リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

郵便を使いたくないと書いたけれど・・・。郵便が使えないのは重大問題!

2007-10-25 07:27:07 | Weblog
昨日、着くかどうか分からない郵便を使いたくないと書いた。
しかし、よく考えてみると郵便ほど確実に秘密を守れる方法はない。
もちろん、葉書は無理だが。

連絡手段として、メールはよく使う。

しかし、メールは葉書と同じで公開されているのと同じだ。
キーワードで引っかかるようにしておけば、みんな読まれてしまう。

もちろんそんな重大な秘密はないからいいが・・・(笑)

つまり、コンピュータネットワークでは、「秘密」を守るはまったくできないということだ。
新聞やテレビをにぎわす「情報漏れ」は、ほとんどがネットワークがらみである。
ネットにつないだ瞬間から、情報はリークしていると考えた方がいい。
(コンピュータがそういう仕組みで作られている。ウィルスソフトがアップデートできるのはウィルスソフトの会社のコンピュータから私のパソコンにアクセスでき、何がアップデートされていないか分かるからだ)

とすると、郵便が着かないということは情報が守れないことになる。
これは、重大な問題だ。

もっとも、「裁判員制度」が始まって、都合が悪いときは、郵便が着かなかったという言い訳ができるのはありがたいが

届くかどうか分からない不安を抱えながら郵送するのはまっぴらごめん

2007-10-24 20:23:17 | Weblog
カタログギフトがよいと思って、母に送った。
何にするか迷った母と一緒に、母の好きな物を選んだ。

それを、カタログ会社に添付の葉書で送ったのが9月中旬。

今日、たまたま母に電話してとっくにギフトが届いているはずだと思って聞いたら、まだ届いていないとのこと。

びっくりして、カタログギフト会社に連絡したら、確かに何にするか選択し、送付先を記入した葉書が不着とのこと。
とっくに届いていると思っていたから、カタログを再送付してもらうことにした。



郵便局が民営化される前から、何となくおかしいと思っていた。
今までは、1日か2日で到着する封書が3日も4日もかかるようになったのだ。

郵便局へ行けば、やたらと待たされる。
時間がかかる。

おまけに、貯金を引き出すのに前の用紙を使ったら、氏名と連絡先まで聞かれて不愉快なことこの上ない。

最後には郵便の不着だ。



届くかどうか分からない郵便を使うことはできない。

ネットを使える人間はいい。

だが、ネットを使えなくなったらそれこそ、通信遮断である。
ネットを使うことができる我々だって、いつネットが使えなくなるか分からない。
(電力供給が停止したら終わりだ)
最後の手段が郵便なのに、それが不着とは考えられない。



これからはいちいち、到着したかどうか電話で確かめなくてはならない。
カタログ会社さん、申し訳ありませんね。
コストと時間をとらせて。

次回は絶対ネットを使う。
届くかどうか分からない不安を抱えながら郵送するのはまっぴらごめんだ。

「掃き出す」ことができる贅沢・・・究極のエコ

2007-10-09 05:57:43 | Weblog
和箒のことを書いて思い出したことがある。

前にも書いたが、父の実家で一夏を過ごしたときのこと。
父の実家は農家。
田んぼと畑と鶏で生計を立てていた。

建物は、古い柱や梁が永年の「すす」で黒光りしていた。
屋根は茅葺き。
座敷は、廊下の中にある。

私が好きだったのは、何よりも「自然な香り」である。
わらの臭い、いろりの回りの板の間の木の香り、畳の香り・・・
もちろん、いい臭いだけではない。
くみ取り式のトイレでは、ほんとうに「自然な香り」もある(笑)

しかし、家の中にいるだけで不思議と安心する。



家の中はいつもきれい。
朝になれば、雨戸と障子を開け、家の中は全開状態。

そこを和箒で、さっと掃除。
もちろん、農家の朝は早いので、一仕事終わったあとの話。

早いのは「ちりとり」を使わないから。
掃除したゴミはどうするのかというと、全部廊下から外へ掃き出してしまう。
外は、土間へはいるための土の通路になっている。
そこへ、すべて掃き出してしまう。

ゴミはすべて畳などの天然素材。
そのため、いずれは土に還るのでまったく問題ない。

雨戸も木製、その下の雨戸が通る通路?も木製で幅が広く、底が浅いのでアルミサッシのようにレールの間にひっかかるということがない。



そのときは、当たり前のことだったので何とも思わなかった。
掃除も、電気掃除機を使ってするのが当たり前だと思っていた。
そして、家事をほとんどしない(できない?)生活を何十年と続けたので忘れていた。

