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おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

少年H

2013-08-10 | 映画
今日は両親の付き合いで映画「少年H」を見に行きました。

行った先は辻堂にある109シネマズ湘南。
2年ほど前に出来た辻堂駅前の巨大ショッピングモール「テラスモール湘南」の中にある映画館。
地元にありながら行った事がないという母親の「そこに行ってみたい」と「そこの映画館に入ってみたい」に付き合った感じでしたが(笑)。。。

私自身はこの映画ノーチェックでしたので、たまたま今日が大丈夫だよと昨日連絡したんだけど、本日が上映初日だったそうで・・・
全席指定の立ち見無しなので、まず切符が買えるかな~?という不安を持ちつつも出発。

13:10の回を目指して早めの11:30に実家を出る。
国道はスゴイ渋滞だったけど、それをよけて一般道を行ったら順調に昼前に到着。そのくらいの距離です。

私的にはこの夏「風立ちぬ」を見たいな~と思ってはいるんですが、そちらは夜の回まで既に満席売り切れ。
他もファミリー系は結構満席だったりしましたが、「少年H」はテーマ性からなのか、全ての回がまだ買えました。
付け加えると、この映画館では毎月10日(今日)がサービスデイで1000円均一。
それも知らずに来てしまったんだけど、なんにせよ無事に買えてラッキー♪

その後も上映までの間で昼食を済ませましょう。という母親の計画に従って(笑)、待ち時間15分という札が出ていた中華料理屋でしばし順番待ち。実際には20分強待ったかな。。。

でも食事をして映画館に戻ったら上映5分前。
まあ、なんて上手に運んでいるんでしょう。(^^)
ちなみに現在映画館とのキャンペーンで、モール内の飲食店あちこちでソフトドリンク等のサービスもしています。


そしていよいよ映画鑑賞。

単純に素直に良かったです。

水谷豊(父親)が良い味を出してました。そして後半になるにしたがって主人公である少年Hが存在感を増し幅と深みが増した気がします。

開戦直前から終戦直後までを描いた映画でしたが、自伝の映画化とあってか、作品自体のテーマ性というか方向性というかはなんとなく散漫だった気がします。「ライフイズビューティフル」ほどの切り替えもないし。。。

それは置いても優良な家族愛の映画だったと思います。
さり気に映像もスゴイですよ。「三丁目の夕日」と同じ意味で。


単なる親の付き合いで出かけましたが、良い映画を見ました。
結構お勧めですよ(^^)






ダークナイト ライジング

2012-09-02 | 映画
今日はなんだか1日中降ったり止んだりの変なお天気でしたね。

そして今日は映画の日。1000円均一の日!ということで久々に映画を見てきました。

ダークナイト ライジング

折角だからIMAXで観ようと思ったら、IMAXは割引対象外とのこと。。。

そんな訳で映画の日に通常料金(しかもIMAX故2000円と割高!)で見てきました。
こんな酔狂なお客さんも他にもいましたが、まあ劇場公開終了間際ということもあってかそれほど混雑はしませんでしたね。しかもレイトショーだったし・・・


で、肝心の内容ですが、

スゴイ!面白い!!の一言に尽きますね。(二言だけど・・・)

ザックリいうと、ブルースウェインの苦悩を描いた社会派ドラマ、といった感じでしょうか。

前回の「ダークナイト」も勿論好きでしたが、私的にはそれ以上の出来でした。
1作目と2作目が点と点だったのを、3作目で見事に繋げてまとめあげています。

全2作のDVDも持っているので早速見返したいと思ってます。(笑)
更にこれのDVDが出たら買っちゃうだろうな・・・(^^)

内容については書きませんが、セリーナ・カイル(キャットウーマン)役のアン・ハサウェイが妙に綾瀬はるかに似てるな~と思って見てました(笑)。。。





ピアノマニア

2012-02-12 | 映画
昨日の事ですが、「ピアノマニア」という映画を見てきました。

これはピアノ調律師を主役としたドキュメンタリー映画で、関東では新宿の1館でしか上映していないんですが、自分の調律師復帰もあってのこのタイミングだったので、思い切って行ってきたのでした。

それにしても、通常の一般料金で見るのって、いつ以来だろう・・・?てかほとんどそれで入っていないな。。。(すっかり劇場にも行かなくなったけど、それでも行くときは何らかのサービスに合わせて見ている)

シネマアート新宿という映画館だが、6階がスクリーン1で333席。7階がスクリーン2で62席。この極端なサイズの違いは何だ!?(苦笑)。。。

「ピアノマニア」は現在スクリーン2のみでの上映となっていたので、この小さい方。。。

1時間ほど前に窓口に行って、チケットを購入する。全席指定となっていたため。
ぶらぶらとまわって5分前に入ったときは、10人以上の立ち見が出来ていた。(立ち見も整理番号順に中に入れる仕組み。。。)先に買っていて良かった~。。。


で、肝心の中身。

メチャ面白かったです!!

