リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

和のすすめ(57)綺羅星の まぶし春の陽 都市眼下:ki ra bo shi no ma bu shi ha ru no hi to shi ga n ka

2017-02-17 13:53:28 | Weblog

綺羅星の

まぶし春の陽

都市眼下


きらぼしの         ki ra bo shi no
まぶしはるのひ     ma bu shi ha ru no hi
としがんか         to shi ga n ka

 


 

 

「春の陽」とは、春の太陽の光のことである。


生命が息吹くように、日の光が日ごとに輝く強さを増すこの季節。

都市は、自然の多い郊外と比べ、格段に鏡やガラス、ステンレス、車・・・といった平滑面が多い。


その、平滑な面に春の強い日光が当たり、するどく反射する。

まるで、キラキラ輝く星のように美しい。


しかも、その反射する日の光がとても強く、目を射る。

綺羅星は、そのようすを一言で形容した。


もともと、「綺羅星のごとし」は「綺羅、星のごとし」ということで、綺・羅という絹の様子が星のようという表現である。

ここでは、「綺羅星」をキラキラ輝く星という意味の一つの単語として使っている。

 


 

 

東京で、日が昇る午前中に、高層のホテル等から、日の低い東や南東の方向を望めば、この句のような美しいきらきら光る、地上の星の光景を見ることが出来るでしょう。


和の国は、自然も美しいですが、都市も実に美しい!


この「地上の星」がキラキラ光る美しい春の光景を是非、あなたも脳裏に収めてください。

きっと一生の記念になるでしょう。






条件のよい部屋なら、同時に富士山も臨むことが出来るかも知れません。


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和のすすめ(56)母を追う 稚児や手つなぐ 冬の夕:ha ha o o u chi go ya te tsu na gi hu yu no yu u

2017-02-02 11:24:23 | Weblog

母を追う

稚児や手つなぐ

冬の夕


 


 

ははをおう     ha ha o o u

ちごやてつなぐ   chi go ya te tsu na gu

ふゆのゆう     hu yu no yu u

 


 

稚児(ちご)とは、入学前までの小さな子どもをさす。

狭い意味では、乳児を過ぎた頃から、幼稚園入園までくらい。

 


 

この句は、我が町にある駅前の光景である。

 

小さな女の子2人が手をつないで、ちょっと先を歩く母親2人を追いかけている様子を句にした。

 

母親のひとりは時々、2人の手をつないだこどもたちの様子をちらちらっと確認している。

 

しかし、稚児2人は、しっかりと手をつないで、話しながら歩いている母親たちのあとを、楽しそうに追いかけている。

 

この稚児2人の様子から、母親同士とこどもたちの仲良い関係が、とてもよく理解出来た。

 

夕暮れ時のちょっと物寂しい時間帯にもかかわらず、とてもいい光景を見せてもらった。

 

 


 

和の国へいらしたら、こうした何気ない様子もよくご覧になってください。

 

この国には、こどもたちを大切にするこうした「子どもを見守る」文化があります。

 

だんだんと忘れ去られていますが。

 

もちろん、我が町にもあります。

前に書いたように。

 

だから、どんどん若い人たちがこの町に入って来て、学校は校庭がなくなるくらいに、校舎を増築しています。

 

あなたも、この町へいらしてはどうですか?