって「末長くよろしく」と書き換える。

そのやりとりが面白くて、何度も見てしまう。

この後、みくりは平匡の優しさに、自分の頭を平匡の肩に寄せて、甘える。

みくりは平匡を尊敬し、信頼しているのだ。

みくりの仕草がそのことを表している。

だが、平匡はみくりの次の一言に、みくりを拒絶してしまう。

平匡さんだったら、ーーーー。


平匡がみくりに接吻したのは、みくりを尊敬し信頼していたところで、ボックスシートの隣の席で列車が揺れるたびに、みくりの芳しい髪の香りが平匡を包んだからだろう。

逃げ恥の映像では、香りまで分からないので、平匡の心を想像して俳句にしてみました。

季節は秋でしたが、雰囲気としては春の方がいいので、春に変えてあります。


伊豆、千葉、奈良などボックスシートのあるローカル線の列車は、和の国にたくさん走っています。

あなたも、和の国にいらして、平匡とみくりのようなひと時を和の国のローカル線のボックスシートで味わって楽みませんか?

もちろん、季節は問いません。
秋の和の国のローカル線のボックスシートも素敵ですよ。


並んで座ると、時々肩が電車の揺れで触れ合いますし。

車では絶対にないシチュエーションです。


(^ ^)

 


 

 

逃げ恥に出てきた旅館に、私達夫婦も結婚記念日に泊まりました。

映像のように素晴らしい旅館でした。

何だか益々、新垣結衣さんや星野源さん、「逃げ恥」のスタッフのみなさんと近づいた気がします。


(^ ^)


和のすすめ(75)金木犀坂登り来て香り立つ:ki n mo ku se i sa ka no bo ri ki te ka o ri ta tsu

2017-10-17 21:43:47 | Weblog

 

金木犀

坂登り来て

香り立つ

 

きんもくせい       ki n mo ku se i 

さかのぼりきて        sa ka no bo ri ki te

かおりたつ              ka o ri ta tsu

 


 

 

少し前、まだ夏のように暑かった日のこと。

JRの駅から自転車で徐々に登り、わが家の少し手前の最後の坂道を登り切る時の句である。

 

自転車を最後の坂で押しながら歩いていたが、暑くて、汗が額に浮かんできた。

ほぼ、坂を登り切ったところで、金木犀のいい香りが私を包んだ。

その情景を詠んだ句である。

 

その日は祖父の霊を慰めるために、東京まで出向いた帰りであった。

いいかおりの金木犀は、祖父が私のために用意してくれたようであった。

 


 

 

金木犀のいい香りは、やはり大都会では純粋に味わうことは出来ない。

東京から少し離れた、郊外や田舎でならこの句のようにあなたを包み込みます。

金木犀に限らず。

あなたも和の国へいらして、秋の花「金木犀」の香りなど素晴らしい自然の香りを楽しみませんか?

(^J^)

 

 


和のすすめ(74)月香る 湯巡りの里 城崎は:tsu ki ka o ru yu me gu ri no sa to ki no sa ki wa

2017-10-03 21:10:59 | Weblog

 

月香る

湯巡りの里

城崎は

 

つきかおる    tsu ki ka o ru

ゆめぐりのさと  yu me gu ri no sa to

きのさきは    ki no sa ki wa

 


 

月が香る?

そう、香るはずがありません。

しかし、城崎温泉では違います。

 

城崎温泉では、ここの旅館に泊まれば、宿泊先以外の温泉に無料で入ることができます。

湯巡りと言っていますが、温泉から出てきた女性は月のようです。

とても美しい。

 

美白な肌とともに、かぐわしい湯上がりのかおり。

 

本物の月以上に、美しい。

 

あなたが、城崎温泉へ行って、あなたの大切な人を外で待っていてその方が現れたら、この句のように感じられるでしょう。

 

(^J^)

 

明日の中秋の名月に、城崎温泉でこの句のような素晴らしい経験をされる幸運なあなた!

月のような、かぐわしく美しい人を大切にしてくださいね。

 

(^J^)