靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

内に生き続けます

2011-06-24 01:52:33 | 出来事や雑感や (その他)
フェアバンクスで3週間前に会った恩人Sさんが亡くなった。
http://blog.goo.ne.jp/nmachika/e/5523b065b52ff740447f514abc3bbf53

Sさんの歌声、最後に「またね」と言ったSさんの表情、握った手の温もり。

私たちの内に生き続けます。


キャンプに行く前に、Sさんが意識を失い延命措置もはずされたと、あと数日の命だろうと聞いていた。

長男が崖から落ち奇跡的に助かったと知ったとき、Sさんの顔が浮かんだ。ああ、最後の最後までお世話になったんだな。

長男の事故から半日後、Sさんは安らかに息をひきとった。


Sさんが多くの人々に与えた温もり、ここに、私の中心にも。

この温もりと共に一歩一歩、進んでいきます。


Sさんに出会えたこと、この世で少しでも一緒に過ごさせていただいたこと、ありがとうございます。


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12 コメント

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Unknown (メルモ)
2011-06-24 05:41:19
そうですか。Sさん、お亡くなりになられたんですね。
一度もお会いする事はなかったけど、すごく寂しいです。
Sさんのご冥福をお祈りします。
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Unknown (ベニーベンソン)
2011-06-24 11:09:20
心からご冥福お祈りいたします。

合掌
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Unknown (こころ)
2011-06-24 17:24:49
人の死とは
不思議なもの
私も
何度も
死を考えなくてはならない
状態になります。
自分の癌
でも命がつづいて
なんと
補導委員の副会長になり
副会長になったから
保護司になりました。
私の命は
私のものであって
私のものでない
本当に不思議です。
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メルモさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-06-25 00:00:50
Sさんにお世話になった人、数え切れないと思います。私のなかでのフェアバンクスに何だかぽっかりと穴があいたようなイメージです。なぜこんなことに、と答えの無い問いを問い続けてます。

Sさんの思い出を胸に、歩いていきます。出会えたことに感謝しつつ。

メルモさん、ありがとう。
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ベニーベンソンさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-06-25 00:31:37
アラスカの母のような方でした。

ご冥福をお祈りしています。

ありがとうございます。
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こころさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-06-25 00:56:15
私はこころさんが置かれている状況を知りませんでした。いつも前向きで明るく元気溢れる日記を読み、励まされていました。

周りに力を与えるような言葉や活動の背景に、そういった状況があったんですね。こころさんの言葉の透明さ、何の曇りもないピュアな力を思います。

>私の命は
>私のものであって
>私のものでない
こころさんの活動に存在にこの言葉の全てが体現されてます。

こうしてネットを通し出会って下さってありがとうございます。心より応援しています。

返信する
Unknown (OAYABAKA)
2011-06-25 01:07:52
Sさんは、まちかさんにレジェンド残したんだね。
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Unknown (よっちゃん)
2011-06-25 16:52:39
お見舞いに行かれたと日記で読んだ時はきっとお悪いのかな?と思っていました。
自分の今ある幸せのキッカケを与えてくれた人を亡くされたのですね…
寂しいですね。

長男くんの怪我は、必然であったかもしれませんね。
長男くんの腕を見たらSさんを思い出す。
Sさんを思い出したら「あのとき長男くんが骨折したなぁ」って

亡くなった人への最大の供養は、心配させないように生きる事。
お墓参りなんて必要なくて、いつも心で偲んで、私頑張って生きています、見てて下さいねって言える自分であること。

ご冥福をお祈りします
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OAYABAKAさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-06-26 05:10:17
レジェンド、なるほどです。思い出を胸に生き続けることで、伝説となっていくのかもしれません。Sさんが内に残してくださったもの、大切にしていきます。

ありがとう!
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よっちゃんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-06-26 21:27:33
病気と知らされたときに医者の言う余命も聞かされていました。それでも信じられず、お会いした後も、きっと治ってまた元気なSさんに戻るのだろう、と思ったり。

少しの間でも一緒に過ごせたことに感謝しつつ、思い出をかみしめています。

>長男くんの腕を見たらSさんを思い出す。
Sさんを思い出したら「あのとき長男くんが骨折したなぁ」って

そうかもしれないね。そうやってつながって記憶されていくのかもしれない。

>お墓参りなんて必要なくて、いつも心で偲んで、私頑張って生きています、見てて下さいねって言える自分であること。

大きな試練を乗り越えてきたよっちゃんの言葉、胸に響くよ。よっちゃんはそうして暮らしてるんだね。Sさんに会わなかったらこの世にいなかっただろう5人の子供たち、しっかり育てていかないとね。それが最大の供養なのかもしれません。

ありがとうね、よっちゃん。
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