おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

響き方にも個人差が!?

2010-11-07 | のこぎり
突然ですが、私は楽器(全部じゃありませんが)の響きが時々見えます。

いつからかは覚えてないけど、強い印象として記憶に残ってる最初が昨年のヤマハ藤沢店でのこと。
ヴァイオリンフェアということで各国の輸入ヴァイオリンが陳列していると共にいろんな弓も勢揃い。勿論この時の目的は弓だったわけですが、
入店業者の1人(見た目に反してヴァイオリンが上手い!)が何台かのヴァイオリンを弾いてくれました。
その時音の広がり方がパアーッと黄色く見えたんですね。

ドイツ・イタリア・フランス・中国(だったかな)のヴァイオリンをそれぞれ弾いてくれて、それぞれにお国柄の特徴というのがあるそうなんですが、音の広がり方に関しては、私が見えたものと100%一致していたので、まあ間違いはないと思います。

最近では渋谷の某ヴァイオリン専門店で店員が試奏しているときに見えた。
まあ、ヴァイオリンが見えやすいんでしょうな。。。


で、この見え方、のこぎりでは見たことがありませんでした。
特に見ようと思ったこともなくそれ故か見えたこともありませんでしたので。
更に付け加えると、ずっと思いこみがあったからです。

というのが、昔芸劇ホールで演奏したときに、聴きに来てくれた友達が「のこぎりの音はまっすぐ天井に伸びていた」と言ってくれたことがありまして、
なるほど、板面からまっすぐ(放射状?)に音が広がるなら、のこぎりは上下だな。と勝手に納得していたのでした。


で、今日横浜教室だったんですが、前後は忘れましたが話の流れで「見てみよう」ということになったんです。(勝手に言い出して、勝手に決めた気もするが・笑)

横浜は今、熱心な3人の「御姉様」が通ってくれてまして、それぞれを見させてもらいました。

まず最初のAさん

(黄色いのが音の形)

なるほどと思いつつ、のこぎりの下面に広がっていないことにまず驚きました。
私は上下同じように広がっていると思っていたから。

続いてのBさん


これはビックリでした。
最初見たとき音はしっかり鳴っているのにのこぎりの周りに響きが全然見えないのでとまどってしまいましたが、よく見ると(特に低音を弾いたときに)右肘の外辺りに小さく音の塊が見えて、そこから本人を囲むように薄く音の層が出来ているのでした。
ハッキリ言ってワケがわかりません。。。(苦笑)。。。

最後のCさん


これもビックリですね。
最初はのこぎりの上面に表面張力のように見えたんですが、Cさんもかなりしっかり鳴らす人なのでそれだけのはずはないとよく見ると、下面に広がっていました。
丁度Aさんの真逆です。
上向きに点線で矢印のように伸びている音は、高音を鳴らすときに引っ張られるように出てました。中低音では全体が平たい感じ。


これ見たときは授業も終盤でバタバタしていたとき。
更に3人とも全く違う感じの選曲だったので、本当に個人差なのか、あるいは曲によって違うのか、または楽器(と弓)の差もあるのか?
そこら辺の所まではとても解りませんでした。

でもまたもし時間があったら、その辺の比較も含めて色々見ると面白いと思います。
とりあえず思いつく一番のメリットは、ステージ上でのマイクのセッティングかな。(^^)


一つ残念なのが、自分については解らないこと。。。(苦笑)。。。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