松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

光とは何か? のレビュー

2007-10-31 18:07:32 | 一般書籍で思うこと
みなさま、ごきげんよう。
今日はNewton別冊の「光とはなにか?」のレビューです。

まずはじめに、
「光と電波は、同じ電磁波というものだということを知っていますか?」
の問いに、すぐに答えられる人は、この本は不要でしょう。
「電波って、あれでしょ。ちょっとおかしい人のことでしょ」
という人も読まなくて結構です。
「電波は東京タワーから、テレビの内容を飛ばしているのに、東京タワーは光っていないじゃないか!」
という人は、一読してみてください。

という程度の内容にとどまっているのが残念です。
この本では、Newtonにしては珍しく、浅く広く光りについて扱っています。
どうして、色が存在するのか?
なんで、光は速いのか?
興味が尽きない! だけど、文系だから何を読んでも理解不能!!
という人にはうってつけの入門書だと思います。
この本を卒業したら、放射線物理学方面のテキストも読んでいけると思いますよ。

一人でも多くの人が物理学の世界に入ってきてくれたらいいな、と思っています。
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ちょこッとsister8巻 のレビュー

2007-10-30 14:00:20 | アニメ・コミックで思うこと
こういう、オーソドックスな妄想作品が好きで、ずっと楽しみに読んできたのですが、気づいたら最終回がコミックになってました。
なんだか、じれじれと進んでいた管理人さんとの関係が一気に展開し、伏線の回収のために走り回っているような回が多いな、というのが第一印象です。
もしや、打ち切り!?
という感じもするのですが、まあ大人の事情があるのでしょう。

もし打ち切りだとすれば、限られた回数の中で上手にまとめたな、とその技量に感心するし、原作者である雑破さんのモチベーションが下がってしまったのなら、残念の一言です。

不思議なもので、作り手の筆が進まず苦労している時の方が受けがよくて、すらすらと書けてしまっているときの方が評判が悪いというのはよくあることです。
『燃えよペン』だったと思うのですが、「駄作を書く勇気」というセリフがなぜか頭に残っています。
書き出してから、「あ、これあんまり面白くないかも」と思っても、最後まで書き上げることの重要性を改めて心に刻みました。
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モーターショーに行ってきました

2007-10-29 18:48:59 | なんでもない日々

こんばんは。
偏頭痛に悩まされている松浦です。

今日は、日曜日の代休を利用して東京モーターショーに行ってきました。
平日だから、すいているだろう。という読みは甘かった(それでも、十分ましな方だとは思うけど)。
いやはや、最近のモーターショーってやたらと環境、環境とそっち路線の車ばかりで面白味に欠けると思っていたのですが、今回は各社スポーツモデルを投入していて、見応えがありました。当然、GT-Rも見てきましたよ!
でも、写真はあえてのスズキSX4です。
WRCが好きなんですよ、松浦は。
来年はスズキの勇姿が見られることを期待しています。
状況によっては、まさかの十勝行きを決行するかもしれません。

あと、心境の変化としては、ハイブリッドに寛容になってきた自分がいます。ちゃんとスポーツしているならば、ハイブリッドもありかな、と。
断固MT派という方もいるでしょうけど、人間の能力差が入り込む余地があるのならば、それもありかなと思っています。

とにかく燃費競争! から多様で面白い車作り! に風が吹き始めているような気がしたモーターショーでした。
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週末です。読書の秋です。

2007-10-28 11:29:19 | なんでもない日々
ごきげんよう。
ものすごいPVをカウントしていた一週間が過ぎ去り、すっかり静かになったこのブログですが、今週はお楽しみ報告が待っていますよ! チェックしてくださいね。

まずは、最後のお願いから。
スクリプトと、自作自演が吹き荒れるポケットスペースのコンテストです。
松浦も、季節を先読み(しすぎ?)して『もう一度、クリスマス』というSF作品で参戦しているのですが、非常に苦戦しております。
改稿前の同作品は、某新人賞で一次選考を通過したものですので、一定の水準には達していると自負しています。
時間を無駄にした! とは思わせないはずなので、是非読んでみてください。そして、投票ボタンを押していただければ幸いです。
作品へは、こちらから。
松浦亭の書棚


続きましては、謎電話再び! です。
また、かかってきましたよ。謎電話。いわゆる着信アリです。
でも、もう慣れてきたなぁ。どうせ勧誘の電話か、アンケートだろう。
と、夢がまた一つ消えていく松浦でした。
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みなみけ のレビュー

2007-10-27 16:39:38 | アニメ・コミックで思うこと
今日のレビューは、『みなみけ』です。
なにそれ? という方、そのままで結構です。
読み方がよくわからん! という興味を持ってしまった方、こちらにどうぞ。

このコミック。とても入りにくく、一度はまると抜け出しにくい世界です。
手っ取り早く説明するならば、『極楽りんご』というマンガを知っている人ならば、迷わず買えよ! 買えばわかるさ。

