リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

紙一枚で最高のサービス!

2007-04-28 20:29:30 | Weblog
パスモは実に便利である。
でも、それに劣らないとてもありがたいサービスがある。
それも、紙一枚で。

前に、床屋に行って爆睡して迷惑をかけたという話を書いた。
爆睡しても丁寧にカットしてくれて、カミソリまであててくれる。
最高のサービスをしてくれる。

しかし、ある時(去年の12月)どうしても時間がなくて、駅前の10分1,000円(税抜き)の床屋に立ち寄った。
最初は、1,000円だから、これなら同じ料金で月3回は行けると皮算用していた。
いつでもきれいになれると

ちょっと横道にそれるが、熟年になると髪に白いものが目立つようになる。
そうすると、手を入れていないと結構目立つ。
熟年になったときの最高のおしゃれは、清潔で相手に不快感を与えないこと。
それには、まずヘアーカットと思っていた。

ふつうの床屋に行くのと同じ料金で、月3回もカットしてもらえるけれど、まあカットだけだから、そこそこのサービスだろうと高をくくっていた。
ところが、いざカットしてもらうと、きちっとカットしてくれる。
おまけに、最後に
「どうですか」
と訊いてくれるので、
「ここをもう少しカットしてください」
と頼むと望み通りカットしてくれる。
カットに関しては、まったくふつうの理髪店と変わりない。

忙しいときには、時間の節約になってほんとにありがたい。

そうすると、つい2回、3回と足を運んでしまう。
ありがたいのが、紙一枚のサービス券。
7回いくと500円割引になる。
価格を引いてくれることもありがたいが、このサービス券が実にいい。

髪が少し伸びたかな、でもいつ行ったっけ?
そのとき、このサービス券には
「4/7」
のように、カットしてもらった日が手書きで書いてある。

パスモのようにハイテクではないけれど、いつでも目に見えるというのは実にありがたい。
この日付と自分の髪を見て、
「そうか、まだ大丈夫だな」
とか、
「そろそろ行こうか」
と判断できる。

自分でメモしなくても、お店がそれをやってくれる。
ローテクだけれど、ほんとありがたい。



いつもの床屋さんもありがたい。
かみそりをあててくれるのは、すっきりして最高だ。
シャンプーも実に気持ちいい。

そして、爆睡しても最後までサービスしてくれる。

どちらも、最高のサービスをしてくれる

キッチンとシステムバスをリフォームすることは、家の心臓部を整然とし最高の人生を送るためのもの!

2007-04-27 22:21:33 | Weblog
今、「3週間続ければ一生が変わる」Part2 ロビン・シャーマ著、北澤和彦訳、海竜社を読んでいる。

この本の221頁に、次のように書かれている。
「ホテル業界では客には見えない舞台裏でおこなわれているすべてのことに名前がつけられています。経理、ハウスキーピング、キッチン、クリーニング部門でやらなければならないことは、すべて不可欠な業務ですが、人目にはさらされません。そういった仕事は「家の心臓部」と呼ばれています。「家の心臓部」が整然としていて、ほぼ完璧に機能していれば、外にいる利用客も同じ体験をしているといえるでしょう。」

これは、ホテル業界のことだけれど、ホテルを家庭に置き換えれば、家庭でも全く同じことが言える。

我が家のリフォームで目指していたのは、まさにこれである。
つまり、「家の心臓部」が整然としていて、ほぼ完璧に機能していれば、外にいる利用客つまりそこで暮らす私たちも、快適な生活を送ることができる。
そして、ロビン・マーシャが言うように、「最高の人生に到達することができる」。

私流に言えば、家庭は母港。
そこで、補給、休養、栄養、娯楽などの基礎ができていなければ、外で力を発揮することはまず、できない。
しかも、そこはふだんあまり外には見えていない。
だからこそ、重要である。

我が家もリフォームをしたので、ほんとに「整然」とするようになった。
そのため、無駄なストックが減った。
その結果、必要なものを必要なだけジャストインタイムで用意することができるようになった。

