S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

入門からタイホまで

2006-03-21 17:25:33 | Weblog
王監督、ほんとうにおめでとうございます!笑顔がまぶしい!かっこいい!あの地で胴上げされていて、うれしかっただろうなあ、よかったです、

きょうは次女の買い物につきあって、あちこち歩き回り、お疲れです。
久しぶりに本屋さんに行く。最近ネットのアマゾンでユーズドの本を買うのがほとんどだったので、本屋さんは久しぶりで新鮮だった。
「マリファナ入門書」というどえらい本を発見!帯には「入門からタイホまで」・・・と書いてあって思わずのけぞった!すごくねえ?これって・・・他にも「大麻は麻だ」とか・・・?ここの本屋さんはけっこうマニアックなものがあって、以前は「殺戮詩集」ってえのも見つけた。あと絵本なのに子供を何人も殺して埋めちゃうとかいうのもあった、なんだかなあ、でもあんがいこういうのをおもしろがって買うひとはいい人だと思うんだけど・・・・
わたしは料理の本を買った。「ビンボーDeli」という本で、お金がなくても、センスさえあれば、おいしいものは食べられると表紙に書いてある。
がんばれ、我が家のごはん!というわけで、いかにお金をかけずおいしいものを食べるか・・・・だけどお金をかけないでおいしいものを食べようとするとけっこう手間ひまかかるのだよねえ。
帰りの車で娘は眠りこけ、わたしも眠くてねむくてほっぺたをたたきながら運転してた、あぶねえ、あぶねえ。
貴重な休日に事故ってはいけない。(気をつけよう隣の寝息と春うらら。)


スフィンクスになるこだまを見てね。

2006-03-20 16:17:23 | Weblog
お部屋の陽だまりで、ほとんどスフィンクスと化してしる我が家のこだまです。猫背の猫は時々、背をまっすぐにしたり、ぐわーんとのびたりしてますが、このスフィンクスこだまはわたしは好きですねえ。エジプトに行きたくなっちまうよ。
今朝は寒かったせいか、明け方わたしのベッドにもぐりこんできました。わたしは横を向いて、のの字状態で寝ていることが多いので、こだまはちょうどおなかのあたりにぺたっと貼り付いて寝てます。
猫はほんとに自分本位なので、ただ単に寒いからもぐりこんでくるのですが、お父さんの布団や子供たちの布団には行かないのですよね。小さいながらこれがけっこうじゃまっけで・・・・・でもこだまがもぐりこんでくることで、ああ今朝はかなり冷え込んだんだなあとわかるのです。おまえは、南極でなんかとうてい生きられないよなあ、当たり前だけど。
またせきをしはじめたので、お医者さんに連れていかないとだめかも?子供の何倍も手をかけて甘やかして育てている気がする。

パラリンピックも終わって日本選手はすごーくがんばってメダル9個もとりましたね!
わたしはクロスカントリーに出てた太田渉子ちゃんが大好きです。最年少ながらメチャがんばってた姿に拍手!みんな人一倍負けず嫌いでがんばり屋の選手が多いんですね、パラリンピックもすごく元気をもらった!

きょうからお父さんは中国に出張です。会社は中国から製品輸入しているので毎日為替レートのチェックをします。円高になることをひたすら願う毎日です。

大泣きしてしまった。

2006-03-19 16:26:12 | Weblog
とうとう3度目で日本は韓国に快勝しましたねえ。6対0!すごいです!決勝だぞお!

きのうの夜はTVで放映された日本の「南極物語」でもう号泣してしまったのでした。動物の映画ってほんと泣けちゃうのです。けなげで、かわいくて、アンコちゃんが流氷に乗っかってしまって、流されてく場面なんか、「アンコちゃーーん」と思わず叫んでしまいました。風連のクマも、一匹で大陸に向かって走っていくとこも泣けたねえ・・・・
高倉健さんも、渡瀬さんもすごい演技でしたが、もうやっぱり犬たちがすごかった。何度も何度も泣いてしまい、見終わった時には鼻をかんだティッシュだらけになっちゃったのでした。おまけに、わたしは夜に犬の出てくる夢まで見てしまったのでした。
きのう公開のアメリカ版「南極物語」は犬はみんな死なないで生きているらしいですが、それはそれで、お話としては安心できるかもしれませんが、わたしが小さい頃、これは本当にあった話だったので、2匹だけでもよく南極で生き抜いていたと思います。ほんとうに壮絶な過酷な生です。それでも生きようとして必死な犬たちにやっぱり感動してしまいます。

わたしは動物がだーい好きで、とくに象が一番好き。大きい動物が好きだから、きりんも見ていると感動してしまう。いつか今話題の旭川動物園に行って、ペンギンのお散歩を見てみたいなあと思うのです。象はタイに行ったとき、首っ玉に乗せてもらったことがあります。うれしかった、あたたかかった、高かったし、象の頭に生えている毛がかわいかったし、タイでは小さな象に鼻でチュっとほっぺにキスしてもらって、その時の鼻息も一生忘れない!

