松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

悪意に満ちたこの世で

2009-10-05 17:55:55 | なんでもない日々
こんばんは。
なにも信じるものがない、世知辛い世の中ですね。
頼りにできるもの。心の支えになるもの。歳を取ると、一つずつ消え去っていって。
最後は自分自身も信じられなくなる。

確かなものは、想い出の中にしかなくて。それすら、ぼんやりしていると気づかぬうちに忘れてしまう。
13歳から14歳で味わった、強烈な疎外感とか。そういうものの反動で生きていた16歳から18歳くらいの記憶。
20歳前後で味わった生き地獄。
一生懸命書き留めていたはずなのに。
いつのころからか、鮮明だったはずの恐怖心や警戒すべき本能が弱くなっていって。少しずつ落ちていくのがぼんやりとみえている。

これが時間というものなのだろうか。
それとも、脳になにか機能障害が生じているのだろうか。

神経細胞は再生しない。
もし、何らかのエラーを抱えていて、ずっとこのままだとしたら。
生物としては、もう終わっているのではないだろうか。
コメント
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