まさに、足下こそしっかり整える必要がある。
そして、家庭こそ社会とつながるもっとも大切な基盤だ。

パスモで快適、清潔ランチ

2007-04-25 21:37:26 | Weblog
今日の昼食は、天ぷらそば。
エビが2本も入っていた。

会計は、もちろんパスモ。
操作は2つ。
メニューボタンを押して、あとはパスモをかざすだけ。
あとは、注文票が出てくるので並んで待つだけ。

お金をやりとりした店員の手が、食材や食器をさわることがないから、安心して食べることができる。

これを書いていて思いだしたのが、昔の街の床屋。
主人が犬が好きで、犬をなでたその手で、こちらの髪までカットする。
「やめてくれ!」
と言いたかったが、話し好きで、いろいろなことを話せる関係だったので我慢した。
しかし、その衛生感覚が決定的だった。
それ以来、その床屋へは一度も行っていない。

今でも、お釣り(紙幣や小銭)をいじった手で、食器や食材を平気でさわる店がある。
加熱調理しているから大丈夫だろうけれど、その感覚がだめである。

しかし、パスモなら完全分離。

自分のパスモは自分しかさわらない。
誰がさわったか分からない小銭を受け取ることがないから、はるかに私の感覚にフィットする。

私の亡くなった祖母は、お金を触ったら必ず私の手を洗わせた。
その感覚をDNAとして受け継いでいる私。

釣り銭いらずでスピーディーというだけでなく、パスモは小銭やお札をさわらなくていいのはありがたい。
乳幼児の健康に気をつけて、育てているお母さんも大喜びだろう。
祖母が、もし生きていたらさぞ喜ぶに違いない



ただ、気をつけなくてはいけないのが、紛失だ。
これは、カードも現金も同じだが、注意が必要


浴室暖房乾燥機のフィルター掃除は、定期的にやらなくては!

2007-04-24 22:02:00 | Weblog
バスタブを掃除していてふと見上げると、浴室暖房乾燥機の吸気口が汚れている。
リフォーム以来、吸気口のフィルターを全く掃除していなかった。

表示には、「月に1回は掃除してください」と表示されていたが浴室はそんなにほこりもないし、大丈夫だろうと高をくくっていたら、大間違い。

フィルターを引き出してみたら、ほこりがびっしりとついている。
掃除機のノズルを交換しなくてもいいだろうと思っていたらとんでもない。
ノズルを隙間用のものに交換して、やっときれいになった。

ついでに、和室の空気清浄機のフィルターも掃除したら、こちらもほこりでびっしり。
空気清浄機は、けっこうほこりを除去してくれている。
確かに、使い始めてから部屋のほこりは見た目でも少ない。
それだけ、空気清浄機が働いてくれているということ。
その分、バスも和室も掃除が楽になっている。
ありがたいことだ。

特に、浴室の床はたっぷりイオン乾燥のおかげで、ほとんど汚れが目立たない。
やはり、乾燥が第一だ。

浴室暖房乾燥機や空気清浄機のフィルター掃除はやはり、定期的にやる必要がある



電子マネーがよりどりみどり

2007-04-23 21:28:24 | Weblog
nanacoとWAONがスタートした。
正確には、nanacoが今日、WAONが金曜日スタート。

しかしながら、どちらもあまり魅力を感じない。
使えるところが限られているからだ。

交通系はパスモ。
その他はエディでだいたい間に合う。

もっとも、セブンイレブンやイオンを使う方は、ポイントがついていいかもしれない。

と言いつつ、エディも使えるところはまだ少ない。
しかし、私の場合マツモトキヨシやワイズマートでよく使うのでだいたいOKか。
どちらの店も、品質はいいし、価格もリーズナブル。
その上、ポイントが楽しみ。
ヨークマートもどちらかが使えれば最高だったが、残念ながらここはナナコ。

まあ、現金のところもあっていいか。



どちらにせよ、ポイントは入金。
パスモは改札で自動入金できる。
エディは、携帯さえあれば、圏内ならどこでも入金可能。
だいたい、この2つで間に合いそうだ

yahoo!ショッピングで折りたたみ自転車が4980円で買える!

