厚生労働省がインフルエンザ治療薬「タミフル」の10代への使用中止を求める緊急安全情報を出すように輸入・販売元の中外製薬へ指示をしました。
「タミフル」の服用後に一部の患者が異常行動を起こし転落死するなどの問題が報告される中で、厚労省は「因果関係がはっきりしない」と言う理由で対策を取っていませんでしたが、なぜ突然、未明(21日)と言う変な時間に発表したのでしょうか?何か裏がありそうですね。
強い薬と言うのもには副作用は付きものですので、これまで日本国内で「タミフル」を服用した人の人数からすれば異常行動を起こしたケースは割合的にも非常に低いと思いますが、万が一と言うことを考えるともっと早く緊急安全情報を出すべきではなかったと思います。
とは言っても「タミフル」を全く否定する訳ではなく、インフルエンザは場合によっては死に至るような危険な病気ですから、医師が必要だと思えば医師の責任で処方するのは良いのではないかと思います。その場合でも医師や薬剤師が「タミフル」の必要性を説明した上でリスクについても説明して、患者(子供の場合は保護者)との合意の下で処方するべきだと思います。