・ビッグイシュー（ＢＩＧ ＩＳＳＵＥ）の謎

お茶の水の丸の内線の階段を上がり、お茶の水橋のたもとのあたりとかで、人通りのある駅付近で、薄目の冊子をかざしてその販売をしようとしているように見える男性に出会うことがありました。

手にしている雑誌が「ＢＩＧ　ＩＳＳＵＥ」。名前も見た目も比較的堅そうな感じなのですが、かざしている男性（私は男性しか見たことがありません）の雰囲気との間に少し違和感を感じていました。
これは何だろう、とずっと気にかかっていた光景でした。

この謎が解けたように感じました。
たぶん私の感じたイメージを、ほかにも同じように感じられた方がいるのではないでしょうか。

ただ、この「ビッグイシュー」販売の意味をもっと広く伝えれば、もっと意義のあるものになると思います。

私は知ることができてよかったです。何とか、この意味をもっとアピールしましょう。

ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊されたということです。
ホームレスの人の救済（チャリティ）ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業だということで、販売価格３００円のうち１６０円がホームレスの方の収入になるということです。

例えば大阪では野宿生活者の約８割が働いており、過半数の人は仕事をして自立したいと思っています。『ビッグイシュー日本版』は働き収入を得る機会を提供します。