2007-04-22 17:46:34 | Weblog
このブログで何回か紹介してきた折りたたみ自転車が安い。
たまたま昨日yahooを見たら、確かトップページに折りたたみ自転車の記事。

今日、確認したらyahooショッピングの中で販売していた。
私のは、約1万円。
yahooショッピングのは、最安値のが16インチで4980円だった。
これなら、私の折りたたみ自転車の半分。

パスモと組み合わせれば、最先端の省エネ・エコの移動システムが構築できる

季節も最高
気分も最高

微温浴+防滴ラジオ=リフレッシュ+健康+身体を洗うのが楽しい!

2007-04-21 21:54:37 | Weblog
暖かくなってきた。
微温浴もゆっくりと楽しめるようになった。

バスタブにゆっくり浸かっているといろいろ考えてしまう。
しかし、防滴ラジオで音楽などを楽しんでいると、日頃の雑念はどこかにふっとんでしまう。

これが身体にいい。
ゆっくり訊いていると時間も忘れ、今日はたっぷり40分間バスタイム。

すると、いつもと何かが違う。

身体を洗うことが楽しい。
これまで、微温浴の楽しさをお伝えしてきたが、この感覚は初めてだった。
つまり、今までバスタブに入るために身体を洗ってきた。
それが、180度転換して、バスタブを十分楽しんだので、今度は身体を洗って楽しもう

身体をゆっくり洗う。
これは、精神的に実にいい。
微温浴で身体が中から十分癒されている。
そこで、さらに身体をゆっくりと洗うことで身体が外から癒される。

是非、お試し下さい。
まるで、ちがう世界に来たような感じがする。

和の贅、障子にあり

2007-04-20 21:24:22 | Weblog
昨日、和室のすばらしさについて書いた。
畳、塗り壁、障子・・・など和のよさは至る所にある。

しかし、その中で最も核心をなすのは、空間のしきりにあると思う。
つまり、ふすまと障子だ。

中でも、障子は秀逸だ。

一度、このよさを知ると後戻りできなくなる。

日中、外と空間を仕切っているのに、室内は適度な明るさを維持している。
この文章を書いている部屋は北側にあるにもかかわらず、照明はいらない。

そして、安心感がある。
障子1枚で外と仕切られているので、それとなく外の様子が気配として分かる。
それでいて、プライバシーも保てる。
たった紙一枚とそれを貼り付ける木の枠だけで。

さらに、空気の揺らぎまで分かる。
風の息まで分かる。
わずかな風で、障子がわずかな音を立てる。
それは、どんな高級なCDの自然音にもない、生の息吹だ。

そして、小鳥たちの鳴き声。
春を謳歌している小鳥たちのさえずりが、障子越しに聞こえてくる。

これほど、クオリティーの高い環境はほかにない。
エネルギーは、すべて自然の光、風、温度だけを利用して実現されている。
二酸化炭素の排出は、ゼロである。

これまで、クオリティーの高い空間を実現しようとして、いろいろ工夫してきた。
しかし、その空間は足下に存在していた。

ちょっと視点を変えるだけで、私たちは「priceは高くないが、qualityは高い」空間とライフスタイルをすぐ実現できる。

五感のあらゆる感覚に優しい和室。
これこそ、最高の贅であろう。

和室は究極の光と温度のコントロール  そしてわび、さび

2007-04-19 21:04:22 | Weblog
我が家のリフォームでは、和室はまったく手をつけなかった。
しかし、和室の快適さは数々ある。

まず、障子。
これが、実にいい。
まず、間接照明としてこれ以上柔らかい光を届けてくれる照明は、ほかにあるだろうか。
障子紙が柔らかな光を室内に入れてくれる。
勝手な仮説だが、おそらく昔の人が、笹から漏れる光をなんとか実現できないかと考えた末に生まれたのではないかと思う。
その、写真が下の写真だ。