久しぶりの休日でホームセンターに日曜雑貨を買いに行く。ホームセンターにいくとやっぱりいつもペットのコーナーにいって犬や猫を見てくるのです。お花の好きな友達はやっぱり園芸に行くって言ってましたが。
ほんとはまた犬も飼いたいんだけど・・・・豚でも羊でもいいな、ヤギでもいい・・・
お父さんは以前ホームセンターにミニ豚があったとき、「あれを飼って大きくなったら食っちゃうってのはどうだ?」とか言ってたけど・・・でもお父さんも動物大好き人間だから本当はミニ豚を飼いたかったのです。だって犬みたいにお座りとかお手とかしていたんです!

耳をすませば、じゃなかった耳をそろえて返したい!

2006-03-18 16:21:03 | Weblog
ホームレスの男性に火炎瓶を投げて焼死させてしまった少年、幼い子が親に虐待されること、どうして弱いものへ、弱いものへと牙を向ける社会なのだろうかと考えることが多いこの頃。
わたしの育った昭和の30年代は、父がいて、母がいて、じいちゃんやばあちゃんがいて、そして近所には身体の不自由な人もいて、知的障害を持ったひともいて、女性なのに男性のかっこうをしている人もいて、大酒のみのおじさんがいて、犬がいて、猫がいて、社会はすべてのいろんな人たちが暮らしていて、それが普通のことだった。
だから、障害を持った人がいることも、老人がいることも、アル中のおじさんがいることも、ホモの人も、おなべの人もみんなみんな普通にいっしょくたに暮らしていた社会だった。
だからそんないろんな人のいる坩堝のような社会を自然に子供は受け入れて、大きくなっていったと思う。
だけど、今は違うなあ、老人は老人施設に入れるし、障害者施設もあるし・・・・・それにわたしたちは近所の中学生から、低学年の子供たちがみーんないっしょになって、外で遊びまわっていたけれど、今は中学生から小学生まで、20人もで遊ぶことなんてまずないもの。
子供たちも少年も少女も排他的になるのは自然かもしれない。自分とはまったく違う人間を受け入れないことはすごくこわいことだ。
ホームレスの人を受け入れない、呆けた老人を受け入れない、障害を持ったひとを受け入れない、政治でさえ弱者はどこかで負担を強いられているような社会だ。
どうしたらいいんだろう?みんな同じで生きているという当たり前のことが当たり前な社会になるには、どうしたらいいんだろう?
うーん、とけっこうマジで考えたりもたまにはする。

きょうは会議があって、小諸市に行った、おいしいおそばも食べられた。真っ白なアルプスの山々がすげえきれいに見えた。
そして、2月に社員旅行でみんなで博多に行ったとき買った「グリーンジャンボ宝くじ」を忘れていたので、調べてみた。
もちろん、300円しか当たってなかった・・・・
宝くじが当たったら会社の借金を耳をそろえて返したい!というのが夢。


楽きいっ!

2006-03-17 16:37:40 | Weblog
きゃあ、うれしいです。日本がWBC、準決勝進出です!
思いがけず、メキシコがアメリカに勝ったので、日本はまた韓国にリベンジするチャンスができました。
うーん、こんなことってあるんですねえ。わたしはとくに野球が好きというのでもないですが、王監督は大好きなので、うれぴいよお。
19日の韓国戦はぜひとも勝ってほしいです。タイトルの「楽きい~」は今朝会社に来る途中で、前の車のペリカン便に貼ってあったシールで、最初なんだかなあ?と読めずにいたのですが、赤信号で止まっている間、ずっと見ていたら、「そっか、ラッキーって書いてあるのか!」とわかったので、タイトルに使って見ました。
車のシールってすごくおもしろいのがあって、「お金持ちはアルトに乗る」っていうのもみたことがある・・・・・
「積載量積めるだけ」っていうのもあったけど・・・

