スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

北欧、子連れの旅 ~フィンランド編~

2017-09-18 14:12:38 | 北欧、子連れの旅

フィンランドは、スウェーデンに行く前に立ち寄った程度です。あんまり情報はありませんが・・・

<SIMカード>

SIMフリーのスマホを持っているので、空港についてすぐ目についたお店でSIMカードを買いました。ホテルや空港のwifiで足りますが、あればあったで便利。日本のように歩きながら写真をとってSNS投稿したり、調べ忘れたオープン時間をチェックしたり、バスの遅延メールが届いたり。買ったのは5.9ユーロ。saunalahti。通話とデータ通信と両方できます。通話は要らなかったけど、安いし勧められるままに買いました(実は、ホテルのトラブルで電話を使うことになったので良かったです。)

<ホテル>

Omena Hotel Lönnrotinkatuに泊まりました。ヘルシンキ中央駅から約800m、最寄のメトロがKampiで約600mです。

  • 無人の格安ホテルで、エントランスと部屋の暗証番号が24時間前にメールで届くシステム(SMSまたはemail)
  • 無人のためチェックインデスクがなく、パスポートのコピー(写真)を事前にメールで送る必要がある。
  • 16時までチェックインできない(暗証番号が有効にならない)。
  • 朝食はないけど、電子レンジ、冷蔵庫、ポットがある。(提携カフェの朝食チケットが買えますが、子ども向きのメニューがない上に高い。)
  • ホテル目の前にコンビニサイズのスーパー(k-market)があり、Kampiの地下(メトロ駅直結)には22時まで開いている大型スーパー(同じくk-market)があって便利。スーパーでデリ(サラダ、サンドイッチ、ピザなど)が買えます。

※余談ですが、すごくおいしい本物のスライスチーズ(加工食品のプロセスチーズじゃない)が売っているので、パン、ハム、チーズと果物でも買えば、Omena hotelは冷蔵庫があるので朝食に十分です。スライスチーズは種類が色々ありますが、なぜかバーガー用スライスチーズ(チェダー)だけ別の場所にあり、それを先に見つけると他のチーズに気づかないかも。長期滞在でブロックのチーズを買うなら、スーパーにチーズスライサーが数百円かで売っています。

Omena hotelは、便利な場所とはいえ、石畳や坂を歩き、子どもとスーツケースがあれば十分遠く感じました。部屋のデザインも北欧らしくない、赤を基調にしていて好みではありません。でも総合的に費用、立地、設備を考えたら、家族利用には良いと思います。

<ペットボトルは返金してもらう!>

ペットボトルと缶のリファンドがバカになりません。小さいスーパーでも大抵リファンドの機械がおいてあります。空になったペットボトルは持ち歩きましょう!自販機みたいなマシーンで、1リットルで40セント、500mlで20セント、ビールなど飲んだら空き缶も同様。何本か持っていくとすぐに1ユーロくらいなります。そして印字されたレシートのような紙が出てくるので、それを持ってレジに行って渡すだけ。買い物と同時にレジで渡せばその分を合計から引いてくれます。ペットボトルでも空き缶でも、よく見るとリファンドいくらと書いてあるので(逆に書いてないということはリファンド対象外)、捨てようとするとお金を捨てるのと同じ気がしてしまいます。うまい仕組みですね。

<ペットボトルの水>

炭酸水のほうが多く売っていて、フィンランド語でしか書いていません。子供はファンタも飲めないので、炭酸水は飲むと泣きます(7歳なのに…)。フィンランド語が分からないのでネットで調べてみたのですが「○○と言う」の選択肢が多すぎて訳わかりません!写真を撮って翻訳するスマホアプリでラベルを見ました(これもSIMカード買って良かった点)。でも、一番は手で押さえて柔らかいか、パンっとなっているか、指の感覚でも意外に分かるものです。ほとんど炭酸水、炭酸なしは1種類とかなので、かなり触らないと見つかりません…。

<日帰りムーミンワールド 行き方>

これは前から約束していたので果たさねば!日本で、Amazon primeのムーミン谷の彗星と、ムーミン谷の夏まつりを見せて気分を盛り上げていました。

ムーミンワールドがあるNaantaliは、列車だとトゥルクまで行って、そこからタクシーやバスで向かい、一泊するのがスタンダード。ムーミンリゾートホテルもありますが高いです。

時間もお金もなく手軽に行くなら、Onni busの長距離バス。ヘルシンキのKampiからNaantaliまで、片道2時間半なので日帰り可能です。ネットの早得で、片道1ユーロなんてのもあります!そういう話を聞いて実際、HPで買うと本当に一人分だけは1ユーロで買えました。Naantaliの現地着が11時過ぎ、現地発が17時半くらいのバスを予約しました。

※kampiショッピングセンター:バスセンターは下の階(スーパーと同じ階)で、メトロの駅はさらに地下にあります。

そのバスはNaantaliの街中でおります(行きも帰りも同じバス停)。そこからムーミンワールドまでは1.2kmほど。バスを降りてすぐ小さなスーパーでペットボトルのリファンドをして、新しい水を買いました。方角さえ間違えなければどの道を歩いても、カラフルな木造住宅の旧市街に入り、海に近づくとお土産屋さん、小高い丘の教会が見え、観光地の散策気分で歩けます。

実は、帰りのバスは50分ほど遅れてきました。来ないなと思ったら、ネット予約時のメールに遅延のお知らせメールがきたので(フィンランド語だったのでグーグル翻訳て解読)、近くの大型スーパーに行きました。

