フェズの街、朝の通学、出勤風景。
子供たちが城門の中へ消えてゆきます。この中に学校があるのでしょう。かっこいいお城のような学校があるのかな。訪ねてみたいものです。
ホロのかかった自動車の荷台の両側には、鶏のゲージが何段も並んでいました。お肉として売られゆくところでしょうか。
懐かしい風景に出会いました。「馬耕」(ばこう)字のとおり「馬が耕す」もう今となっては死んでしまった言葉かもしれない。今では耕運機やトラクターがその任についていますが、私の子供のころ、かっては日本国も馬や牛が主役だったのです。
やってきましたローマの遺跡に。駐車場から5分も歩けばもうそこに、1997年文化遺産登録されたヴォルビリス遺跡を眺めます。
現在40haに保存されている遺跡のかっての全体像は、これだよと説明しているのでしょうが、遺跡を歩いてみてもこの画では連続しているはずの建物の痕跡は、ようとして分かりませんでした。
石畳に水を流す工夫でしょうか。細工が施されていました。
さすがローマ帝国だ。紀元前40年以降この地は帝国の属州となったという。彼の国の遺跡は、ヨーロッパ各地に存在する。イギリス・フランス・ドイツそしてオランダにも。世界の歴史はわかりませんが、ひょっとしたらEU圏全域を支配していたことがあったのでしょうか。
復元されたものでしょうか、こんなモザイク画がそこここにあるのです。
広場、浴場、邸宅跡から当時の繁栄が偲ばれる・・・と説明されていましたが、さてさてこの写真は何だったのだろう。
この地では、小麦やオリーブの生産がされ、写真はオリーブ油を絞る施設だそうです。そしてその産品は遠くローマにもたらされたといいます。