きのうの夜は、だらだらとテレビを見てしまった。読まなければいけない本も山積みなのに、つい「倖田來未ちゃんってカッコいいなあ」と歌番組を見始め、そのあとの「耳をすませば」までしっかりみてしまった。「耳をすませば」はもう3回も見ている映画で、でも見るたびにうれしいというか、元気をもらうのです。最後まで見てちょっとうるるんとして、さて本を読もうとベッドにもぐり込み、最近老眼が進んできたので、どうも本を読んでいるとつい眠くなってきてしまう。ベッドの周りは本だらけで、本棚に入りきらない本、読まなきゃいけない本が積み重なり、2階の床はかなりの重圧に耐えているだろうし、地震がきたらヤバイかも・・・・・どうやって片付けたらいいのか手付かずのまま埃がたまっていく。老後は古本屋のばあちゃんか、駄菓子屋のばあちゃんか、お惣菜やのばあちゃんになりたいなあと思っているけど、古本屋さんなんて今時は流行らないなあ、でも揚水の歌に出てくる小春おばさんなんて理想だなあとか、想像しながら、あっという間に眠ってしまう。夢を見ていた。3年1組だった中学生の頃、夢の中では卒業式のあとで、みんなで春めいた光の差し込む教室にいる。卒業してしまったので、明日からは学校にこれないし、かといってどこにも行き場がないような悲しい気持ちに占領されていて、行き場の無い集団といった感じのみんなはどこかせつない背中を抱えていた。なつかしい友達の顔を朝起きたらはっきり覚えていて、そのなかにはもう死んでしまった友達もいた。朝の光のなかで、ぼおっと夢のことを考えていた。夢の中の行き場のない気持ちだけが、妙にリアルな感情を伴っていたのは、なんか不思議な感じがした。
土曜日も休みではないので、さあ今日もがんばるか・・・・しんどい・・・・
土曜日も休みではないので、さあ今日もがんばるか・・・・しんどい・・・・