2022年12月の小田原は特に大きな事件・事故もなく概ね平穏な師走だった。コロナ禍以降中止されていた祭事がいくつか再開されて、久しぶりに年末らしい風物詩を眺めることも出来た。12月1日、昼過ぎの板橋地蔵尊前の風景。旧東海道に面した銀杏は早くも落葉して葉が半分ほど。12月中旬に剪定が行われたので、枝ぶりの良い銀杏の姿を見れるのは数年後。小田原の12月の始まりは、どんよりとした曇り空の一日だった。12月6日、板橋の秋葉山量覚院で行われた火防祭。コロナ禍で中止が続いていた火防祭は3年ぶりの開催。冬の夜にゆらめく炎や打ち鳴らされる太鼓の音に触れると、なんとも言えない情緒や厳かさを感じる。12月9日、昼過ぎの板橋地蔵尊境内の風景。旧東海道側の銀杏の剪定作業が行われていた。市内各所の神社仏閣境内の銀杏は、この10年ほどで剪定が進み枝ぶりの良い銀杏は少なくなっている。12月12日、県道74号市立病院前交差点周辺の風景。市立病院の建て替えに伴い、付け替え道路の整備が進んで、県道74号との合流部分の工事が行われていた。交差点が南側に10mほど移動するので縁石が撤去されていた。12月17日、飯泉観音前の風景。恒例のだるま市の開催日なので、参道沿いには露店が立ち並び賑やか。今年はだるま市初日の天気は夕方前から下り坂で、夜は出かけるのを断念。12月19日、国際通りの中六前の風景。共同住宅建設のため既存建物の解体工事が始まっていた。搬出のためにアーケードは先行して撤去が行われた。12月25日、国府津の管原神社境内の風景。納め天神が開催され露店の出店は3年ぶり。正午過ぎに立ち寄ると、開店前の露店が多くて参拝者はまばらだった。12月30日、正午過ぎの小田原城址公園歴史見聞館前の風景。正月休み期間に入り、小田原城址公園内は観光客が多くて歴史見聞館も入場待ちの行列が出来ていた。12月31日、昼過ぎの銀座通り沿いの風景。今年春にEPOが閉館して再開発が始まるので、銀座通り沿いの風景はこれから数年で刻々と移り変わってゆく。
年明けの2023年1月はどのような風景を目にすることが出来るだろう。
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