スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

STIMと著作権の話を少し

2007-01-30 23:53:00 | 授業 その他
私たちのコンサートの日にちが一部決定。
5月20日ストックホルムの音楽博物館。
5月26日Toboのこの学校で。
それといい会場がみつかれば、ウプサラでも1~2回するかも。

今日のクラスミーティングでは、ディッテが、チケット代を決めるプロセスについての話があった。
一般的に、「プロフェッショナル」とは、「プロ並みに上手い」と技術レベルに言及する場合と、「職業としてそれで食べている」という意味とがある。
ともかくディッテの意見は、プロとしてやるならプロとしての値段を要求すること。自分達はプロ並みだと言っておきながら安くすると、それで食べている同業のプレーヤーたちに失礼になる。学生だと売るのか、プロだと売るのか、良く考えてきめたほうがいいと。

そして、STIMの話を少ししてくれた。(前もブログに書いたかも?)
STIMはプライベートの団体で、著作権管理をしている。スウェーデンでは死後70年間、著作権を守ってくれ、残った家族などに支払われ続ける。
そしてスウェーデンでは著作権の売買は決して出来ない(日本は知らないけど、アメリカやイギリスでは出来るらしい)。売買によって色んな問題が生じるらしく、このSTIMの著作権保護はヨーロッパ内ではよく機能していると言っていた。
日本でも有料コンサートで弾く場合、著作権の生じる曲はもちろん支払わないといけない。
このSTIMについての詳細は、今後の授業で詳しく触れるらしいのでまたその時に。
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