@nakamuratetuya1
小池議員の質問はほんとうに圧巻です。世界の、日本の誰が見ても、武力の行使の一体化です。それを認めようとしないアベ。憤りに耐えない。
礒崎がいうはずだ。厳寒の時期に石油が入ってこなくなると国民の生命が根底から覆される明白な危険だという。だから海外派兵は禁止されているが、ホルムズ海峡だけは例外だと言う。ほんとによくわからん話だ。国民の理解が進むはずがない。ぼろぼろの法案であることには間違いない。
←応援よろしく
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150730-00000033-ann-pol安保障関連法案の国会審議で、中東のホルムズ海峡が機雷で封鎖された場合、集団的自衛権を行使できるかが議論されました。
石油の輸入がストップすることが集団的自衛権が行使できる日本の存立を脅かす事態にあたるのかどうかが焦点となりました。
民主党・前川清成議員:「ホルムズ海峡が仮に封鎖されても、日本で暮らしている私たちの暮らし、あるいはニューヨークで暮らしている、韓国で暮らしている日本人の生命、自由、幸福求の権利が根底から覆される明白な危険というのは生じないはずだ」
安倍総理大臣:「石油が、これは途絶えてしまう、ガスも途絶えてしまうというなかにおいて、たとえば厳寒の時期にそういうことが起こると、これはまさに、寒さのなかで生命自体が危うくなる」
さらに、前川氏は「ペルシャ湾以外からも石油は輸入できる。日本には備蓄もある」としたのに対し、安倍総理は「相当、強度のパニックになる可能性がある」と説明し、議論は平行線をたどりました。このほかに朝鮮半島有事において、日本人を輸送するアメリカ軍の艦船を護衛する事例に関連して、安倍総理は「拉致被害者の安全確保をアメリカ軍に依頼している」と述べ、アメリカ軍の艦船が拉致被害者を輸送するケースもあり得ることを示唆しました。安保法制の議論はようやく憲法論だけでなく、事例に基づく具体論が出てくるようになりました。
「対象国が攻撃の意思を表明していない段階でも行使は可能」だと。アベの持っている本質が一番出ている。日本が攻撃もされていないのに、先制的に武力の行使をおこなうこともありうる。すすんで戦争する国にしようと。ダメ、ダメ廃案、廃案にしなくちゃ。
←応援よろしく
http://mainichi.jp/select/news/20150729k0000m010135000c.html?fm=mnm安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は28日、安倍晋三首相が出席し総括的質疑を行い、実質審議入りした。首相は集団的自衛権行使の判断について「(行使が可能となる)新3要件に該当するか否かは、攻撃国の意思や対応、推移などを総合的に判断するが、意思については形式上、日本を攻撃する意図はないと隠していることもある」と述べ、対象国が攻撃の意思を表明していない段階でも行使は可能との見解を示した。
どの世論調査も「戦争法案」の今国会での成立反対は6割で賛成を大きく上回っている。それでも国会議席の数をたのんで強引に推し進めるというのは憤りに耐えない。アベ政治は許せない!
←応援よろしく
内閣支持が最低43%…不支持49%、初の逆転 読売新聞 7月26日(日)22時1分配信
読売新聞社は24~26日、安全保障関連法案の参院での審議入りを前に全国世論調査を実施した。
安倍内閣の支持率は43%で、前回調査(7月3~5日)の49%から6ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった。不支持率は49%と前回の40%から9ポイント上昇して最高となり、初めて不支持率が支持率を上回った。
与党が安保関連法案を、野党の多くが参加しない中で衆院本会議で採決したことを「適切ではない」とした人は61%に上っており、国会運営への批判が支持率低下につながったようだ。
安倍首相が新国立競技場の建設計画を白紙に戻して見直すと決めたことについては、「評価する」が83%に達した。ただ、評価すると答えた人の内閣支持は、支持率が46%、不支持率が47%と拮抗(きっこう)しており、首相の決断も、支持率低下に歯止めをかけられなかったようだ。建設計画を白紙撤回するまでの政府の対応は、「適切ではなかった」が79%に達している。
