松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

将来の夢というもの

2015-07-29 20:00:02 | なんでもない日々
小学生が野球選手になりたいだとか、そういうたぐいの夢の話。
以前、ソースを失念しているのですが、「小学生のうち半分くらいは、今はまだ世の中に存在しない仕事に就く」という仮説がありました。
日本は今まで比較的固定化された企業が頑張ってきていたので、そのまま当てはまらないかも知れませんが、企業内でどういう事業に関わるかということまで考えると、そんなものなのかも。
そしてそれは悪いことではないと思っています。

自分も長らく小説で生活したいと思ってきました。その縁でシナリオの仕事、それもゲームに関わるようになり、やっと生活できるようになった次第です。
今のようにネット前提のゲームというのは、当然ですが松浦が子どもの頃には存在していなかったので、先ほどのいい例になるんじゃないかな。

夢に向かって努力するのは悪いことじゃないけど、もし夢がそのままの形で叶わないと満足できないとしたら、とても不幸なことです。だって、努力したって、たいていのことはかなわないようにできているのですから。
努力したことによって得られた副産物に気づいて、与えられた環境を活かすことができたら、それこそ成功じゃないですか。
ブッダもいってます。「自分自身から自由になれ」と。
コメント
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