S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

発情期なんてないっスよ。

2006-03-22 16:06:35 | Weblog
息子の誕生日である。だいたい男の子は誕生日には無関心でもあるけど、おーい、26才にもなっちまっただよ!わかってんのかいな。
我が家の子供たちは3人続けざまに誕生日がくるので、友達には「発情期があるんだね」とバカにされたけど、わたしはけっこう計算高い人間なので、一生のうちそんなに着る予定もないマタニティーの服を同じ時期なら買わなくてもすむと計算したうえでのことだったのでした。(?)
初めての出産もあっという間に生まれてしまい、助産婦さんからは「初めてでこんなに楽なら毎日産んでもいいわね」と言われ、じょうだんじゃないっすよ、こんなにブロークンな思いを毎日できるわけがなかろう・・・と怒った思い出があります。
次女のときもそうでしたが、けっこう大騒ぎをしてあとで先生や看護婦さんたちに「よく騒いでたわねえ」と笑われた。そのぐらい痛かったのですよ。
息子が生まれた日は春の大雪が降った日で、もうあれから26年もたったのです。長女ももうすぐお誕生日が来ます。
長女は今、自閉症の人がパニックを起こしたときの対処の仕方をどうしたらいいのかとけっこう考えています。自分よりずっと背が高く身体の大きなひとだと、パニックを起こしたとき、押さえることがむずかしいのですが、押さえることしか方法がないようです。長女の毎日はかなりいろんなことがあって大変な毎日みたいですが、いっしょうけんめいで、そしてきちんと接していてきみは偉い!と母は思うのです。
自閉症という病気はわからないことも多いし、人それぞれ症状も違ったり、自傷行為もあったりで大変ですが、音楽が好きな人も多いし、絵をかく人も多いみたいです。わたしは長女があせらず、少しずつ仕事になれて施設の入所しているひととも少しでも心が通い合えるようにと願ってます。すごく不思議だなあと思ったのは、絵を描くとき、絵筆を縦にしか動かさない人のこと。絵を描くとき以外は普通に手を動かしているのだそうです。娘の話を聞いていると人間の不思議さを毎日感じます。

子供たちが小さいときは、子育てはほんとにおもしろかった!それこそ毎日いろんなことを発見して、3人ともまったく違った人格を持っていて、子供を育てるのって、めちゃくちゃすごくておもしろい!小さい子を育ててるお母さんは細かいことに気を使わないでいっぱい今を楽しんでほしいなあと思うのです。