ドキュメンタリー映画ということなので、仕事ぶりの解説や証言映像的なものを予想していたんですが、まるっきり良い意味で裏切られました。

ドイツスタインウェイの主任技術者が主役ですが、主軸をピエール=ロラン・エマールのバッハのレコーディングに絞ってその準備と奮闘を追いかける形になっていたので、とても流れのテンポが良くドキュメンタリーとは思えない軽快な仕上がりになっていました。

調律師のシュテファン・クニュップファー(ああ言いづらい・笑)のキャラもとても良く、真剣だけど深刻じゃない。奮闘ぶりも常に前向きで素晴らしい。(^^)

要所要所笑えるシーンとかもあって、客席からもクスクスッと控えめながら明るい笑い声が聞こえていた。(狭いながらも客席の雰囲気も良かったですね。ハリウッド作品とは客の質も違う・笑)


それにしても、シュテファンにしろエマールにしろ、本当にマニアだ!
お互いのプロとしてのこだわりはハンパ無いです。憧れないけど、ああなりたいとも思う(笑)。。。
これはピアノ以前に音楽に詳しくない人でも共感できるような作りになってます。

また、他の演奏家達とのふれあいも合間合間に出てきますが、クラシックの一流だけでなく、音楽コントの2人組との交流もあって、そのシーンも紹介された。笑えた!
IGUDESMAN & JOO

映画のラストも、彼らとの”新ネタ”考案についてのやりとりなので、実に楽しくて後味がよい。


またこれも何年ぶりだろう、パンフレットも買ってしまいました。(^^)
売店で中身を確認してからの徹底ぶり(笑)

その中の監督コメントによると、「シュテファンが他のスター達と組むシーンも沢山撮りましたが、(中略)未公開シーンやコンサート風景などをボーナス盤に、2枚組のDVDでリリースできたらいいですね。」
出たら買わなきゃ(^^)



「南極料理人」他2本

2011-09-03 | 映画
この辺は台風の影響ほとんどなかったです。(まだ西日本にいるけど・・・)
それにしても、遅い!!被害に遭われた方々にはホントにお見舞い申し上げます。
ダラダラと傘マークが先送りされてるのに腹を立てるのは、ワガママってもんなんだろうな、、、自分の場合。。。(-_-;)


さて、前回に引き続き、録画で見た映画のお話し。邦画3本

その中で一番面白かったのが「南極料理人」(^^)

日本人て、意外にこの手の作品作るの上手いな~と思った。
かもめ食堂」に似た、ゆる~い空気感で、特にストーリーがあるわけでもないんだが幸せな気分で最後まで見れる(^^)

南極を舞台にしているので、さぞやキビシイ男の世界かな、?、と思って見始めたが、全編を貫くのはなごやかに、呑気に食卓を囲むシーンが大半。。。(笑)

とはいえ、その中に仕事に打ち込む様、ホームシックになる様、朝起きて洗面所に群がる風景に水の確保のために氷を割り出す作業に、遠距離恋愛でふられてしまうところとか、色々ありますけど、
それでもメインとなるのは食卓の風景。そしてそれらを作る風景。

最初に1年分と運び込まれた”限りある材料”と謳いながらも和洋中華なんでもありの豪華なメニュー。

そして不思議なのが、誰も「美味い」と言わないところ。。。(^^;)見た目はすごく美味そうなんだが・・・

結局映画が終わっても、この映画が何を言いたかったのか?料理は果たして美味かったのか?よく分からない(苦笑)。。。

ただ、全編を通して、クスッと笑える心地よさは素晴らしかったです。

ポカーンと癒されたいときには最適な映画の一つだと思いますよ。

以下2つは、1.3倍速で見たので、正しい評価でないかもしれません。。。m(_ _)m

2つめ「おっぱいバレー

バレー部とは名ばかりの、バレーボールを持ったこともないようなダメダメ部に、赴任してきた美人先生がやる気を出させるために「何でも言うことを聞くから」と持ちかけたところ、「1勝したら先生のおっぱいを見せてください」と半ば強引に約束させられるのが事の始まり。

舞台が1979年となっており、今はなくなってしまったであろう健全さとあどけなさがありました(笑)。

「勝たせたいけど、見せたくない」というジレンマが面白く、次の展開が非常に楽しめた1本です。

ただ、もう一つの主人公達であるダメ部員の子達のここまでダメぶりはちょっと嘘くさく、そもそもの設定に若干ムリを感じてしまいました。。。(1コ上のコワイ先輩が1人いたために、昨年まで部室ではゲームばかりでボールを持ったことがない。更には郊外に出ても、みんなでエッチな想像をして楽しんでた、という有り様。。。それって中学3年間持続するんですか??)

