四季優彩 Annex

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沖縄集団自決問題

2007年10月04日 23時21分36秒 | ニュース

「旧日本軍が沖縄の人々に対して集団自決を強制した」と言う記述が高校の教科書検定(日本史)で削除されたことに対して、沖縄の人々から抗議の声が上がっています。

私は当事者ではありませんが、私の知る限りでは軍(国)は本土決戦に備えて、沖縄を捨石とし、米軍の本土上陸を少しでも遅らせる為に沖縄を要塞として利用したと学んでおり、その為に戦闘の邪魔となる一般市民の方々に自決を迫ったと聞いております。他にも米軍に捕まれば酷い目に遭うとか、殺されると言う風評を流したとも聞いております。

当時、住民だった方々のインタビューや証言などからも、軍の関与はあったと思いますし、なぜ、文部科学省はこの記述を削除したのでしょうか?

学校教育の場でこのような過去の悲惨な記述を隠ぺいするような行為が、なぜ必要なのでしょうか。歴史と言う物は時の権力者によって、都合のいいように書き換えられて来たのは事実ですけど、今の文部科学省がこの事実を否定したところで何の得にもならないと思います。例え教科書に書かれていなくても、この事実は語り継がれていくと思いますし、文部科学省が削除をしたという事実も消えないでしょう。

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