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おんらく館~のこぎりものには福がある~

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「新宿インシデント」

2011-09-03 | 映画
最近ポツポツと映画を見てます。といっても、録画したやつの消化なんですけどね。。。(苦笑)。。。

で、その一つが「新宿インシデント」。
2009年に公開された、新宿を舞台にしたジャッキー・チェンの映画。

確か当時テレビで予告編を何度か見てると思うんですが、詳細は何にも覚えてない(笑)
ようするに、新宿を舞台にした”いつもの”ジャッキー映画だと思って見てしまったわけです。(^^;)
いやぁ~、見事に裏切られました。(爆)

詳しくはウィキペディアに載ってますが、

簡単にいうと、
密入国したジャッキーが恋人を探して新宿にたどり着き、同じ境遇の中国人と暮らしていく中で、暴力団と繋がったり対立したりして抗争に巻き込まれていく。というもの。

見事な「やくざ映画」でしたね。。。(基本この手の映画は見ないので、実際の比較はできませんが・・・)

ただ、外国制作の日本を舞台にした映画(「ブラック・レイン」とか)は、大抵描写のデタラメさにげんなりしてしまうのですが(偏見かもしれないけど(^^;))、この映画は見事にリアルでしたね。。。
冒頭の若狭湾に上陸して、まごつきながら電車に乗るシーンで、いきなり横浜界隈の路線が出たことにずっこけたくらいですかね。。。(笑)


回想シーンが中国だった以外は全て新宿が舞台。

でもって、中国寄りに作られてるわけでもなく、日本人も中国人も「悪いヤツは悪い」という描写が徹底してた。その中でジャッキーは終始なんとなく「いい人」でしたが、、、

そのジャッキーも、最初から目がとろんとしていて生気がない感じでしたが、残念なことに最後までそのまんまでした。
そして得意のカンフー・アクションはゼロ!
まったく弱いわけではないけど、全然強くない。

暴力団の抗争は泥沼に陥るばかりで、ハッピーエンドむなしく最後まで暗いトーンのままでした(;_;)

ある意味、社会派ドラマとしては面白かったです。
この手のドラマって、人間の欲求のマイナス面が端的に描けますからね。。。

日本の暴力団同士の内部的抗争、そこに華僑が加わり、更にジャッキー達の新勢力(?)が加わって、三つどもえならぬ四つどもえ(?)

アクションを期待して見始めたので、裏切られた感はありますが、それ以上に面白かったのも確か。。。

でもそうはいっても、残念ながらジャッキーは、やはり演技派俳優ではありませんのでね、、、(^^;)

今後は「明るいいつものアクション映画」を期待したいと思います。




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