リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

相談にのってくれる人がいる

2006-07-01 07:41:35 | Weblog
しかし、契約の前に、システムキッチン、システムバスなど仕様を細かく決めなければならないため、A社のショールームには、その後2回行くことになった。

Xさんは、ショールームで見てセレクトしたいくつかのグレードの商品をベースに、最も高価な見積もりから安価な見積もりまで、全部で4つの見積もりを提案してきてくれた。

価格差は136万円。

しかし、具体的な4つの提案の中から絞り込むためには、どうしても実際にもう一回は見る必要があった。

実際、この目で見て確かによかった最も高価で、グレードの高いものは、家自体が何年もつかわからないので妻と相談して最初から除外した。

ただ、どの提案にも電動で自動昇降する食器乾燥機が入っていなかった。

最初にショールームを訪れたときは、ほかの点に目を奪われ、この点を見ていなかったので、見積もりに入れるように要望しなかったのだ。
それに、IHクッキングヒーターも取り付ける予定でいたが、これも実物をみないとイメージがよくわかない。
さらに、日頃よく使う包丁などの道具を入れる収納の細部についても、見ているようでよく見ていなかったので確かめる必要があった。

これらの細かい仕様を一つ一つ決めていく時、A社のZさんはほんとうによく相談にのってくれた。

例えば、収納ではA社の売りである包丁などの道具を入れる収納部分についても、ショールームに展示してあるワイドな幅のは、見積もりにはなかった。

しかし、最初に見ていいなと思ったのはこの部分がワイドな展示品である。

見積もりにある幅の一回り小さいものとは、使い勝手がまったく違いそうだった。
特に、鍋などを収納する部分の広さはずっと狭く、収納できる容量が確保できないのではないかと思った。

そこで、どうしたらこの展示品と同じものを入れられるか、図面をもとに考えると引き出しを1/2の幅にしてライサーにすると可能ではないかと思ったので、Zさんに聞くと、これもまた明快に「できます」と答えを出してくれた。
そして、5分も待たないで図面に書き起こしてくれた。
もちろんコンピュータですぐやってくれるのである。

こうして一つ一つを実際に我が家にあてはめ、イメージできるのはとてもありがたかった。

さらに、3回目にショールームへ行ったときには、自動昇降する食器乾燥機の取り付け位置についても、2回目の見積もりでは流しのやや右手にあったのをほぼ中央にもってきて、さらに頭にあたらないよう高い位置にして使い勝手がよくなるように相談にのってくれた。

また、最初にショールームに訪れたとき指摘した、「この商品だと地震があったとき戸棚のガラスが割れて、危ないのではないか、年寄りにも安全に使えるのがいい」と話した点についても、2回目にショールームに行ったときは、「この商品なら心配ありません。ガラスを使っていませんから」と、にこやかに説明してくれた。

こうした一つ一つの対応が、A社の製品に対する信頼を高めていった。

製品を売るではなく、相談にのってくれる姿勢がA社のZさんには一貫していた。









明快な答えが決めたリフォーム会社

2006-07-01 00:54:47 | Weblog
リフォームするにあたって、2つの業者に見積もりを依頼した。

C社とD社である。

2つの会社とも実によく話を聞いてくれた。

C社のYさんは、とても誠実で一つ一つリフォーム箇所を見てくれた。
そして、こちらの要望もきいてくれた。
システムキッチンとシステムバスの業者もすぐ紹介してくれて、E社がいいと勧めてくれた。

紹介状を持って行くと、すぐ係の人が案内してくれて、丁寧に説明してくれた。

特に、気に入ったのが電動式の昇降式食器乾燥機である。
我が家の生活スタイルにあっていて、今まで使っていた据え置き式食器乾燥機を上に置かなくて済むので、スペースが広くとれる。
ただ、母も年をとってきているので、いつまでも母に甘えることはできない。
そこで、食器洗い乾燥機も付けることにした。

実際、E社のシステムキッチンやシステムバスは上質で、間違いないと思った。

Yさんが持ってきてくれた見積書もきちんとしていて、これなら信頼できると思った。

ただ、Yさんは、「台所で、風呂の残り湯を使うことはできない」と言っていた。

我が家は築30年近い。
洗濯機置き場が、よくあるように風呂場の隣ではない。
台所にあるのだ。
それも、古い造りなので土間にある。
その間、3~4メートル。

風呂場の隣にあるのなら、洗濯機のお湯取り機能を使えば、風呂の残り湯を簡単に使うことができる。

母は、今まで暑い夏も寒い夏も、風呂場の窓を通して、家の外から台所のドアをあけてホースをつなぎ、残り湯を洗濯機で再利用していたのである。

リフォーム中の今は、車庫にある洗濯機まで新しくできたシステムバスからバケツで残り湯を何回も運んでいる。
まったく、信じられない。

「お母さん、いいですよ」といってもやめない。

しかたなく、バスタブにあった残り湯を全部流してしまった。

それくらいの母だから、何とか楽をさせたいと思っていた。

妻は「Yさんとてもいい人だから、契約してもいいんじゃない」と言ったが、もう1社見積もりをとることにした。

Yさんの会社は、たまたま新聞の折り込み広告で見つけたが、Xさんの会社はインターネットで見つけた。
こちらの要望(キッチンとバスの改修がおもな工事であること)を伝えると、これくらいでできますと、一番早く簡単な見積もりをメールで出してきた。

そこで、営業のXさんに来てもらってリフォームの要望を詳しく伝えた。
懸案のキッチンでバスの残り湯を使うことはできないかと聞くと、「できます」と即座に答えてくれた。

そこで、Xさんの案内で、改めて別の2社のシステムキッチンとシステムバスを実際に見てみることにした。

ここでも、Xさんはこちらの要望を聞きながら、こうした方がいいですよといろいろアドバイスしてくれた。

実際、システムキッチンはF社とA社を見たが、システムキッチンもシステムバスも使い勝手がよいのは、A社だった。
特にA社の製品は細かいところに配慮がされていて、包丁、おたまやさえばしなど料理によく使う道具をコンパクトに収納できる。
しかも最も使いやすい位置に収納できるのは、他社にない特徴だった。

システムバスは、はっきり言って安っぽかった。
展示品の色が悪く、魅力を感じなかったのだが、一つ注目できる点があった。
それは、前に書いたが、バスタブが壁側に少し食い込むようになっているので、長さが十分とれることであった。
0.75坪でもなんとかなりそうである。
おまけに、「テレビしかもデジタルテレビを付けられるか」と、ショールームのZさん(女性)に聞くと、即座に「はいできます」と答えた。
Xさんが心配になって「ほんとに大丈夫なの?」と確かめると、「はい」と明快に答える。

実際には、テレビは妻の意見で付けなかった。
しかし、XさんもZさんも私の要望にそれが可能かどうか、明快にしかも即座に答えてくれた。

これは、決定的だった。

これからも、相談すれば一つ一つの要望に十分応えてくれそうだと確信した。

妻は、Yさんがとてもいい人なのでC社と契約したらと言ったが、私の決心はもうついていた。

母を楽にさせることの出来るのは、Xさんしかいない。

やがて、我々夫婦も年をとる。
そのとき、仕事を続けられるようにできるのは、やはりD社のXさんしかいないと。