スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

楽器が完成!

2007-05-19 23:42:08 | 授業 その他
今日は私達のコンサート初日。

朝は、立ち位置や進行の確認のため、演奏抜きで動きだけのリハーサル。

16:30にはストレッチと発声練習、17:00にチューニングをすますとあっという間に18時の本番がやってきた。

写真左は、今回の飾りつけ。イメージは「夏」。

今日は4回のうちの一つということで、お客さんの入りもほどよくまぁまぁといった感じ。
今日が一番ゆっくり見れると知っているためか、エスビョンや私の現在の楽器の製作者ウッレ、
レコード会社社長兼ニッケルハルパ研究家のペール・ウルフ、それにウロフ親子に、
その他先生、卒業生と勢ぞろい。
多分そういう意味では、今日が一番緊張する。
私は過去のコンサートで緊張しなかった。
なのに!なぜか今日はとっても緊張。
あるまじきことに、出だしでかなり手も音も震えてしまった...←こんな気持ち

さて、コンサート休憩の合間のこと。

まずは、ウッレ・プランに頼んでいたニッケルハルパ用フライト・ケースが出来上がって持ってきてくれた。
約800クローネ。
ラーナリムのニクラスが使っているものと同じもの。
頑丈そう!

そしてエスビョンに呼ばれた。
行って見ると...

な、なんと楽器が完成
今週はずっとかかりっきりで作業してくれたらしい。
びっくりするやら、うれしいやら!
(でも仕上げの作業を見れなかったのはちょっと残念)
ブリッジが、置いたばかりだと数日間は動くらしく、またA線の弦も変えたいと言って
ひとまず受け取りは後日。
写真は明かりがあまりないところで撮ったものなので、次回きれいに撮って掲載するつもり。

それから今日はもう一つ。
受ける予定のオーディションの日取りが決まり通知が届いたのだ。
うーん、困ったなぁ。
今日のコンサート、ソロでもないのにあんなに手が震えたし...。
困難な道が予想されます。
自分と他人からの期待とプレッシャーで、ぺしゃっとつぶれるかもね。

コンサートの最後は一人ずつバラをもらっておわった。
前回は渡されたとき、とげの部分を握りイタタ!と飛び上がったけど今回はトゲは処理してあった。ほっ。

コンサート終了するとウロフの子供達が走る、走る、走る。
上の子は私にスウェーデン語が通じないのもおかまいなしに、ニカっと笑って話かけてくる。
ニカっとしたまま固まっていて、何かと思ったら抜けた歯を見せびらかしたかっただけみたい。

とりあえず1回目終了。
明日はストックホルムの音楽博物館です。
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