スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

キャンドルをかこんで

2006-09-24 22:11:10 | スウェーデン生活
週末はダーラナ地方に住む友人宅へお出かけ。

さっそくこないだ取得した国際学生証を利用!
SJ(日本でいうJR)で、なんと片道320クローネくらいだったのが、99クローネに。さっそく学生証の発行手数料のモトを取ったかんじ。前にも書いたけど、フルタイムで(1学年以上。数ヶ月はだめ)学生してたら誰でも発行してくれるので、持ってない人はぜひ。

さっそく駅についたらその友人がホームまで迎えに来てくていた!
久しぶりの再会。2年ぶりかなぁ。
積もる話をしながら家へ向かうと、黄色い家と緑の自然のコントラストが相変わらずスバラシイ。庭は少し小高くなっていて、すぐ先の森や湖などもが見晴らせるのでとっても美しい眺めなのです。

さてさて、さっそくFIKA(ティータイム)!!!
お土産に持っていった”ウプサラ・ブレンド”という紅茶を入れた。シトラスとシナモンかな?スパイシーな香りもする。そして、友人ご夫婦の作ってくれた特製パイ!
私としたことが、写真をとることを忘れてひたすら食べてしゃべってしまった。結局一枚もとってません。なので、ちょっと描写すると、一番下が砕いたクラッカーとナッツをベースに、ビターチョコの層、その上にクリームチーズの層。トップはホイップクリームにブドウをたっくさん散りばめて。あー、おいしい。
Fikaの頃には、友人が招いてくれたFalu Splelmanslagの仲間たちも到着。Falu spelmanslagは、一言でいうと民族音楽を弾くFalunの演奏グループ。(市民オーケストラみたいな感じでしょうか?)

先に夕食の話をすると、fisksoppaでした。とぉってもおいしい。サフランやハーブの入ったクリームスープに、魚やポテトなどの野菜がはいったもの。体にじんわり染み入る味でした。

さてさて、お茶して夕食のためにみんな集まったわけではありません!
もちろんみんなで弾くためにね。私はバイオリンを貸してもらった。
未熟なせいか、ダーラナ地方の曲はバイオリンが一番弾きやすい。
少し薄暗かったので、キャンドルを真ん中に一本。部屋の隅にもいくつか。
さて、何を弾こうか。なんて最初言っていたけど、一曲弾き始めると次々出てくる。
ボーイングは重く、リズムが揺らぐ。
ニッケルハルパで習っている曲とは地方が全然違うのでこの重い感じがとってもなつかしい。やはり、このリズムが一番しっくりくる。
キャンドルの薄明かりでみんなと弾くセッションはとってもダーラナ的でした。

そして夜みんなを見送ってふと空をみるとすっごいたくさんの星。こんなにゆっくり星をみるのは久しぶりだなぁ。ん?ひしゃく型の星座(名前忘れた)がでっかく見えるみえるのは気のせいか!?その友人によると、三日月が日本とは違ってみえるのだとか。
またゆっくり見てみよう。
コメント
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