第2検査場のコナシの大木が倒れているのがずっと気になっていた。密生していた葉が散ってからでなければ、ジャングルの中に入っていくようなものだと控えていたが、その時期も過ぎ、このままにしておいたら木は死んでいないから来年にはまた葉が生えてきてしまう。今やっておかなければ1年先送りとなるがそれも面白くない。それに、伐った木は一冬の間に枯れてあとの作業が楽になる。ちょうどチェーンソーの歯を新品に替えたばかりだからと、それで上に行ってきた。もう、あの検査場を実際に使用することはないと思いつつ。
行く前に山奥氏に電話した。氏も前から挑戦したい大木があるとかで、時間があればついでにそっちもやっつけてしまおうと思ったからだが、9回呼んでも出ないので電話を切った。と、すぐに折り返しの電話が入り、すぐに切るなと文句が始まった。で、言ってやった。「9回鳴らしても出なければ、普通この世界ではだれでも電話を切る。おたくさまは一体どこの世界のお人か」と。宇宙人でもあるまいに。
まあ、いつものやり取りで、夜になったら電話が入った。何でも8時間もかけて大木を処理し、その後風呂を沸かすのが面倒なので水風呂に入り、サッパリしたところで酒を飲んでるところだと大ご機嫌だった。親切な人で、ドラム缶の蓋をたがねで切っておいたから都合の良いときに取りにこいとか、こういう方面に疎いことを知っていてよく面倒を見てくれる。有難い人が山奥に棲んでいて本当に助かる。本日のご無礼はここで詫びておこう。「XXXXX」。
帰り、諏訪神社の前で義弟の車に乗った北原のお師匠にも会った。入笠が、師のことを呼ぶらしい。
赤羽さん、松前漬けの季節が来ましてかね。伊勢で伊勢エビ釣りをしない人と、東京で東京ラーメンを食さない人と、どっちの比率が高いかなど・・・、海老の方ですか。何でも知っている山奥氏に今度尋ねてみます。好みなら、ラーメンに軍配ですけれど。お師匠と同姓のひろみさま、そう言っていただけると励みになります。お子さまたちもここのことを覚えていてくれて嬉しい限りです。また通信ください。
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