あと懐かしのポップスが流れるんだけど、どうも年代も内容も統一性がない気がする。なんとなく気分で適当に選曲したって感じ。。。それがかえってしらけてしまった。。。(^^;)

クライマックスに向かってはお約束の展開。
でも、こういうお約束が一番安心して楽しめるんだろうな。(^^)

そしてラストは、主人公(綾瀬はるか)が”バカな約束”が校長にばれ、赴任させられてしまう。
実は以前の学校でも、生徒にロックのコンサート(だったかな?)を誘う約束をしてしまい、それが原因(だったと思う)で赴任させられたのだが、この時は「約束してません」と嘘をついてしまう。
今回は、一方的な約束で、先に男子部員の方が「僕たちが勝手に言ったことなので約束ではありません」と弁明してくれるが、きっぱりと「約束しました」。

爽やかな去り際も気持ち良かったですね。
綾瀬はるかは、以前「ハッピーフライト」で非常に残念だった印象が強かったんですが(単に作品がつまらなかっただけなんだけどね)、今回の映画で少し好きになりました(笑)。。


最後は「山形スクリーム

そういえば、3つとも2009年度作品だったのね。。。

なんだけど、、、

これはつまんなかったな。。。(^_^;)

トリック」をホラーコメディにして、ただドタバタ暴れ回ってた、というのが感想。。。

役者の竹中直人は結構好きなんだけど、メガホン持って好き勝手やられると、正直うんざりしてしまう。。。(苦笑)
そういえば「新宿インシデント」はこれを見た後に見たんだけど、共演が竹中直人で、最初素直に見られなかったのが残念であった。。。(^^;)

笑えるC級ホラーは、他に幾つもあるでしょう。
これはお薦め出来ませんでしたね。。。(^^;)




「新宿インシデント」

2011-09-03 | 映画
最近ポツポツと映画を見てます。といっても、録画したやつの消化なんですけどね。。。(苦笑)。。。

で、その一つが「新宿インシデント」。
2009年に公開された、新宿を舞台にしたジャッキー・チェンの映画。

確か当時テレビで予告編を何度か見てると思うんですが、詳細は何にも覚えてない(笑)
ようするに、新宿を舞台にした”いつもの”ジャッキー映画だと思って見てしまったわけです。(^^;)
いやぁ~、見事に裏切られました。(爆)

詳しくはウィキペディアに載ってますが、

簡単にいうと、
密入国したジャッキーが恋人を探して新宿にたどり着き、同じ境遇の中国人と暮らしていく中で、暴力団と繋がったり対立したりして抗争に巻き込まれていく。というもの。

見事な「やくざ映画」でしたね。。。(基本この手の映画は見ないので、実際の比較はできませんが・・・)

ただ、外国制作の日本を舞台にした映画(「ブラック・レイン」とか)は、大抵描写のデタラメさにげんなりしてしまうのですが(偏見かもしれないけど(^^;))、この映画は見事にリアルでしたね。。。
冒頭の若狭湾に上陸して、まごつきながら電車に乗るシーンで、いきなり横浜界隈の路線が出たことにずっこけたくらいですかね。。。(笑)


回想シーンが中国だった以外は全て新宿が舞台。

でもって、中国寄りに作られてるわけでもなく、日本人も中国人も「悪いヤツは悪い」という描写が徹底してた。その中でジャッキーは終始なんとなく「いい人」でしたが、、、

そのジャッキーも、最初から目がとろんとしていて生気がない感じでしたが、残念なことに最後までそのまんまでした。
そして得意のカンフー・アクションはゼロ!
まったく弱いわけではないけど、全然強くない。

暴力団の抗争は泥沼に陥るばかりで、ハッピーエンドむなしく最後まで暗いトーンのままでした(;_;)

ある意味、社会派ドラマとしては面白かったです。
この手のドラマって、人間の欲求のマイナス面が端的に描けますからね。。。

日本の暴力団同士の内部的抗争、そこに華僑が加わり、更にジャッキー達の新勢力(?)が加わって、三つどもえならぬ四つどもえ(?)

アクションを期待して見始めたので、裏切られた感はありますが、それ以上に面白かったのも確か。。。

でもそうはいっても、残念ながらジャッキーは、やはり演技派俳優ではありませんのでね、、、(^^;)

今後は「明るいいつものアクション映画」を期待したいと思います。