しかし、リフォームして改めて箒の良さに気づいて、「掃き出し」を思い出した。

家が自然の中にあると、そして家の素材がすべて天然素材だと、家の掃除が実に簡単にできる。
すべては、循環している。



アルミサッシのレールの間の隙間につまったゴミを掃き出すのにも、和箒は便利。
「柔よく豪を制す」
天然素材の微妙なしなり(弾力)が、細かいゴミまで取り去ることができる。

もっと、すごいのはフローリングの間の細いみぞ。
この溝につまった小さなゴミまで、和箒は取り出してしまう。

絨毯でも和箒を使う。
天然素材のもつ弾力が、大きなゴミだけならじゅうぶん取り除くことができる。

リフォームは維持→健康

2007-10-07 05:33:04 | Weblog
数日前の「朝日」の投書欄に、箒が売っていないという記事があったように記憶している。
投書された方は、確か箒の掃除の手軽さを評判に聞いて、購入されることを希望されていたが、売っていなかったとのことである。

昨日の「朝日」に「和でリフレッシュ」とのタイトルで、「温暖化防いで脚力強化」との記事が掲載されていた。

とても嬉しい記事である。
(箒がみつからなかった方には、早くみつかるよう祈ります)

要は、箒を使うと電気も使わないので「温暖化をふせぐこともできるし、その上脚力も付けることができて健康にもいい」という内容の記事である。

こうした内容の記事が出ることは本当に嬉しい。

和箒が使い安いということについては、昨年の11月3日に、このブログで写真入りで書いたので詳しくはそちらをご覧いただきたい。



ところで、最近つくづく思うことがある。
それは、「リフォームは維持」であるということだ。
知人が、「マンションは維持で買え」と言っていたがまったく同感である。

忙しい中、またやりたいことがたくさんある中、どうしたら「維持」を簡単にできるかを心がけるとよいリフォームになる。



箒が支持されているのも、その簡便さゆえだと思う。

例えば、掃き掃除だけなら、和室であれば和箒で2~3分で掃除は終わってしまう。
もちろん、窓は開ける。*1
だから、少し天候がわるくても窓を開ける時間は短時間ですむ。*2

*1 ただ開けるのではなく、必ず空気の抜けがよくなるように開ける。どうしても、空気の抜けがわるくなるようにしか開けられないようなら、空気清浄機を使うことをおすすめする。最新の機種ならほこりを感知して自動的に風量が多くなるはずだ。
*2 最近、掃除の時に窓を開けない人がいる。信じられない。掃除機を使っても微細なほこりが出て喘息などの人はよくない。

箒のよさは、気がついたときにすぐできる。
朝、出かける前に短時間できる。
汚れているところだけさっとできる。
結果、いつも「きれい」となる。

そのためには、さっとできる「しかけ」が必要だ。

板の間、畳、窓の解放(きれいな空気)、掃除のしやすさ(整理整頓)、いつでも使えるところに道具があるなど。

そして、思いこみを捨てることだ。

掃除をするには、「掃除機」が必要とか、食器を洗うには「洗剤」が必要とか・・・
例えば、漬け物を載せた小皿をあらうのに、中性洗剤を「わざわざ」使う人がいる。
まったく、必要ない。
私は、そうした小皿は水洗い1回ですませている。

ほとんど行動が「習慣」になっているからだろう。
洗剤は、必要だし、水は2倍も3倍も必要。
おまけに「時間もお金」もかかる。
さらに、「環境も悪化させる」

自分で自分の首を絞めることになる。

少し脱線したが、いかに維持を簡単にするか、そしてすぐできるか、健康によいかを考えることがとても大切だ。
それは、回り回って自分のところに帰ってくる。
(食器を中性洗剤で、できるだけ洗わないようにすることも健康につながる)

そうした「維持」が簡単にできることは、建物を永く保たせるだけでなく、自分自身の健康にも直接跳ね返ってくる。



リフォームしてから、毎日キッチンの床を雑巾がけしている。
きれいになるし、ふだん滅多に使わない筋肉を使えるし、一石二鳥にも三鳥にもなる。
前は、スポーツクラブに週1回通って、ストレッチをして水泳などしていたが、それ(ストレッチ)が毎日できる。
しかも、「きれいで無料で健康にもよい!」
身近なところに、健康の種はころがっている







箒は、朝日の記事の絵のように長柄箒もいいが、私は短柄箒を愛用している。
小回りがきいて、「ちりとり」との相性もいいからだ。
椅子の下、隙間など狭いところでも使えるし、集めたゴミはちりとりにすぐ入れることができる。