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革なめし工房(2016モロッコno39)

2016-05-18 | アフリカ

 

 フランス語では「タムネリ」と呼ぶ、なめし革染色職人街。ある工房の3階か4階になるだろう展望台まで登ってきました。入口で悪臭防止のミントの葉っぱ付きの小枝をいただいて。 最上階は処理された皮の乾燥場になっているようです。乾燥された皮がここで革になるのかな、そして製品として加工されることになるのでしょう。 

 

 染色桶がびっしり並ぶ。動物から剥いだ皮は、そのままだと腐敗したり固くなってしまうので、柔らかく加工し、臭いを取り、染色作業をしているのだという。これらの行程の中で鳩の糞を使っているようだ。そのアンモニア臭が鼻を衝くのだという。よってミントの葉を鼻先にとなるようですが、私たちの見学時間には、幸いにもミントは不要でした。

 いろいろの色の染色槽が連なっています。赤色はポピー、黄色はサフラン、緑はミントなどなど環境にやさしい染色原料だ。とはいえこの職場、労働環境もしかり、併せて重労働であろうことが見えてしまう。もっと簡易な毛皮処理方法はないのでしょうか。  

  屋上から見ればすぐそこにカラウィン・モスク。次の写真もパラボナアンテナがいっぱいの居住地。

 

 工場の一階は商品売り場。彩の華やかな諸々の革製品が並んでいました。

  

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