・パワハラ自殺裁判傍聴のお願い

裁判傍聴による支援のお願い

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平成２７年１１月２０日　　　午前１０時１５分
東京地方裁判所　７０９号法廷　　　　（平成２７年（ワ）第２７９０３号　損害賠償請求事件 ）
（東京都千代田区霞が関１－１－４）
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【　事案の概要　】
１９才のＡ君は、平成２４年１１月に宮崎からマンガ家 を志してその勉強のた めに上京。
生活のためにポスティングのアルバイトを始めましたが、４日目に作 業をサボったことを
監督担当に見とがめられ、呼び出され叱責を受け、その後ケータイに「 遺書」を残して自殺。
　この叱責がＡ君を自殺に追い詰めたのであり（パワ ハラ）会社に損害賠償を請求し提訴。
（※　裁判は、お金を求める形でしか訴えられ ないのです）。

　叱責の態様や程度は、監督担当者とＡ君の２人だけの やりとりであるため、 証明することがとても難しいのですが、Ａ君には自死する動機がなかっただけで なく、これからも生きるつもりだった、たくさんの証拠がありました。
　残されたレシート類か らは
　亡くなる１０日前に炊飯ジャーを購入し、部屋の消臭剤も購入していました。タオルホルダー、トイレマッ ト、便座蓋カバー、便座Ｕ型カバー、掃除セット、体洗い用のボディスポンジ、 カップなども、すべて１００円均一の品ですが、１９才の青年 が、貧しいながらも夢を持って、自分の城と決めた部屋で、人並みの生活を続けてこうと、購入していました。亡くなる丸１日前には、画材などの専門店である「世界堂」で、３００円と６００円の２種類の筆記具を買いまし た。日常使いの３本１００円で買える ボールペンではなく、マンガ家になる夢に向けた彼にとっては高価な画 材です。

　アルバイトを始めてから父には「明日から本格 的にスタート」「ちょっと慣れてきた。」と毎日のようにメールを送っており、親子の絆もありました。自死した丸半日前には、ゴミ袋も購入しこれからも生活ゴミが出る日々を送るつもりだった のです。
　１４日の１９時３０分以降に、会社の監 督担当者に呼び出され叱責を受けます。それから数時間後
Ａ君はケータに『皆さんご迷惑をおかけしました 。 自分に は何事にも根性が足り なかったようです。もう疲れました・・・許してください、許してください・・・。』 という遺書を残し、自ら命を絶ったのです。この構造は、ちょうど学校内での指導の不適切による生 徒の自殺に似た構造です。
それ以上に、加害者と被害者の関係は枠組みができてい ません。どれほどの脅 し方がされたかはわからないのです。

　１９才の青年が大好きな親と、夢と、多くの友だちを残 して旅立たなければい けなかったその理由を明らかにしていきたいと思います。
裁判の傍聴による応援をよろしくお願いします。


連絡先　東京アドヴォカシー法律事務所　杉浦　03-3816-2061