リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

キッチンのリフォームでかわったこと

2006-07-27 22:06:47 | Weblog
オオタケさんコメントありがとうございました。

京都のリフォームした家も是非見てみたいです。

さて、我が家ではキッチンがリフォームされてから、私も含めて妻、母と3人ともにキッチンに集まるようになりました。
だいたい炊事なのですが・・・

しかも、一つの変化が生まれています。

それは、会話です。
食事の用意をしたり、片づけをしたりと場面は様々ですが、炊事をしながら色々話すことが多くなりました。

キッチンが広がると、自然に家族が集まるようになったのです。

こうした変化を目の当たりにすると、何かが違うんじゃないかという気がしています。

我が家もそうですが、家の中心はリビングが中心につくられています。
でも、ほんとにそれでいいのかというのが今の考えです。

私の父の実家は栃木県でした。

子どもの頃、一夏を過ごした父の実家は茅葺き屋根で、いろりがありました。
もちろん、そこには土間があり、かまどもありました。

食事はいろりを囲んで、大家族でしていました。
しかし、そこでは父の実家の母親がかまどでご飯をたきながらも、いろり端の私たちといろいろ話をしたことを覚えています。

そうなんです、いろりがファミリーの中心で、同時にキッチンを兼ねていました。
大きな鍋が天井からつり下げられているかぎ(名前が思い出せません)にぶら下げられ、ことこと煮立った鍋から、茶碗に盛られたみそ汁がおいしかったことを思い出します。

そこでは、食事もしましたが、炊事もしながらたくさん会話がありました。
私の話も栃木の家族はよく聞いてくれました。
さらに、そこは家の玄関ホールでもありました。

食事は、今から考えると決して豊かではありませんでしたが、はるかに会話は豊かで、何よりも家族が共に同じ時間を生きていく空間でありました。

今は確かに豊かになりました。

食事が終われば好きなテレビを見たりパソコンをしたりと、個々に自分の好きなことをして時間を過ごせるようになりました。

しかし、我が家ではキッチンのリフォームで、何かが確実に変わりました。