先週の「日本縦断こころ旅」(NHK・BS)で、火野正平さんが、視聴者の手紙に応えて、河内長野にある≪光滝(こうたき)≫を訪ねられた。
その時、画面に映し出された≪光滝≫は、小さいながら清らかな水が勢いよく流れ落ちる、なかなかステキな滝だった。
さらに、火野さんたちは、光滝に向かわれる途中で、情緒ある富田林の古い街並みを走られていた。
私は、河内長野にこんな美しい滝があることも、富田林に情緒のある古い街並みがあることも、それまで全く知らなかった。
河内長野と言い富田林と言い、私のところからそんなに遠くない。
一度行ってみたいナ!
私は、河内長野在住の、学生時代の友人Kさんに、電話で、光滝及び富田林の古い街並みのことを尋ねてみた。
Kさんは両者についてもちろんよくご存知で、どちらもイイところだからぜひいらっしゃいと言われ、その上、私に同行することを快く承諾してくださった。
でも一日に2か所回るのは、イイ歳の私たちには、ちょっとシンドイ!(涙)
そこで、先ずは光滝とその周辺を訪ねることにした。
ところが、2人の日程が合った5月28日(火)は、自然の中を歩くには、お天気がイマイチ‥。
私たちは急遽予定を変更して、富田林の古い街並みの散策に切り替えた。
富田林の古い街並みは、正式には『富田林・寺内町(じないまち)』と言い、1500年代に真宗の寺院を中心に造られた、商業と文化の街なのだそう
だ。
平成9年には、「国の重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されているとか…。
歴史にはからっきし弱い私‥説明はこのくらいにして、早速、寺内町を散策しながら撮った写真の何枚かを載せさせていただきます。
散策の途中のお宅の庭から眺めた、葛城山
寺内町では全ての家で今も人々が暮らされていて、玄関先などに、草花が植えられている。
それらが、板塀の色とよく調和していた。
『じないまち交流館』に寄ってみた。
次は、交流館の展示品の一部と、中から眺めた庭の緑。
交流館を出たあと、現在、唯一一般公開されている『旧杉山家住宅』を訪れた。
『旧杉山家住宅』は、代々造り酒屋を営まれてきた名家で、与謝野晶子と共に歌人として活躍した、「石上露子」の生家でもあるそうだ。
旧杉山家住宅の外観
邸内の欄間 仏間の見事な装飾
露子が暮らした部屋の、洒落た障子 部屋から庭を眺める。
庭から眺めた、縁側&露子の部屋
旧杉山家住宅の見学を最後に、私たちは、この日の寺内町散策を終わった。
旧友同士、遠慮のないお喋りをしながらの散策は、本当に楽しかった。
Kさん、いろいろお世話になりました♪