のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

久し振りの美術鑑賞 ② ~ピカソの絵~

2023-05-28 15:40:39 | 日記

今回「大阪国立国際美術館」で行われた展覧会には≪ピカソとその時代≫という表題が冠されているように、この展覧会

の中心はやはりピカソだった。

ピカソは、“20世紀最大の画家”と評されていて、その名を知らぬ人はほとんど無いと言っていい程の画家だ。

彼がジョルジュ・ブラックとともに、「キュビズム」という新しい表現を生み出したことも有名だ。

ただ私はキュビズムの良さがよく分からず、変形しまくったような女性の絵などは、どうも好きになれない。

でもピカソは、キュビズムだけでなく、時代によって様々な試みをしていて、変化に富んだ作品を残している。

そこで、今回展示されたピカソの絵の中から、私が好感を持った作品の幾つかを、次に載せてみます。(初期の作品から

順に)

                                      

                         (前のブログにも載せましたが、ピカソ初期の素敵な作品なので、もう一度) 

                         「座るアルルカン」 1905年

 

 

                

           「女の頭部」 1906~07年                           「洋梨とリンゴのある果物鉢」 1908年

 

 

 

               

           「ギターと新聞」 1916年?                    「グラス、花束、ギター、瓶のある静物」 1919年

 

 

 

      

                (題名・年代ともに、書きもらして分かりません。)

 

 

 

 

                

         「座って足を拭く裸婦」 1921年                     「窓辺の静物、サン=ラファエル」 1919年

 

 

 

 

 

ピカソはその生涯において、数多くの女性からインスピレーションを受けて、作品を制作した。

下の2枚は、当時の恋人、ドラ・マールをモデルにした絵。 (同じ女性を描いた絵なのに、描き方はずい分違う。)

              

       「花の冠をつけたドラ・マール」 1937年                  「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」 1936年?

 

 

 

 

その後のピカソの女性(人物)像は、彼の女性観や不穏な時代の空気から、ますます大胆な変形が加えられたり、多様

な形式へと展開していく。 

         

        「本を読む女」 (年代を書き忘てゴメンナサイ!)              「多色の帽子を被った女の頭部」 1939年

 

 

 

        

           「海岸に横たわる裸婦」 1961年                           「男と女」 1969年

 

 

 

最後の「男と女」は、私にはグロテスクに見えて好感を持てないが、説明によると、かの梅原龍三郎氏より寄贈の絵だ

そうだ。

 

 

 

 

 

     

 

 

   

 

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2 コメント

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ピカソの絵 (じゅん)
2023-05-29 14:56:10
たくさんのピカソの絵を見せていただきありがとうございます。PCの前で楽に観れて嬉しく思います。私ものんスケさんンが選んでくださった絵の方が理解しやすくて好きです。セザンヌに似ているような静物画もありますね。
じゅんさんへ (のんスケ)
2023-05-30 06:15:39
 セザンヌの影響を受けた絵…一番上の右側の絵なんかがそうだと思います。(じゅんさん、鋭いですね!)
 沢山の絵が撮影可能なのは嬉しかったのですが、その分人が多くて、斜めからしか撮れなかったりして、絵のそれぞれの良さを伝えられなくてごめんなさい!

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