入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「冬」 (29)

2018年12月09日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 管理棟の前を北に向かう作業道がある。キャンプ場のトイレを右手に見てさらに進むとゲートがあり、現在はこれより奥には一般の人は立ち入ることはできない。この作業道は、御所平よりもさらに奥の山林伐採やその木材運搬に使われたと聞いているが、途中大きく2回ほど曲がりながら第1牧区へと通じ、終わっている。
 この第1牧区も、第3牧区と同様に中ア、御嶽、乗鞍、そして北アと続く山並みが一望できる。セガンティーニの数々の牧場の絵にも負けないような"天空の園"が待っていて、しかも牧柵からあまり遠くない位置に展望に持って来いの小高い丘がある。標高1千807メートルの三角点がそこには埋められている。この丘の周辺を、一般に開放したらどうかという提案である。丘は大きく木の柵で囲い、第2牧区の「岩のある台地」から吊り橋を設け、人はそこを通て行くことになる。
 これは、長年胸に温めていた案で、前にも呟いたことがあるが、吊り橋なら風景をあまり汚さないこと、それにもし牛がいても邪魔にはならない、費用的にもそれほどとは思えず、話題性もある。またここへ至る作業道の他に、手ごろな近道を用意することもできる。

 以上は一例に過ぎない。実現するかしないかも分からないが、こういうふうに牧場を残して人の天国化に移行させていく方法はまだまだある。

  急用が出来、きょうはここまでで中断します。

 そういうわけで「冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。

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