小田原市と最後に合併した橘町の庁舎は、合併後も橘支所として利用されてきた。その橘支所は今年9月に羽根尾にある橘タウンセンターこゆるぎに業務が移管され閉館となった。国道1号橘インター入口交差点近くにある小田原市役所橘支所は今年の9月13日に閉館。理由は施設の老朽化と都市計画道路の整備のため。小田原市役所橘支所はもともと橘町の役場で昭和33年2月に建設された建物。昭和46年に橘町が小田原市と合併した後は橘支所となり、55年間に渡り利用されてきた。小田原市と合併した頃の橘支所の写真は小田原市のデジタルアーカイブに掲載されているが、当時と比べ窓枠や玄関まわりがアルミサッシへと改築されている。築50年以上が経過して、なかなか年季の入った木造建築の橘支所だが、残念ながら今年度中に解体される予定とのこと。当初の計画では跡地に都市計画道路が2016年度に開通する予定だったが、用地買収が進んでいないため完成時期は未定のようだ。
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