真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

「お金の心配せず学校に行きたい」 高校生がパレード

2009-12-27 | 政治

高校生をはじめ国民の運動と世論の力で、鳩山政権は、公立高校の授業料の無償化を決めた。一歩前進なのだが…。

私立高校の学費無償化などを求めて、「お金の心配せず学校に行きたい」 と高校生が25日、東京でパレードと国会で集会をおこないアピールした。

お金の心配せず学校に行きたい 高校生がパレード 09年12月26日しんぶん赤旗
「お金がなくても学校行きたい。高校生に笑顔をください」。クリスマスの街に高校生の元気な掛け声が響き渡りました。サンタやトナカイ、妖精にふんした高校生ら約80人が25日、私立高校の学費無償化などを求めて東京・渋谷区内をパレード。携帯電話で撮影されるなど沿道から注目を集めました。
 主催したのは、大阪府の私学助成の削減に反対する「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」と「お金がないと学校に行けないの? 首都圏高校生集会実行委員会」です。
 …トナカイの赤鼻をつけて、先頭で声をあげていた「笑顔の会」卒業生で立命館大学の1年生は高校と大学の奨学金を合わせると返済は1000万円を超えます。「返していけません。新政権はもっともっと私たちの声を聞いてほしい。私たちはあきらめない。一緒に頑張って国を変えていきたい」と、元気いっぱいでした。

学費で未来奪わないで クリスマス行動 高校生 国会へ 09年12月26日しんぶん赤旗
近畿圏、首都圏の高校生たちは25日、東京・衆院第1議員会館で「高校生の声を国会に届ける集会」を開きました。約50人が参加し、クリスマス行動をよびかけた「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」の代表(高校3年生、18)が「全国の私立、公立、全員の学費を無償にしてほしい」との鳩山由紀夫首相あての高校生のメッセージ集を与野党の議員に手渡しました。
 …母子家庭や定時制高校の生徒らが「高校生はみんな輝いている。その輝きを閉ざしてしまわないでほしい」「学費で苦しみ、未来をあきらめてしまう高校生が1人でもいるのはいやなんです」と発言しました。
 集会には与野党の国会議員が参加。目頭をハンカチでぬぐいながらリレートークを最後まできいた日本共産党の宮本岳志衆院議員は「みなさんの思いは全国の高校生の声だと思って受け止めた。胸がいっぱいになり、涙があふれるのを抑えられなかった。みなさんの声を国政に反映させ、ともにがんばりましょう」と激励しました。

 「世界一高い学費」なのだ。
「学費で家族に迷惑をかけて申し訳ない」と、つらい思いをしなくてはならないのはほんとうに歯がゆい。
 
 高校入学から大学卒業までにかかる費用は平均で1023万円、世帯年収に占める教育費の割合は34・1%に上る。(日本政策金融公庫)。経済協力開発機構(OECD)の発表によると、日本の国内総生産に占める教育の公的支出の割合はわずか3・3%、比較できる28カ国中27位とは…。

 高校と大学の学費を段階的に無償化することを定めた国際人権規約のA規約(社会権規約)第13条を留保している日本など3カ国のうち、ルワンダが昨年12月に留保を撤回し、これで、同条項を留保している国は、条約加盟国160カ国中(09年5月現在)、日本とマダガスカルの2カ国だけだ。

 こんな国に誰がした…。学費で未来奪わないで!!

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