おめでとうございまっす!王監督、そして日本選手の皆様、どうか最後まであきらめずに力いっぱいがんばってくださいね。

春の嵐が午前中でおさまって、午後はいいお天気になったぞ。

坂を転がっているような朝

2006-03-16 15:25:38 | Weblog
どこの家も例外なくおかあさんがとても大変な朝。
わたしも朝だけで一日のエネルギーを49.65%使ってしまうような気がする。
朝は毎日6時20分に起きる、そして1回目の洗濯を洗濯機にまかせ、3つお弁当を作る。
そのあと、きょうはゴミの日なので、ゴミをまとめて外に出す。
7時ごろ起きてくるみんなに朝ごはんをササッっと作って並べたら、2回目の洗濯をしながら、1回目の洗濯物を干しに庭に出て、空を横目でふっとながめて、それでもあまり考えることはなくて、手と身体だけを動かしていくと、だんだん目がつりあがっていくような気がする。ここらへんになるとちょっと休みたくなるが居間には朝ごはんを食べた食器を片付けない高校生の娘にまた目がつり上がってくる。
みんなが出かけてしまうと本当に「ほっ・・・」とするんだけど、「風のハルカ」を見たら、大急ぎで着替えて、顔を一応整えて、8時50分に家を出て会社に行く。会社に着くと思わず大きなため息がでちゃうよ。
なんだかなあ・・・・毎日、毎日、転がっていくような朝でほとほと・・・・いやだねえ。いつかわたしにもゆっくり空を見上げながら洗濯物を干す日がくるんだろうか?
今はババちゃんが施設に入れてもらったので、楽にはなったけど、ババちゃんがいたときは、起こしたり、着替えさせたり、オムツをかえたり、顔をふいたりするのに大変な時間がかかったし、ご飯をぜんぶミキサーにかけて流動食を作って、それを食べさせるのも仕事だった。
忙しい朝にババちゃんが、「こんなに朝からおかあさんは何処へ行ったの?」とか「きょうは山にきのこを取りにいく」と言ったり、現実からとんでもなく遠いところにぶっ飛んでいるババちゃんの言葉になんだか可笑しいので、力がへなへなとぬけていくような気がしたものだった。
ぶっ飛んでいてもボケちゃっていても、話をしていた頃のババちゃんがよかった・・・この間の日記に書いたように、今はほとんど施設に行ってもしゃべらなくなってしまったので。
でも忙しくても、大変でも、家族がみんな元気で健康でいたらいいとどこのおかあさんも思ってるよね。
と悟りつつ、たまには、「ふざけんなよ!」っと脱いだものもそのままになっているお父さんや息子にブチ切れたりしているのでした。

楽ーになるときは、死ぬ時かも・・・・・?

みーんな同じ

2006-03-15 11:42:28 | Weblog
娘が仕事から帰ってくると、働き始めた施設のできごとを聞くのが、日課のようになってきた。知的障害という病気も人それぞれにまったく症状が違っていて、人間というか生命のとてつもない深さを思い知らされる毎日だ。乾燥機の回るのが大好きですぐにスイッチを入れてしまうひと。落ちている小さなものをなんでも食べてしまうひと。ことばを発しないけれど、音楽が大好きなひと。話すときは過去形があるのに日記を書くときには過去形がなくなってしまうひと。だけど、思うんだ。みんな同じ・・・・健康なひとも障害を持つひとも何も変わりはしないってこと。健康なひとだってどこかにこだわりを持っているし、乾燥機が大好きなひともいる。ざっくばらんに言えばたぶん命を持つものはきっとみんないっしょだって思う。娘は変な同情もなく、ある意味で客観的にしっかりと障害を持つひとたちと真正面から向き合って仕事をしていると母は思う。そして日々、それは自分と向き合っていることにも通じているのだろう。これから仕事をしていくと、きっといろんなことに迷ったり、立ち止まったりするだろうな。いろんな話を聞いてわたしもいっしょに考えてあげられたらいいなと思ってる。それはわたしも自分と向き合うことになるだろうから・・・・

げっ!喧嘩の日記から一変して、けっこう真面目な家族の一面も見え隠れしてるじゃん!?