なんとも北欧的のんびりパークです!子供の年齢(7歳、5歳)にはピッタリです。日本のアンパンマンミュージアムのよう、という記事をネットでみましたが、まさにそんな感じ。滑り台はあるけど、動くアトラクションはありません。園内マップ

ステージ系は子供が意味が分からないのでとばして、最初にニョロニョロの洞窟を目指しました。森の中に、迷路や洞窟や吊り橋や色々なものを通ったり見たり体験しながら進みます。途中、魔女とその孫がいて話しかけてきたり(人間です)。消防士の家とか、ヘムレンさんの家などあり、青いムーミンハウスへ。ここはムーミンや、ムーミンパパなど、常に何かのキャラがいて、ちょうどムーミンハウスに着いた時にはフィリフヨンカの子供達がおしゃべりしながらトランプをしていました。スティンキーには背後から帽子をとられて私と子供でキャーキャー大騒ぎ。ムーミンハウスは3階建てで屋根裏まであって凝った作りです。おもちゃがおいている訳ではないので(タイプライター、お父さんのステッキや旅行鞄など)、子どもはあまり長居しません。

ムーミンハウスの隣には滑り台があって、長身のスナフキンも一緒に滑っていました。半分まわった時点であまり時間がたっていなくて、帰りのバスまでのんびりかな~と思ったら大間違い。ムーミンハウスの前の水場でおもちゃのボートでかなり遊びはじめ、その先のドラゴンを繋いだ岬?で、かなりの時間ドラゴンをみつめ(こっち見てるとか、本物か偽物か議論とか)、それからムーミンパパの船に行くと、もう完全に遊びモード。滑り台など、遊べる船形の遊具です(大人は立って見守るしかないです)。

他にも、森の中でスナフキンがギターを持ってお話しや歌を聞かせてくれたり、森にはハンモックのエリアもあって本気で人が寝てたり。コーヒー缶に住むロッドユールの奥さんもいて、子どもと一緒にお絵かきして、それをとんがり帽子にしてくれました。遊具やお絵かきなど楽しめる年齢か、歩いて回るだけで満足かで、必要な滞在時間は違います。うちの子には「食事をいれて午後いっぱい」というのは足りませんでした。

  • ムーミンワールド、ナーンタリでの食事

安くバーガースタンドで済ませよう…にも、バーガーはムーミンワールドじゃなくても1000円以上します。ここでは、園内のレストランMama's kitchenがおすすめです。

メイン含めてサラダや副菜、パン、ドリンク全てビュッフェ形式で大人約16ユーロ。子ども設定が細かく6~12歳6.5ユーロ、2~5歳3.5ユーロとあるので良心的です。どんなメニューかはリンク先で見れます。

もし早く着きすぎてムーミンワールドの前にランチを、という場合は、ムーミンワールドの橋を渡る前にあるレストランMerisaliを調べていました。ビュッフェが、朝食、ランチ、ディナーとあります。子供料金の設定がムーミンのレストランより高いです。また夕食も、もちろんお昼より高くなります。

  •  <ムーミングッズ>

ぬいぐるみは、他のどこで見るよりもムーミンワールドが一番安かったです。本は、たまたまでしょうか、フィンランド語しかありませんでした。空港なら、英語やスウェーデン語があったはず。グッズの品ぞろえは…日本のほうが多いですね。ライセンス契約でしょうか。日本だと大人の女性を意識した商品もありますが、フィンランドでは子供向けが中心という印象です。

帰りには、スタンドでリコリスを買って帰りました。ながーいロープのような、グミのような、派手派手お菓子です。ラズベリー味、アップル味、ブルーベリー味、色々あります。カラフルなレインボー(イチゴ味)と、ピンクのイチゴ味を買いました。

 

<海辺の市場 カウパットリ>

ハカニエミのほうが有名なのかガイドブックによく登場します。ヘルシンキ中央駅より北側(メトロで何駅か)にあります。カウパットリは中央駅より東側、ヘルシンキ大聖堂近くです。私たちは、ついでによるくらいの時間しかなくカウパットリに行きました。子連れならトラムを使う距離です。魚、野菜、果物、見るだけで楽しい市場があり、雑貨類も手工芸品、いかにもお土産!というキーホルダーからポストカードやぬいぐるみまで。マーケットを歩くと子供が疲れてしまい、クリームをたっぷりのせたワッフルを食べさせました。大人は、サーモンスープ。フィンランドで海辺の市場と言えば、必ず聞くのがこのメニュー。絶対食べたかったんです!海の味とクリームスープ、ディルの香り、肉厚のサーモン、ホクホクのポテト、おいしかったです。

 

行くつもりで調べていたのに行けなかった2箇所はこちら。

<国立博物館 National Museum of Helsinki

18歳未満は無料。ここの最上階に子供が遊べるエリアVnittiがあります。時間の関係でいけなかったのが残念!かなりおすすめのようです。(エイビーロードの記事)ただし、博物館が開いていても、Vnittiは12-16時しか開いていないので注意。

<Stockman 10%offクーポン>

中央駅そばのデパートです(他の地域にもあります)。行く暇がなく残念。HPを見ると、8階に行くと10%offの割引クーポンをくれると書いています。それから、Stockmanにもデパ地下デリがありますが、割高だと聞きました。その分、スーパーより気が利いたものがあるかも?

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