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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

        Ume氏の入笠 「夏」 (1)

2015年06月06日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

                                          Photo by Ume氏

 どうやら森の中で一番の早起きはカッコーのようだ。まだ夜の明けきらぬうちに今朝も第一声を聞いた。多分その鳴き声で、森の住人たちは目覚めるのだろう。ひとしきら鳴くだけなくと、再び森に静寂が戻る。そしてしばらくして次の主役が美しい声で歌い出すと、脇役も黙っていることができず歌い出す。今日もいい朝が来たと喜びつつも、布団の中で眠気の一切を絞り出すように、また、浅い眠りに帰っていく。

 もう少しだけ鹿について書く。最近、県内の結構厳しい要件を満たした解体施設から、鹿肉が市場に出るというニゥースをラジオで聞いた。散弾銃による殺処分のことも考慮して、金属探知機も設置しなければならないというから、なかなかの初期投資が必要になる。
 ただ果たして、鹿肉は一般に受け入れられるだろうか。「ジビエ料理」などと、また横文字のハイカラさで売りたいようだが、そんなことで人気が出るかはなはだ疑問だ。また、何よりまず美味しい食べ方こそが鹿肉を普及させるためには必要だと思うが、そのためには鹿肉料理のコンテストを行うとか、そのPRや宣伝も効果があっただろうに、そういう話は聞かない。
 鹿肉は食べないことに決めているが、それでも料理に関する本なら3冊ある。しかし、試作したくなるような料理には出会えていない。鉄分が多量に含まれていて、臭いもなく、あっさりとした味ということだが、日本人にもっと好まれるようにするには、どれもいまひとつ決め手に欠けているような気がした。格好ばかりつけた高級そうな料理もいいが、それで愛想をつかれないかと・・・、要らぬ心配ならよいが。

 Ume氏がこの季節の、見たらぜひ入笠牧場へ行きたくなるような素晴らしい作品を、何点も送ってくれた。野鳥の写真ももちろん入っている。乞うご期待。そして、実際にお出かけください。
 入笠牧場の宿泊施設及びキャンプ場の営業に関しましては、4月26日のブログをご覧ください(日付をクリック)。また入笠牧場からの星空に興味のある方は、5月25、26、27日のブログにアクセスしてください。

 
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