こだまは避難

2006-03-13 16:44:54 | Weblog
昨日の夜は、我が家は最悪!取っ組み合いのけんかです!いい年をした長男と長女が・・・・・我が家の面々はすごく血の気が多くて、けんかとなると足蹴り、パンチとところかまわず、なりふりかまわずですねん。我が家にはけんかの化石がいっぱいあります。まず壁に穴があいているし、天井にはケチャップをぶっかけたあとがあるし、食器棚のガラスは割れて(これは現在新しいのにとりかえましたが・・)こんな家って世の中にあるんだろうか?と思ったら「寺内貫太郎一家」を思い出した!亡くなった久世さんの作品でしたねえ。あれはいいドラマだったなあ。ただ、けんかの後は、けっこうケロッとして、後に引かないのはすごいです。ただ体力消耗するので、けんかしたあとはみんながどっと疲れてぼおっとしてます。みんな泥のように眠るでしょう?ういうときは猫のこだまはすうっと誰もいない部屋に避難しているので、空気を読むのがうまいなあと可笑しいです。もう私も慣れているので、止めには入るのですが・・・・だいだい血の気の多さは実家の父ゆずりだと思うのです。お父さんの実家の父は大昔やくざ屋さんで、とても義理人情にあついじいちゃんで、わたしは大好きな父です。けれどやっぱり血の気が多いのは遺伝でしょう、アハハ・・・

耳をすますと、夢をみる。

2006-03-11 15:51:18 | Weblog
きのうの夜は、だらだらとテレビを見てしまった。読まなければいけない本も山積みなのに、つい「倖田來未ちゃんってカッコいいなあ」と歌番組を見始め、そのあとの「耳をすませば」までしっかりみてしまった。「耳をすませば」はもう3回も見ている映画で、でも見るたびにうれしいというか、元気をもらうのです。最後まで見てちょっとうるるんとして、さて本を読もうとベッドにもぐり込み、最近老眼が進んできたので、どうも本を読んでいるとつい眠くなってきてしまう。ベッドの周りは本だらけで、本棚に入りきらない本、読まなきゃいけない本が積み重なり、2階の床はかなりの重圧に耐えているだろうし、地震がきたらヤバイかも・・・・・どうやって片付けたらいいのか手付かずのまま埃がたまっていく。老後は古本屋のばあちゃんか、駄菓子屋のばあちゃんか、お惣菜やのばあちゃんになりたいなあと思っているけど、古本屋さんなんて今時は流行らないなあ、でも揚水の歌に出てくる小春おばさんなんて理想だなあとか、想像しながら、あっという間に眠ってしまう。夢を見ていた。3年1組だった中学生の頃、夢の中では卒業式のあとで、みんなで春めいた光の差し込む教室にいる。卒業してしまったので、明日からは学校にこれないし、かといってどこにも行き場がないような悲しい気持ちに占領されていて、行き場の無い集団といった感じのみんなはどこかせつない背中を抱えていた。なつかしい友達の顔を朝起きたらはっきり覚えていて、そのなかにはもう死んでしまった友達もいた。朝の光のなかで、ぼおっと夢のことを考えていた。夢の中の行き場のない気持ちだけが、妙にリアルな感情を伴っていたのは、なんか不思議な感じがした。

土曜日も休みではないので、さあ今日もがんばるか・・・・しんどい・・・・

春風じゃあなくて春カビ?

2006-03-10 16:56:25 | Weblog

冬が終わりつつあるなあって感じがする。この冬我が家はみんな風邪らしい風邪もひかずに元気で過ごせたのは、ひとえにがんばって食事に気を使って作っているわたしのおかげ・・・と自負している。
冬は根菜を食べるといいと思う。にんじん、大根、おイモ類、ゴボウ、などなどは身体を温めるのである。逆に夏は身体を冷やすトマトや、きゅうり、なすなどがいい。結局しゅんのものを食べることが一番ベストだという当たり前のことなんだけど。
でも日本人ってあくの強いものが好きなんだなあと思う。春はウドとか、ふきのとうとか、おいしいよねえ。ウドは大好きで、皮もきんぴらにするとめちゃおいしい!レンコンは日本では根を食べるけど、ベトナムに行ったときは蓮茶をどこででも飲めて、おいしかったよ!サラダに蓮の葉も使ってました。
元気で冬を越せたなあと思っていたら、お父さんの舌が真っ黒になって、医者にいったら、カビだと言われた。ゲッ、カビ人間になっちまったのです!
「なんで?何なの?」家族みんながお父さんの舌を見て、気持ち悪いと言うのですが、本人はかわいそう・・・・・今検査をしてもらってますが。
そういえば水虫もカビだよなあ・・・・カビちゃんも生きるのに必死で人の栄養とかをあてにしてるんだなあとなんだか生きることの凄さを確認してしまったのでした。
お父さんは「カビキラーはどうだ?」って・・・・本気かい。

きょう前を走ってる車に貼ってあったシール「彼女以外乗車禁止」って?
そんなの貼っちゃっていいのかあ、誰も乗らなくなっちゃうよお。