竹林。
そこから、木漏れ日として差す光の柔らかさは、障子が外の光を和らげる効果と似ているところがある。
竹林と障子、これぞJapaneseではないか。
余談だが、障子の断熱効果はかなり高い。
一度部屋を暖めれば、紙(和紙)が窓との空間に断熱層(空気)をつくり、室内の熱が逃げない。
もちろん、夏の冷房でも同じことが言える。
和紙(障子)は、エコロジーで快適な空間をつくっている。

そして、障子の空間を仕切るという機能。
これは、ふすまと同じで、フレキシブルなことこの上ない。
先日の休みの時も、昔は雨戸と障子しかなかったことを思い出して、ガラス戸は閉めないで、障子一枚で外と空間を仕切ってみた。
空間は遮るが、外の音や気配は分かる。
風の音もわずかではあるがする。

そして、究極は室内の明るさが外の明るさに応じて変化するのだ。
これほど、「わび」「さび」があるものはほかにない。
一言で言うと、こころが落ち着く。
室内の明るさは、外の明るさの変化を受けて、直接ではなく間接的に柔らかく変化する。
こんな究極の光と温度のコントロールは障子のほかない。

和室の良さはまだある。
畳の良さだ。
ただし、畳はその中身がわらである場合に限る。
最近の建材の中にはそうでないものが大量にあるからだ。

これは、実にいい。
部屋の温度に応じて暖まる。
しかも、そのままマットになるので、うとうとと眠ってしまっても大丈夫。
優しく、身体を保温してくれる。
マットだから、ベッドのように身体が沈むこともなく、腰痛の心配もない。

さらに、和室は融通が利く。
夜はベッドルーム。
昼間は、客間などいくらでも対応が可能だ。
こんなフレキシブルな空間はない。

さらに、我が家にはないが、私の子どもの時の父の実家。
ふすまを数枚取り外せば、20畳から30畳の一続きの空間がいつでも生まれる。
この変幻自在な空間は、和室でなければ生まれない。

そして、壁は塗り壁。
これも保温にも適している。
さらに、見た目の柔らかさは、ほかの建築材にない優しさがある。

我が家のリフォームで手を入れたところは、主に水回り。
しかし、手を入れなかった和室がとても大きな価値をもっているということについ最近気づいた。

その、大きなきっかけとなったのが土曜日(正確には、今週日曜日の0時40分~)のNHKの「ニッポン先端人」で紹介されていた、堀木エリ子さんの活動である。

その中で、堀木エリ子さんのアトリエ?(京都)には、海外からたくさん外国人が来て堀木さんの作品に感動しているとのこと。

堀木エリ子さんは、銀行員だったらしいが和紙職人の技に魅せられてこの世界に入ったとのこと。
そして、なんとかこの技を残さなければと決意し、日々新しい和紙づくりに挑戦しているとのこと。

私は、写真で紹介したように竹藪こそ和の世界だと思う。
それが、開発でどんどん失われることに危機感を抱いている。
海外が注目するこのもっとも日本的な世界にぜひ、多くの外国人にふれて欲しいと思っている。
それは、都市からそんな遠くないところにまだまだたくさん残されている。
しかし、放置すれば開発の名の下に限りなく失われていく。

それは、私の孫の世代に残すことのできるほんとうに価値ある財産がなくなることを意味する。
そして、最後に誰もこの国に来なくなることを、誰も住まなくなることを。

私たちの祖先は自然に学び、それを生活に生かしてきた。
しかし、それがなくなることは、学ぶ手本がなくなることを意味する。
堀木エリ子さんもまったく同じことを考えたのだと思う。

最後に、ウィキペディアの「わび」の説明文の中に、言わんとしていることが書かれていたので紹介する。
「priceは高くないが、qualityは高い」
これこそ、最高のエコではないだろうか。