安保関連法案の今国会での成立については、「反対」が64%(前回63%)で「賛成」の26%(同25%)を上回っている。政府・与党が法案の内容を「十分に説明している」は12%(同13%)にとどまり、「そうは思わない」は82%(同80%)と依然として高かった。
安保関連法案の審議での野党の対応を「評価する」と答えた人は23%にとどまり、「評価しない」は65%に上った。
首相が今夏に発表する「戦後70年談話」で、これまでの首相談話にあった過去の植民地支配や侵略に対する反省やおわびについての表現を「入れるべきだ」とした人は55%で、「そうは思わない」の30%を上回った。
政党支持率は、自民党36%(前回35%)、民主党8%(同9%)、共産党5%(同3%)、公明党3%(同4%)などだった。
国民の理解が得られていないので、新国立競技場は白紙撤回に。では「戦争法案」は理解をえられているのでしょうか。
今日のNHK討論会で自民の稲田氏は、しきりに対案を示せと民主に迫る。対案などいらない。憲法9条を壊そうとするものに対して、憲法9条を守ることこそ対案だ。
昨日は猛暑の中、「戦争法案反対!久御山」は14名の参加でイオン久御山前で共同アクション・リレースピーチを行なった。「教え子を戦場に送るな」「子どもや孫に平和な未来を奪うようなことがあってはならない」それぞれの思いをスピーチした。
「戦争には行きたくない、(戦争法案)勉強したい」と16歳の高校生。
戦争法案はいよいよ27日から参院で審議入り。戦争法案阻止のたたかいはこれからが正念場となる。与党はあわよくば「60日ルール」の活用を念頭に入れていることは間違いない。そのための会期延長だから。二院制の否定、民主主義破壊が「60日ルール」だ。
戦後70年、2015年の夏は熱い。戦争法案がこなごなになるまでたたかい抜かねばならない。
←応援よろしく
二院制を否定する暴論
「9月14日からの週に法案をあげ(成立させて)、21日から国連へ行くときの最大のアメリカ土産が安保法制だ。必要があれば60日ルールも使う」
ある自民党関係者は安倍政権が狙う戦争法案成立のシナリオについてこう述べます。
「60日ルール」とは何か。憲法59条1項は法案が成立する基本原則を定め、「(衆参)両議院で可決したとき法律となる」としています。つづいて同条2項は、衆院で可決した法案を参院が否決した場合について、この法案を衆院で再び3分の2以上の多数で再可決したときは、それによって法律となると規定し、衆院の優越を定めました。
そのうえで、同条4項は、衆院で可決され参院へ送られた法案を、参院が受け取ってから60日以内に議決しないとき、衆院は参院がその法案を「否決したものとみなすことができる」としています。「否決とみなす」ためには、そのための議決を行います。これが「60日ルール」です。
つまり、参院での法案審議に時間がかかる場合、参院で否決していないのに、“衆院で「みなし否決」の議決→「3分の2以上の再議決」の道”をつくったのです。
しかし、参院で現に法案審議が継続され、審議日程も決まっている状況の中で、衆院が参院の審議を一方的に打ち切るような、「60日ルール」の運用の仕方は、熟慮と再考の機会を保障した二院制の存在意義を、力で否定することになります。
法案成立の原則は衆参両院の意思の合致である以上、参院で徹底審議が進んでいるとき、その審議を尊重するのが当然です。憲法59条4項は例外中の例外であり、その乱用は厳に戒めるべきです。
「60日ルール」といわれ、当然の原則であるかのように語られますが、議論が尽くされなくても時間が来れば当然のように衆院再議決という単純化は誤りです。
さらにいま「60日ルール」の適用と言われる法案は憲法学者のほとんどが違憲と判定し、歴代内閣法制局長官も違憲と批判している重大法案です。それを、政府与党の都合で、9月14日の週に必ず法案を成立させる方法として、逆算で7月15日に衆院を強行採決で突破し、9月14日になれば参院審議が続いていても強引に「みなし否決」のうえ、衆院で再議決して成立を図るという策略にしているのです。これは二院制と民主主義の根本原則をまったく無視した、世論を踏みにじる、結論先にありきの暴論です。
戦争法案は、衆院での論戦を通じても、根拠も合憲性も崩壊し、国民の反対行動と世論の批判は広がるばかり。その中で、どんなに行き詰まっても、期限がきたとして再び力ずくで強行する―。「60日ルール」適用論は、民主主義破壊の強権運営を今から宣言するもので、絶対に許されません。こんな乱暴なやり方を許さない、草の根のたたかいのさらなる発展が続きます。
戦争法案反対!久御山 共同アクション