真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

景気回復どうすればいいの?

2009-12-14 | 政治
政府が「デフレ」(持続的な物価下落)宣言してから、(宣言しても対策はうたない)物価下落→企業収益低下→賃金低下→物が売れない→物価低下のスパイラル(悪循環)との解説が目立つ。そして、だれもが内需拡大を言う。

デフレの原因はハッキリしている。雇用者報酬(給与)が減り続け1992年の金額にまで落ち込んでいること。これが最大の原因でふところが淋しいから物が買えない。

日銀は12月1日に追加金融緩和を決めて以降、3日間で大量のカネを短期金融市場にぶち込んでいる。その額16兆7600億円。いくらぶち込んでも庶民の経済の解決と希望にはならない。大企業はバブル期の2倍以上の内部留保をため込んでいるではないか。カネはある。

スパイラルを断ち切るにはどうしたらいいか。簡単なこと。賃金をあげれば物が売れるようになって悪循環は絶ちきれる。

帝国データバンクが12月3日に発表した「2010年の景気見通しに対する企業の意識調査」によればほぼ半数の企業が、今後の景気回復に、「雇用対策」が必要だと考えている。

今後景気回復にどのような政策が必要かの設問への回答(複数回答)で、1万521社のうち5014社(47.4%)が「雇用対策」を挙げている。

内需拡大というのであれば「雇用対策」をしっかりとることと、賃上げである。

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