知らない人のために、説明。
まず、登場人物をよく覚えましょう。
キャラはかわいいのですが、かき分けができていません。注意深く観察し、言葉遣いなどになれないと、人間関係で混乱します。
それから、厳密な意味での『物語』がなければ受け付けない。という方にはオススメできません。ここでは時系列は無意味です。ほんの日常の(この世界の日常であり、現実的には非日常)一コマを切り取ったような、短編連作の構造をしています。

最後は、絵柄でしょう。
表紙を見て、南家の三姉妹に好感が持てれば、全巻一気買いでお願いします。
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ライトノベル作家のつくりかた のレビュー

2007-10-26 12:00:54 | 一般書籍で思うこと
また、アマゾンで買っちゃった。
たぶん、この本の著者である浅尾っていう人は、ぴったり1500円になるように計算して値段設定したな。

で、読んでみました。
まあ、なんですな。帯のところに、インタビューが掲載されている作家の名前が羅列してあるので、気になる人がいるのなら読んでもいいかな、程度の本です。

特に、後半の創作講座はひどい。
あんまりだ。
その辺の図書館に行くまでもない。この程度の内容なら、インターネットでいくらでも引っかかるだろう。
というか、まさかとは思うがネットから引用した文を適当に組み合わせて、原稿書いたんじゃないだろうな?


……あんまり言い過ぎると、嫉妬みたいだからこの辺でやめておこう。
ただ、一つだけいいたいことは(ウルフルズの「いい女」の曲に乗せて)、『少なくともライトノベルに限れば、才能より運の方が必要なようだ』

いや、冗談じゃなくて本気です。
日本語が読み書きできて、新人賞で大賞を取るような作品と比べて、6割くらいのおもしろさのものが書ければ、あとは運だな。
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見方を変えよう

2007-10-25 08:30:23 | なんでもない日々
世の中が松浦を拒絶してるんじゃないんです。松浦が世の中を必要としていないんです。

という風に見方を変えると、あら不思議。鬱気分が加速していくよー!

でも、この路線で生きることに慣れていけば、今よりは楽になれるかな?
うん、たぶんそうだ。

そもそも、松浦の創作燃料は、多分に世の中に対する幻想から補充されているので、なまじ本当の姿は見ない方がいいのかもしれない。
よくいうじゃないですか。「表現者は対象から距離を置く必要がある」って。

これだけ好条件が揃っているのだから、なんか賞がほしいなぁ。
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もしかして、

2007-10-24 08:26:09 | なんでもない日々
ずっとインドア派だと思っていたけれど、松浦はインドア派なのではなくて、イベント派かもしれない。
今週末は休みじゃないのに、なぜかイレギュラーなスケジュールに、テンションを支えてもらっているような気がする。

でも週末は座っていればいいだけなので、「ノートパソコンで執筆できるなー」とか思っているけど。そういう意味では、イベント派じゃなくて執筆派なのか?
でも、執筆なら自室の方が環境は良い。
なぜ、外で執筆することに反応しているのか、自分でもよくわからない。

もしかしてアウトドア派?
それはないか。
なにしろ、小学生にして、すべての科目で体育が一番嫌いだった子供でしたからね。
特にプールの授業が嫌いで、よく見学してたっけ。

この記事を書き始めてから15分たつのですが、結論としては「ひとくくりにされるのがキライ派」ということになりました。
結局、体育に代表されるように、横一列に並んで、笛の合図でプールに飛び込め! とかいうシチュエーションに耐えられないんでしょうね。
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研修医なな子 のレビュー

2007-10-23 08:27:51 | アニメ・コミックで思うこと
ごきげんよう。
レビュー書くの、久しぶりだなぁ。

今回は、森本梢子さんの『研修医なな子』です。
絵柄からもわかるように、ほのぼの系かと思いきや、それだけではなく結構綿密に調べてあります。
ぱっと見たところ、白泉社っぽいなと思ったのですが、なんと集英社。
それもまた意外。

また、たぶん内容も医者ならば共感できる部分が多いのでしょうね。
松浦は医者ではありませんが、2巻の『医者になったというだけで、そこら中の知らない親戚までもが相談の電話をかけてきたりする』という回はツボでした。
なまじPCをいじっている関係で、『機械ものが調子悪くなったら松浦に』という構図がいつの間にか出来ているのですよ。

使う用語、勤務体系などは綿密な取材に基づいて書き、内容はどこかで誰もが一度は経験するようなことにする。
この難しい作業工程を経て作られたコミックだからこそ、文庫化されるだけの影響力を持ち得るのでしょうね。
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途中下車の旅

2007-10-22 08:28:49 | なんでもない日々
今朝はヤヴァかった。
腹痛&満員電車と戦うこと一時間デスよ。

途中下車して、一息入れるべきか?

腹痛の波が来るたびに、何度となく考えました。しかし、なんとか池袋まで耐えることに成功です!
そして、駅の案内表示を見ると、中央線遅延の知らせがあるじゃないですか!
ぶらり(トイレ)途中下車の旅をしなくてよかった。

よく頑張った! 自分!
今週末は休みがないぞ。でも頑張れ!
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