松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

めためたメモリアル ~伝説のツタの下で~

2007-10-07 16:17:24 | なんでもない日々
大学入学時のことだから、もう10年前のことか。
某、六大学に通っていた友人が松浦にいいました。
はい、なんといったでしょうか?

って、展開が違うな。しかも、紙芝居ないし。


なんでも、校舎に絡んだツタの葉が枯れるまでに彼女が出来ないやつは、ずっと彼女が出来なくなるらしい。という都市伝説でした。その時は笑い飛ばしていたけれど、ふたを開けてみれば伝説はやっぱり正しかった、ということになるのかな。

都市伝説というのは、統計なんだと松浦は思っています。
誰かが計測したわけではないから、科学的とはいえないけれど、やっぱりそういう傾向があるというのは確かなんでしょう。同じように、幽霊が見えるトンネルとかも統計の問題だと思います。光の加減、音の反射、トンネルの構造(たとえば上が鉄道のトンネルになっているとか)、などの理由で幽霊がいると感じる人が確率的に多い、ということです。

話を元に戻すと、ずっと彼女が出来なくなるという伝説も、いくつか思い当たる理由があります。
まず、大学入学時というのは、強制イベントという意味で、人生で最後の出会いの機会じゃないでしょうか。
松浦は、社会人になり、転職をし、今に至るわけですが、その間に新しく出来た友人は皆無です。知り合い程度ならいますが、どこに住んで、なにをする人なのか、全く知りません。もちろん、プライベートで出かけるなんてこともありません。
ただただ、PCと向き合う日々です。結構、この轍にはまる人はいるんじゃないでしょうか。そして、伝説へ……。

今日は、ユニコーンの「すばらしい日々」を聴きながら眠ることにします。
コメント
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