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松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

課長 島耕作の罪

2014-06-28 10:20:30 | なんでもない日々
今の政治屋連中をみていて思うのは、理屈ではなくて気分で仕事をしているということ。
そもそも、政治の仕事っていうのは、そのほとんどは調整であるはず。
調整には理屈と駆け引きが必要。
自分の妄想を、具体性のかけらもないポエムで語られても困るのです。

なぜこんな事になってしまったのか。
ふと、『課長 島耕作』のことを思い出した。
ご存じ、色ボケサラリーマンの出世物語である。

このコミックの大半は女性問題であるが、残りの部分にはビジネス要素も若干含有されている。
(まあ、それとて都合良く現れる女性によって助けられるのだが……)

そしてこの島耕作という男こそ、究極の気分屋ビジネスマンなのだ。
しかもコミックの主人公だから、その様がさもかっこいいかのように描かれている。
実際にこんな上司や経営者のいる会社があったら、従業員はたまったもんじゃない。

なるほど、どっかのマフィアみたいな政治屋はマンガ大好きと公言しているそうだが、こんなものを読んで影響受けている世代だとしたら、ああいう政治にするわな。

彼らの目を覚ますためにも、会長島耕作には夢落ちを期待するしかない。
コメント
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