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世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

気の向くままに、旅の様子を載せていきます。

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最初の世界遺産(2016モロッコno5)

2016-03-26 | アフリカ

 

 

 主産業が農業や漁業の国と聞いた。オリーブは世界第7位の生産国とか。オレンジ、麦、ジャガイモなどなど農産物各種。写真は草地、遠くに羊が群れています。 

 

 

 

 

 カサブランカから約100㎞。世界遺産巡りの旅の初めは、2004年に登録された「アルジャディーダのポルトガル様式市街」 に到着です。ポルトガル人によって造られた、ご覧のような堅牢な城壁に囲まれた「城塞都市」に入ります。

 

 

  

 貯水槽に入るところで、ポルトガル旧市街について説明を受けます。左のガイドさんは日本語は話せません。城壁が築かれ、四隅に稜堡をもち、日本でいえばお城のお堀に相当するであろう海水に囲まれた、ゆがんだ四角形の中が旧市街地らしい。真面目に話を聞いていないから「らしい」という表現しか使えません。矢印のところがメディナへの入り口。私たちは、海のお堀の水を見ながら入場したわけではありませんから、現在は4面すべてをお堀が取り囲んでいないということだ。 

 貯水槽に入ります。最初は倉庫として使われていたようですが、のちに貯水槽に改造されたといいます。ここが、この遺産の目玉らしい。 

 1514年に造られたというこの建物、戦争によって水が断たれてしまってはと、長期戦に備えて、1542年に貯水槽に化けたといいます。天窓から雨水が流れ込むようになっていて、その窓から差し込む光が、立ち並ぶゴシック建築の柱を水面に写す、なんとも幻想的な空間が生まれています。 

 

 壁面の矢印、この線まで水があったのだとの説明でした。