何という笛なのか知りません。聖堂への入口のところで演奏していました。
スペインに行ったらパラドールに泊まる。これがひとつの憧れでもあるようです。そのパラドールがこれ。中をどう改装してホテルにしたのか、こうしたお宿はスペインには結構あるようです。私もかってトレドで「パラドール・デ・トレド」と称する宿に泊したことがありますが、こんなに重厚さはありませんでしたが、さすがに重みありでした。
ホテル玄関まで駆けていって撮した写真がこれです。17世紀の王立救護院だったそうです。どうです、恐れ多くも・・・ですよね。
貫禄十分の市庁舎。中央の屋根に聖ヤコブの騎馬像が載っかっています。
聖ヤコブの遺骸が祭られているためといわれ、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教3大聖地のひとつ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。イスラエルとローマそしてここ、キリスト教徒でもない私が、この日三つ目の聖地を訪ねたことになりました。この写真がまさに「荘厳」という言葉がふさわしい大聖堂です。正午の礼拝時を過ぎているためか人影はまばら。三大聖地の一つということで訪ねたのに、この人無しの姿はまったく意外なことでした。
明日は何か行事があるとかで、テレビ局がリハーサル中でした。近くには中継用の車が何台か停まっています。
聖堂への入場までの時間に街中ぶらり。これが有名なボタフメイロ(香炉)のレプリカかな。
巡礼者がここに到着すると「コンポスーラ」と呼ばれる巡礼証明書が貰えるといいます。このお店が発行所らしい。でも、この巡礼証明書がもらえる条件は、徒歩100km以上、自転車で200km以上だと聞きました。さてさて、誰がそれを証明するのでしょうか。お参りする信者に不心得者がいるはずがないとの性善説とやらか、2ユーロ出して申請すれば誰にでも発行してくれるのでしょうか。
巡礼者の必携持ち物。ホタテ貝の殻、水を入れるひょうたん、それに杖。まさに西洋版三種の神器だ。 お土産屋さんに並んでいました。
ほら、三大聖地への道が寂しい。こちら裏道なのかな?