訴訟代理人となっている事件ですが、中井さんご夫婦はこの提訴に至るまでに子どもを亡くした悲しみと、真実解明について学校・市側との交渉のなかでその誠意のなさに精根尽き果てておられました。
いじめによって被害を受け、またいじめ自殺によって子どもを失った他の家族の方々の支援がこの提訴の大きな原動力となりました。
以下提訴の概要です。
中1女子自殺、両親が国などを提訴…「いじめ原因」と
埼玉県北本市の市立北本中1年だった中井佑美さん(当時12歳)が自殺したのは、文部科学省や同市教育委員会などがいじめ防止対策を怠ったためなどとして、中井さんの両親が6日、国と同市に計2000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
いじめが理由とされる自殺に関して国の責任を問う訴訟は初めてのケースである。
訴状によると、中井さんは小学生時代に、複数の児童から「うざい」「死ね」などと言われ、中学校進学後もいじめが続き、2005年10月、同県鴻巣市内のマンションから飛び降り自殺した。自殺後、両親は北本市にいじめの実態調査を求めたが、市側は調査を行わなかったという。
両親側は、「教員がいじめを防止する義務を怠った」として、市も自殺の原因を調査、報告する義務を怠ったと主張する。さらに、文科省が01年以降、いじめの減少を教育現場に強制した結果、学校側が、かえっていじめの事実を隠ぺいするような事態を招いたとして、「国の責任は重い」と主張している。
父親の紳二さん(56)は提訴後の記者会見で「2度と同じ苦しみを味わう人が出ないよう、裁判に踏み切った」と話していた。
文部科学省児童生徒課の話「訴状を見ていないのでコメントできない」とのべているとのこと。
また、関連事項として
文部科学省は19日、いじめの定義を見直すと発表した。
「判断は、いじめられた児童生徒の立場に立って行う」ことを強調し、「仲間外れ」や「集団による無視」などの具体的な行為を初めて盛り込んだ。
新たないじめの定義は、「一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」とした。
現行の定義は、
〈1〉自分より弱い者に対して一方的に
〈2〉身体的・心理的な攻撃を継続的に加え
〈3〉相手が深刻な苦痛を感じている
こととしている。
しかし、自治体によってとらえ方が様々だったため、新しい定義では「継続的に」「深刻な」などの文言は削除した。
また、自殺原因の調査方法についても、これまでは、「いじめ」「家庭不和」「学業不振」「その他」などから一つを選ぶ方法だったが、「その他」を選択するケースが多かったことから、自殺した状況を複数選択できるように変更した。「その他」については、「記述式」にした。
同省では、2006年度分の調査から、新定義を適用することにしているという。
いじめによって被害を受け、またいじめ自殺によって子どもを失った他の家族の方々の支援がこの提訴の大きな原動力となりました。
以下提訴の概要です。
中1女子自殺、両親が国などを提訴…「いじめ原因」と
埼玉県北本市の市立北本中1年だった中井佑美さん(当時12歳)が自殺したのは、文部科学省や同市教育委員会などがいじめ防止対策を怠ったためなどとして、中井さんの両親が6日、国と同市に計2000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
いじめが理由とされる自殺に関して国の責任を問う訴訟は初めてのケースである。
訴状によると、中井さんは小学生時代に、複数の児童から「うざい」「死ね」などと言われ、中学校進学後もいじめが続き、2005年10月、同県鴻巣市内のマンションから飛び降り自殺した。自殺後、両親は北本市にいじめの実態調査を求めたが、市側は調査を行わなかったという。
両親側は、「教員がいじめを防止する義務を怠った」として、市も自殺の原因を調査、報告する義務を怠ったと主張する。さらに、文科省が01年以降、いじめの減少を教育現場に強制した結果、学校側が、かえっていじめの事実を隠ぺいするような事態を招いたとして、「国の責任は重い」と主張している。
父親の紳二さん(56)は提訴後の記者会見で「2度と同じ苦しみを味わう人が出ないよう、裁判に踏み切った」と話していた。
文部科学省児童生徒課の話「訴状を見ていないのでコメントできない」とのべているとのこと。
また、関連事項として
文部科学省は19日、いじめの定義を見直すと発表した。
「判断は、いじめられた児童生徒の立場に立って行う」ことを強調し、「仲間外れ」や「集団による無視」などの具体的な行為を初めて盛り込んだ。
新たないじめの定義は、「一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」とした。
現行の定義は、
〈1〉自分より弱い者に対して一方的に
〈2〉身体的・心理的な攻撃を継続的に加え
〈3〉相手が深刻な苦痛を感じている
こととしている。
しかし、自治体によってとらえ方が様々だったため、新しい定義では「継続的に」「深刻な」などの文言は削除した。
また、自殺原因の調査方法についても、これまでは、「いじめ」「家庭不和」「学業不振」「その他」などから一つを選ぶ方法だったが、「その他」を選択するケースが多かったことから、自殺した状況を複数選択できるように変更した。「その他」については、「記述式」にした。
同省では、2006年度分の調査から、新定義を適用することにしているという。
もし掲示板に言葉が残っていて、それがその人のものだと言うことが証明できたら証拠になりますね。
「子どもたちは二度殺される」は存じています。
また 事例などあげて 作られていた本
”子どもたちは二度殺される”
はご存じでしたか?
もし、本当にこのことについてお話しできるなら、コメント下さるときに、アドレスを書いてください。
直接ご連絡します。